年に一度―――宍戸編―――
「……放して」
「イヤだっ」
懐かしい匂いが胸いっぱいに広がって足を動かすことができなくなる。
両の目を固く瞑るが、そうすることで昔の残像が蘇りそうで怖かった。
『…』
『やっ…やめっ!』
思考回路は逃れたい事実でも、ほんの一瞬で脳裏に再現させてしまう。
それは時によって残酷だった。
彼女は宍戸の腕から振り払うと、全速力で駆け出す。
「っ!」
背後を追いかける彼の声が耳に入ったがそんなことはどうでもいい。
今は、とにかく逃げたかった。
籠の小鳥が主人の隙をついて空へ自由を求めるように…。
昔は異性に触れられても、何も感じなかった。
だが、今は全てが違う。
他人に触れることを恐れ、怯える毎日。
そして、まわりから侮蔑されることを嫌い、孤独を選んだ。
誰も解ってはくれない。
誰にも話そうとはしない。
例え誰かに暴言を吐く勢いで愚痴ったとしても、単なる同情を買うだけだろう。
そんなものには用はない。
話を聞いてくれればそれだけでいいという問題ではない。
それなのに、誰かに解ってほしいと言う弱い自分がいた。
だから、見向きもしない。
自分自身さえ、この記憶に蓋を閉めていたかった。
頑丈な錠前を着けても封印を解くべきではない。
「はぁ、はぁ、はぁ……っ」
どれくらい走っただろうか、大きな交差点のところまで来ると膝に
手を着いて息をした。
肌はすっかり汗ばんで浴衣が必要以上に吸いついて来て気持ち悪い。
「…あぁせっかく、一緒に来てくれたのに黒羽君に悪いことをしちゃった。
帰ったら謝らなきゃ」
さすがに、こんな時間に女の子一人があの場所に戻るわけにもいかない。
仕方なく信号機が青になるのを待とうと正面を向いた少女の顔が引きつった。
その先には去年まで我が家だった高級マンションがまるで、待ち構えていた
かのように立ちはだかって
いたのだ。
ドクッ……ン。
瞬時に瞳孔は開き、鼓動はもっと高く低い音色を体中に響かせた。
怖い。
もう、思い出したくないのにも拘らず、開かれた記憶の扉はあふれ出す
洪水の如く、止めることはできなかった。
目の前の光景は全てあの時を映し出している。
記憶と一緒に蘇るのは声と衝撃だった。
『…』
『えっ?』
もうすぐ、22時を回る頃、事件は柊沢家で起こった。
TVドラマの最終回を見ている彼女は帰ってきた父親に呼ばれて振り返ると、
いきなりカーペットの床に押し倒された。
『あたた…もうっ、いきなり何するのよ』
強く瞼を閉じていた少女が片目を開くと、彼は小柄な少女に覆いかぶさるような
体制でこちらを見下ろしていた。
いくら近所から仲良し親子で有名とは言え、年頃の娘には聞かない話である。
『…いくら何でも冗談と冗談じゃないことの区別くらいつくでしょうが』
『冗談?……ふふっ、冗談でこんなことをやると思うのか?』
あざ笑うかのような声を漏らすと、の胸を緑のキャミソールの上から触った。
『なっ!?』
『なぁ、。俺たち、血が繋がっていないって知ってた?俺はずっと信じて
いたんだぜ。…それなのに、お前はママの元仲間とデキた娘だなんてなっ!』
怒りとも悲しみとも区別のつかない父親は、彼女の首を絞め上げる。
震える掌の感触がさらに、少女を絶望へと誘う。
『…。……大好きだったよ』
『やっ…やめっ!』
細い首を握り締める父親の目からは数滴の涙が落ちて、息も絶え絶えになった
力いっぱい抵抗を試みるが、どれも不発に終わってしまう。
次第に声を出すことも敵わなくなり、脳裏には十年間も共に過ごした
幼馴染の顔が過ぎった。
強く閉じた瞳からは涙が溢れ、少女に短い人生を告げさせた。
ドサッ!!!
だが、その最後の審判は未遂に終わった。
『ごほっごほっ…』
手の力が抜けると、突然肺に入ってきた久し振りの空気を貪るように欲しがる。
肌はびっしょりと汗を掻き、体中で平安を欲した。
だが、頭にまで空気が回ると、途端に現状が知りたくなるものである。
恐る恐る体を起こすと、14歳の少女にしてはあまりにも酷なことが
待っていた。
『マ…ママっ!!』
『……』
目の前には倒れている父親、自室のドアに阻むように立つ母親は包丁を
握り締めている。
もう、子供ではないにはそれが何を意味しているのか解っている。
だが、信じたくない事実だってこの世にはたくさんあった。
血の着いた凶器を今も握り締めている彼女は、完全にどこかに
飛んでしまっている。
ヤバイ。
こんな両親を目にしたのは勿論初めてで、どう対処すればいいのかが
全然情報として頭に入ってこなかった。
『どう…して……あの人は私の言葉を信じてくれなかったの?は
私達の子供なのにっ』
瞳を強く瞑った時、そんな悲痛な声を耳にした気がした。
けれど、もう、少女の意識は平常を保てず、記憶はそこで途切れてしまう。
これは、悪い夢だ。
そう信じたいもう一人のがいた。
だが、次に目が覚めた時には、部屋を警察の人間に徘徊されている頃だった。
そんな現実逃避など叶う筈はないことは知っていたのに。
自室の床を染める血。
その上に横たわる三つの体。
まるで、予想しなかった訳ではない。
しかし、そんなTVのようなことが日常にある筈はないと、思い込んで
いたのかもしれなかった。
昨夜は自室の窓を換気のために少し開けていたので、それで声が外に漏れ
不審に思った近所の住人が警察へ通報してくれたらしい。
後から知らされたことだが、が気を失った直後、母親は自殺を図ったそうだ。
その事実を知った少女はさらに、愕然としたことは敢えて言うまでもない。
自分があの場で正気を保てていれば、二人の命も失われることはなかった。
法律上、被害者の立場であり、遺族の彼女に何のお咎めもない。
だが、少女の心にはすっかりと鮮明の罪として残ってしまった。
赤黒い滴る血の匂いと共に…。
「っ!」
「っ!?」
彼女が正気に戻ると、いきなり正面から抱きつかれた。
信号機は何度目かの赤い色を点滅させている。
すでに月が煌々と照っている時間だこの交差点には少女しかいなかった。
だが、今、自分を思い切り抱きしめてくれる人物に心辺りがある。
ジーンズ地のキャップ帽を後ろに被った少年。
体を折り曲げるようにして背中に回した腕に力がこもっていて息をする
のが苦しい。
「りょ、亮ちゃんっ!?」
会いたかった。
まるで、何年間も別の時空を生きてきた心境だ。
河川敷からここまでは僅か15分であった。
日頃、トレーニングで鍛えている宍戸にとって、容易い距離である。
それでもすぐの後を着いていかなかったのには彼なりの訳があった。
「おいっ!アイツの後、追わなくていいのかよ!!」
彼女の姿が見えなくなって何分も経たない内、背後にいた黒羽が正面に
躍り出て少年の肩を掴んだ。
「……」
しかし、宍戸は返す言葉が見つからず唇を噛んだまま目を逸らす。
触れてはいけない過去を無理やり思い出させてしまった。
誰よりも大切な存在であるを…。
彼は全てを知っていた。
あの日、彼女の住んでいた高級マンションの管理人に噛みつくような勢いで
詰め寄り半ばカツアゲ気味に薄情させた。
父親に殺されそうになったこと。
それを助けようとした子犬が彼の餌食になったこと。
その光景に我を失った母親が夫を刺した後、自害したこと。
誰も救えなかった。
その時、ふと、彼女の心境が見えた気がした。
自分のせいで、三つの命が犠牲になってしまったのだ。
それは、気分が滅入ってしまうだろう。
だが、だからと言って、負けないで欲しかった。
生きていくというのはそう言うモノだから…。
ゴッ!!!
「うわっ!?」
風を切る音がしたかと思えば、いきなり強烈な何かが頭上に
クリティカルヒットしたのだ。
「っう……いきなり何しやがるんだ!」
その衝撃で音を立てて地面にしりもちをついてしまうが、自然と体で受身が
取れてしまうため痛みは感じない。
コブでも出来てしまったのではないかと思うくらいひりひりとしている
頭を手で押さえながら片目で怒りをその犯人へとぶつけた。
だが、本人は逆に鬼の形相でこちらを睨みつけている。
「うっせぇ!いつまでもうじうじしやがってそれでも男か!!
さっさと、を追いかけろよ!!!」
「……でも」
「つべこべ言ってんじゃねぇよ!理由はどうであれお前はアイツのこと
好きなんだろーが!!その気持ちは飾り物か何かか!!!」
「黒羽…」
「悔しいが、が必要としているのはお前だ。だから、宍戸。お前がアイツの心を
癒してヤレよ。
俺の分までを幸せにしてヤレよ」
黒羽の手を掴み立ち上がると、浴衣についた汚れも気にせずに河川敷を
後にした。
ちょうど、あの時、教室を飛び出したように。
「良いってそんなことをしなくても。それより恋句始まっちまうぜ」
「良くない!こんなに浴衣を汚して。一体何したの?」
自室に戻ると、余計に明らかになった尻の汚れに彼女は母親のようなことを
言った。
まさか、河川敷で彼ともみ合いになったとは言えない。
それも、目の前で頬を膨らましている少女が原因でだった。
久し振りの宍戸家に来た早々、に脱げと言われた時、予想はしていたしたが、
がっかりするのが年頃の少年というものだろう。
宍戸は大きくため息を吐くと、今置かれている現状を思い出した。
今日も両親は遅くなると言っていた。
兄は、友達と勉強会と評して飲み会でいつも朝にならないと帰って来ない。
今はこの二人だけなのだ。
そう思うと、彼女を余計意識してしまう頭を強く左右に振った。
傷心の少女をどうこうしたいという人間にはなりたくはない。
自室のベッドに寝転びながら洗面所を借りる、と言ったを待った。
あれからあの言葉が脳裏を過ぎるたびに少女への想いを一層強くしていた。
だが、少年には自身を探せなかった。
管理人に詰め寄ったあの頃、渡された走り書きのメモ用紙。
それに書いてあった言葉がまるで、それまで待ってほしいと自分に
訴えているようだった。
本当は先程再会した時みたく宍戸に抱き止めてもらいたかっただろう。
大好きだった父親に裏切られた殺人未遂。
自分の身代わりで失われた名もない命。
夫を刺して狂った母親。
何故あの時、垣間見たあの世に逝ってしまはなかったのだろう。
そうすれば、誰も傷つかなくて済んだ。
いや、それもむしの良いエゴなのかもしれない。
たった一つの想いのために死ねなかった。
彼の部屋を出た後、彼女は音も立てないように浴衣を抱きしめる。
残り香に包まれ、どうせ洗うのだからと涙を声と一緒に降らした。
あれから重い十字架を背負った彼女は生きる気力さえなかった。
ただ、幼馴染の少年を想って今日までと、そんなことばかり考えていた。
だが、それを救ったのがあの黒羽であった。
彼はまわりの誰とも似つかなかった。
それは少女の少年への気持ちを覆させるほどであった。
でも、結果的に宍戸を選んでしまった。
もう、迷わない。
乱暴に手の甲で瞳に溜まった涙を拭うと、背中を向けていたドアを
ノックしようと振り返る。
いきなり男性的な胸とぶつかり、声が思うように出せなかった。
しかし、部屋の中にいたのは十年以上見知った幼馴染の彼だけである。
だから、当然宍戸のはずなのだが、どうしたことだろう緊張して体が痺れて
いるように動きが自由に取れなかった。
だが、その疑問は少年とて同じことである。
を呼びに行こうとしてドアを開けたら本人がいたのだ。
こちらが体を固まらしていると、バサっと、何かが落ちる音がした。
それは考えるまでもない宍戸の浴衣である。
「…」
「亮ちゃん」
体が熱い。
熱さに浮かれたのか、頭が理性の言うことを利かず片腕で彼女を抱き寄せ、
もう片方の手でその顎を掴んだ。
思考回路で停止を何度も促したが、もう、後戻りすることは出来ない。
「…好きだっ。ずっとお前が好きだった」
「亮ちゃん。……私もっ」
その続きは言わせない。
「……っ」
わがままな唇を塞ぎ、顎を強く掴んで口内に難なく侵入した。
「んぁ…んんっ…っ」
息継ぎを知らない二人は角度を微妙にずらすことで、酸素を補う。
だが、オンからオフに下がったブレイカーは、停止も保留もなく、二人は
呼吸が乱れても互いの口内を犯し続けた。
「本当に良いのか?後悔しないか」
深いキスを繰り返して腰が砕けたように足場を失ったを抱き上げ、ドアを足で
こじ開け自室のベッドに優しく下した。
左の手の甲に口づけて彼女の髪を優しく撫でる。
すると、気持ち良さそうに目を細め声の変わりに首を縦に振って答えた。
頬はほのかに赤らんで、こちらをじっと見ている。
そんな少女が愛しくてもう一度唇にキスをした。
「んんっ…」
先程のような濃厚なものではないため可愛らしい言葉を離れた直後に囁く。
紫地の浴衣の上から丘を触ると、彼女の手がそれを制した。
「どうしたんだよ?」
「…自分で脱ぐ。皺に…なっちゃうし」
「大丈夫だって。最近の浴衣はちっと丈夫に出来ているんだぜ?それに
着付けなら俺できるから」
「そういう問題じゃ…」
少女が下でぶつぶつと言っているのが愛しくてつい、有無を待たない内に
首筋を強く吸い片手で丘を揉みしだく。
「あああっ!」
「声殺すなよ?今、俺たち二人だけなんだからなっ」
「そんなことっ…あっ…言ったって……っ」
浴衣を両肩が見えるほど肌蹴さすと、躍り出た白い二つの丘の頂きを
指の腹で転がす。
その行為だけで顔を紅く染める彼女を自分のモノにしたかった。
あんな過去など忘れさせるくらいに愛したい。
「亮ちゃんっ」
「そんなっ…っ!」
頂きを口に含めば舌で愛せば愛すほどに形を変えていくのが解った。
の強く閉じられた瞳からは次第に快楽を求めた雫が頬を伝ってシーツを濡らす。
口と指先で胸を愛撫しながら片手は器用にも黄色い帯を解きにかかった。
「あっ……っ……んっ」
「愛してるぜっ、っ」
「あっ」
丈夫そうに見えてもやはり、単なる布に過ぎない。
一度引き抜いただけでするりとベッドの下に落ちてしまった。
「っ!」
帯がなくなったことで淫らに肌蹴る浴衣に思わずドキリとしてしまう。
「見ないでっ」
頬を染めて身を捩った彼女は下着を身につけていなかった。
だとしたら、こんなにも感じてしまっているのだから浴衣も濡れているはずだ。
「おっおばあちゃんが…その…下着を着けているとキツイから……って」
口の中でごにょごにょと言う少女が可笑しくてつい、いじめたくなる。
「じゃ、感謝しなくちゃな。俺に手間を省けさせてくれたんだからな」
「ちがっ」
弁明しようと口を開けたの体を抱き起こしてディープキスする。
そんな言葉など解っているし、今は一瞬たりとも自分以外のことを
考えさせたくなかった。
舌の動きは湧き上がる快楽が教えてくれたのか、最初にしたものとは
明らかに違った動きをしている。
片手で後頭部を鷲づかんで固定すると、もう片方の手はするすると下半身の
もっとも敏感な部分を目指した。
「あっ……ダメっ」
蜜壺に辿りつくと、そこはすでに溢れさせていて軽い水溜りのような
場所ができている。
「何がダメなのか教えてくれよ?何も言ってくれなきゃ解んないだろ」
知っているくせについ、彼女をイジメたくなってしまう。
そっと触れただけなのに、蜜をどんどん溢れさせ、言葉とは裏腹に少年の
訪れを今か今かと待ち浴びているかのようにひくひくと動かせていた。
「少し痛いかもしれない」
「やっ!?」
快楽に酔った足を開かせ、昂った自身を中心に宛がい、一気に貫く。
「いっ!?」
濡れきった秘部は直に宍戸を受け入れ、侵入すると今度は逆に内壁に
締めつけられる。
一番敏感な箇所を犯されている所為なのか、力を失った両の太股を掴み、
それにも関わらずに最奥を目指した。
「アッ…あっ……っ」
「あ……ぁ…」
激痛から次第に快楽に変わり、シーツを掴んでいた手が彼の背中へと回された。
「あっ…アッ……アアッ」
「っ・・・」
「亮ちゃんっ!」
呼びかけに答えるように少年を抱きしめる腕に力を込める。
その微かな応答が心地良くて頬に啄ばむようなキスをした。
「…もうっ」
最奥に白濁した欲望を放出すると、彼女が体をビクッとしたと思ったら
いきなり起き上がり、彼を強く自分の方へと抱き寄せた。
大好きだよ。
微かに耳元で囁かれた言葉が嬉しくて気を失う直前に、頭を優しく撫でた。
「いろいろありがとう」
「あぁ」
午前五時十三分、二人の姿が駅前にあった。
「せっかく、来たってのに悪かったな。恋句、楽しみにしてたんだろ?」
「んっ…けど、亮ちゃんと会うことの方が目的だったし、それにまた来年
観られるから良いよ。それに、今度は本当の恋人同士でだもん♪」
今からちょうど二時間前に目を覚ました二人は浴衣を洗った後、乾燥機にかけた。
その間、彼女はちょっと早めな朝食を作ってくれた。
どんなに離れていても少年のことを考えてくれているのだろう。
数分後、私服に着替えて乾燥機からお互いの浴衣を出している宍戸の鼻に
懐かしい匂いが衝いた。
それは、一年前まで良く少女が彼のために作ったチーズサンド。
「…もう、行くね?」
「ちょと待てっ!」
「っ!」
改札口に入ろうとした彼女の肩を掴んで深く口づけた。
「ちょっ!こんなトコでっ」
軽く胸を押すが、ビクともしない。
「悪い。だけど、俺も一緒に行くぜ。千葉に」
「だって、学校はどうするのよ!」
「ちょっと遅刻するぐらいワケないだろ?それよりのじーさんとばーさんに
話しつけに行くんだよ」
「何を?」
宍戸が学校を休んでまでも自分の祖父母に挨拶するなんてどういうことだろうか。
思い当たる節が一つ見つかるが、そんなことがあるわけないと
妄想の中へと返した。
だが、こちらを見つめる少年の目には一点の曇りもない。
「「お孫さんと正式に付き合わして下さい」ってな」
「っ!?」
「…もう、離さないぜ」
まだ人影もまばらな時刻、二人は再び抱き合った。
まるで、失った一年間を取り戻すかのように…
―――・・・終わり・・・―――
♯後書き♯
皆様、こんにちは。
「光と闇の間に・・・」管理人の柊沢歌穂です。
あぁ、彼女の念願の「恋句」(れんく)観せてあげられませんでした。(爆)
いえ、黒羽編と比べたら偉く長くなってしまったのでカットしただのですが…。
やはり、彼の場合はクラスメートですからねぇ。(しみじみ)
どっちかというと、幼馴染設定の宍戸君の方が長くしやすかったです。
今度は前回の柳君と、ちょっと変えてみて「恋人報告」(?)させに行かせて
みましたが、いかがなものだったでしょうか?
しかし、またもや柊沢はダークなヒロイン設定にしてしまいました。(汗)
ご両親が大好きvという方はご覧になられないことをお勧めします。
ちなみに、私もそちらの部類に入ります♪←じゃあ、書くなよ
それでは、ご感想の方を楽しみにしております。