おい、越前。

 

         何、やってんだよ?

 

         何、そんなシケた面してんだよ?

 

         いつもの俺様が好きな生意気な威勢はどこいった、アーン?

 

         選抜に選ばれなかったぐらいでンな面してんじゃねーよ。


         そんなことしている暇があるンだったら、上がって来いよ。


         その俺様を気に入らせた力で這い上がって来いよ。

 

         誰がお前にそんな面をさせた?

 

         誰がお前を俺様に近づけさせない?


         そんなヤツ鼻っからいるわけねーだろ。


         いたら俺様の美技で酔わせてやる。



         だから、越前。

 

         お前は俺様のステージに上がって来い。


         自分の力で・・・。


         俺様とつり合う事を他のヤツらに見せつけて。


         俺様は越前。


         お前と戦いてーンだよ。


         相手がアメリカだろーが、他の国だろーが、ンなことはカンケーねー。


         よは、お前が俺様の傍にいればそれで良いンだよ。

 



         ♯後書き♯

         皆様、こんにちは。 

         BL手紙第一弾の塚リョ手紙と同様、この作品を早朝に仕上げている柊沢です。

         BL手紙第二段の跡リョ手紙はいかがだったでしょうか?

         前作より内容が少なくて申し訳ありません。(土下座)

         一応、第一弾よりかはストレートに気持ちを出してみたつもりなのですが、これ

         は言い訳ですよね?

         塚リョの後書きでも申しましたが、今作は、以前『日記』で申しました「純黒な

         贈り物」です。

         手塚君の行動もショックだった私は、彼のテニスコートでの檄も考えさせられました。

         そして、このような作品を作業(復讐?)しようと目論んだわけです。

         それでは、皆様からのご感想を楽しみにしています。