++僕の願いはずっとこれだけ・後半++
「英二。」
「ん?不二、なーに?」
「この前さ、僕のお願い、できる範囲なら叶えてくれるって言ってたよね?」
「うん。」
「僕、英二にできる範囲かわからないけど、ずっと前からのお願いが1つだけあるんだ。」
「マジで〜!?にゃに〜!?」
英二、興味心身だね。
まさか、恋人になってなんて言われるとは思ってないんだろうな。
これ言ったら、英二はどう反応するかな?
・・・拒絶?・・・軽蔑?・・・それとも喜んでくれるのかな?
「不二ぃ〜。早く教えてよ〜!!」
英二、いいの?
本当に言っちゃうよ?
・・・覚悟してね。
「僕のお願いは・・・、」
「うんうん!」
僕は瞬間、英二にキスをした。
優しく、ゆっくりと舌も入れて・・・。
英二の唇は思ったより柔らかいんだな、と思いながら暫くしていた。
ようやく僕が唇を離したとき、英二の顔は真っ赤で、呼吸も乱れていた。
「不二っ、なにす・・・」
「僕のお願いは、英二の恋人になることだよ。」
「・・・・・。」
英二、黙っちゃた。
ショックだったかな?
そりゃそうだよね。
ファーストキスかもしれないものを、男に奪われるなんてさ・・・。
いまさらだけど、ごめんね英二。
でも、僕は本当に君のこと好きだから・・・。
「英二のできる範囲内・・・、じゃなかった?」
「にゃ・・・!?だって、そうなったら俺達ホモになっちゃうよ・・・?」
「ホモだなんて思わないよ。ちゃんとした恋人なんだよ・・・。」
「・・・・・。」
「ダメ、かな?」
英二が戸惑ってる。
急な状況にパニックを起こしてるのかな?
それとも承諾しようか迷ってるの?
でも、一度「Yes」って聞いたら、もう「No」は通じないよ。
僕は絶対離れないし、僕からは離させない・・・。
どうする、英二?
チャンスは今の1回だけだよ。
「俺は・・・、」
「うん・・・。」
「・・・不二とだったら別にいいよ。」
「・・・本当?」
「うん・・・。」
僕は、英二が出すだろうと思ってた答えと違って、嬉しかったが驚いたりだった。
まさか、本当にOKしてくれるなんて・・・。
「どったの、不二?」
「ううん、ただちょっと驚いただけ。じゃぁ、今日は僕達の恋人記念日だね。どこか食べにいこっか?
僕のおごりで。」
「マジで!?行く行く〜v」
「但し、おごりは今回だけね。」
「えー。毎回おごってよ〜。」
「そんなことしたら僕、破産しちゃうよ。あ、でも、結婚したらいつでもおごってあげるよv」
「結婚・・・///」
「そうv・・・英二、これからもよろしくねv」
「うんにゃ!こっちこそ!」
僕は、一番ほしかったモノを手に入れた。
こんなに嬉しかったことは今までになかったよ。
もう、絶対離さないよ。
ずっと僕を好きでいてね、英二。
前半
##あとがき##
相互リンク&ドリもらったお返しに、ということで歌穂様にプレゼントいたしますv
不二リョでくるなら不二菊で!て思ったから不二菊にしてみました〜v
初の不二菊!!
不二菊も好きだしねvv
イエイイエイ☆
ってことで、送りつけー。
読んでくださってありがとうございました☆
‡Plun'derer=柊沢の有難くもないお礼状‡
こちらは、お心優しくも私のお友達になられた「MY☆LOVE」の管理人様であらせます星月蘭様から
相互&サイト祝いに送らせて頂いた小説のお返しに頂きました作品です。
前半でドキドキ後半でふんわり優しい感じが素敵でしたv
うんうん、私も不二菊コンビ好きですよv
いえいえ、こちらこそ素敵な作品を送ってもらっちゃって返って悪いことをしてしまいましたね。
それでは、これからもどうぞ宜しくお願いしますね。