ちゃん。
今年はやっと君と一緒に新しい年を迎えられるんだね。
時刻は23時49分。
もうすぐ迎えるカウントダウンに妙に気持ちが昂ぶっている。
まるで、童心に返ったようだなと思えば自然と笑みがこぼれて首を横に振った。
違うんだ。
ちゃんが傍にいるからこんなにも楽しいんだ。
さっきは……そのぉ……無理をさせちゃったね。
まだ俺の腕はこんなにも温かいのは全部君のおかげだな。
知っているかい?
僕はずっと君だけを見ていたんだ。
ちゃんだけを愛しているんだ。
今日、君が奏でた曲を聞いているとその欲望を抑え切れなくて…。
本当にごめん。
だけど、ちゃんは頬を赤くしたまま答えてくれたね。
『私も……信武先輩を愛しています』からって。
正直言うと、君が俺を選んでくれたのが不思議だったくらいだ。
俺より魅力的なみんながちゃんを見ていたのに、その中の一人に過ぎなかった
俺を選んでくれた時ほど嬉しかったことはなかった。
でも、その分心配だったんだよ?
君はとても可愛いからいつかは誰かが俺から連れ去ってしまうんじゃないかってね。
でも、それは誤った考えだったって解かったんだ。
さぁ、そろそろ起きようか。
カウントダウンが始まる。
僕とちゃんが一つになった初めての年がもうすぐで始まる。
♯後書き♯
うわぁ…裏風味がな〜い!←自分で書いといて言うなよ
初めて「金色のコルダ」王崎しかも、裏Dream手紙を作業しちゃいました。
なのに、こんな爽やかなものに成り下がってしまいました。
ぎゃ〜、すいませんすいません。
次回は自爆を踏まないよう努力しま〜す!