
その過剰な革命のトーンや愛煙から、教育や識字力で他国がキューバから学べるものなどほとんどないと思われるに違いない。だが、事実は違うようだ…。
英国のトニー・ブレア首相と同じ部屋に、キューバのカストロに入ってもらうこととしよう。いったい、どんな会話がはじまるだろうか。革命や1950年代の文化について、少しばかり話した後、二人の指導者は、教育について語り始めることであう。そして、二人は思っていた以上に、考え方が一致していることに気づくかもしれない。
「教育、教育、教育」というブレアの三つの宣言は、カストロに感銘を与えることだろう。カストロは、識字力向上や教育を通じて、その人民をエンパワーするという思想に人生を捧げているように見える。だが、キューバの教育プログラムのどの範囲が、英国教育をインスパイアーするのだろうか。
ハバナの子どもたちは、学校でどのように読み書きを教えられ、トレーニングされているのだろうか。それを直接、目にするため、最近、8人の教員グループが10日間を旅した。ウィルトシャー郡議会の教育コンサルタント、フィオナ・マイネさんは言う。「この訪問で、英国以外の学校や教育制度がどう運営されているのか、教員たちは貴重な見識を得ることができました。いかにコミュニティの中心に教育がおかれ、そして、いかに教育の中心にコミュニティがあるのかを目にしたことが、興味深かったのです」
アベバリーCE 小学校の教員、スー・バクストンさんは、キューバの人々は教育に情熱的だと語る。 「教育大臣から教員、子ども、街の人たちまで、誰しもが、学ぶことに価値を見出し、祝っていて、自分自身を向上させるために努力しています」
彼女は、物資が限られているのに態度が意欲的なことが、特に印象的だと言い足す。 「コミュニティの誰もが学校にかかわっています。もし、新たな教室が必要なら、コミュニティ全体が、それを建てるのを助けるのです」と、スーさんは言い足す。
マーガレット・スタンコム幼稚園の教師、キャロリン・スプルースさんは言う。 「それはファンタスティックな経験でした。興味深かったのは、私たちと同じ課題を彼らも抱えていましたが、別のやり方でそれに取り組んでいたことです」 彼女は加える。「私たちがキューバの教育制度で学んだことは、キューバ人たちが教育にどれほど情熱的であるか、そして、コミュニティがかかわることがいかに期待されているかなのです」 今、教師たちは、ウィルトシャーにある彼らの学校とキューバとのさらなる絆を深める計画を立てている。
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