自分を変身させる方法とはB (人間の個性について)

★人間の短所というものは、ひっくり返すと長所となり、長所を逆に見れば欠点となることをご存知だろうか。気が弱く、遠慮ばかりして思うようなことができないというのは、欠点かもしれないが、その半面、やさしくて思いやりがあるというのは長所となる。気が短く、すぐ人とケンカしたりする性格は欠点となるが、逆に見れば、決断力があり、すぐ行動に移れるという長所があるといえるだろう。
★素直な人は、人の言うことをよく聞くが、人の影響で考え方が変わりやすく頼りにならないともいえる。強情な人は、他人のいうことをなかなか聞こうとはしないが、自分の言ったことはやり通す傾向が強いので頼りがいがあるとも考えられる。
★慎重な人は、大きな失敗がなく安心できるが、思いきったことができないので大成しないかもしれない。積極的でやる気のある人は頼もしい半面、とんでもない失敗をしでかすかもしれない。
★このように長所の反対の面は短所であり、短所を裏返せば長所となるのである。したがって、自分自身がどのような性格であっても、卑下する必要はまったくないといえよう。
★人間は、だれでも他人にはかえられない特質を持っている。その特質がその人の長所であり、短所でもあるのだ。つまり、長所といい短所といっても、同じ一つの特質がどのように現われるかの違いにすぎないのである。
★持って生まれた人間の性分は後世まで変わらない。ただ、その現われ方は接してきた環境により変化する 。即ち善悪いずれかに現われてくるのである。良い面に現われれば長所。悪い面に現われれば短所となり、個性が作られていくのだ。作られた個性はその人の傾向性となっていく。だが、人間の性分はそれだけではない。つまり、自分でも気づいていない性分を潜在的に持っているのである。
★「自分を変身させる」ということはどういうことなのか……それは、「自分の短所を良い面に現す」ことであり、「未だ現われていない性分を顕在化させる」という二点であるといえるのではないだろうか。
★「自分を変身させる方法とはC」へ……つづく。




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