夏
高校生活を振り返りながら書いてみました。
僕もこんな生活できたら楽しかっただろうなぁ
とかも考えながら書いてみました。
あ、間違っても充実してない高校生活送ってないですよ。
僕の高校生活は思いっきり充実してましたよ。
ミーン・・ミーン・・ミーン・・
外で蝉が夏が来たよと知らさんばかりに鳴いている。
そんな音で目が覚め、窓を開ける。
暑い日ざしが体いっぱいに浴びる。
あたりまえだけど夏が来た。
高校三年最後の夏が。
「あっつぅ・・・」
そんなことを呟きながら自転車をこぐ。
夏休みが始まってようやく満喫した夏休みが過ごせると仲間全員で喜んだ。
それなのに何故か夏休みなのに制服を着て自転車で学校に向かっている自分。
終業式で渡された成績表一つの教科だけ赤く記されていた。
「夏休み補習おめでとう」
先生は俺に笑顔で俺に言った。
そんなわけで夏休みの前半・午前中が丸潰れと言うわけだ。
流石に最初の補習は遅れる訳にも行かず、集合時間の10分前に学校に着いた。
学校のグラウンドでは陸上部と野球部がこの暑い中部活をやっていた。
「俺は去年あの中に居たんだよな、我がならいい精神持っているな。」
「おはようございます!!山寺先輩!」
走りながら後輩が挨拶をしていく。
後輩の挨拶を受け、足取りは少し重たかったが校舎に向かって歩く。
コツコツコツ
誰もいない廊下に自分の足音だけが響く。
誰もいない学校って静かなんだなとか思いつつ教室に向かう。
「しっかし・・いくら学校に人が居ないとは言えなぁ・・廊下の窓ぐらい開けておけよな・・・」
汗をだらだらと流しながらドアに手を掛ける。
ガラガラガラ・・・開けた・・ら涼しい・・風が・・あれ?
「あっつぅ・・・クーラー何故かかっていない・・」
とりあえずクーラーのスイッチ・・
「あ・・え・・山寺君クーラー先生の許可なくて付けていいの?」
後ろから急に声を掛けられて体がビクッと動いてしまった。
「いきなり声を掛けるな、誰かは知らないけどさ、あー暑いだろ?なら問題ないさ」
スイッチを入れた後声がした方に体を向ける。
そこには綺麗な黒い長い髪の毛の女の子が居た。
「・・えっと?君も補習?」
「え・・う・・うん。山寺君もだよね?」
少し照れながら言う女の子が凄く可愛く感じた。
「あ・・うん」
彼女から一つ離れた席にかばんを置き座る。
「山寺君、どうせ二人だけだし、隣来ない?」
「二人だけって・・」
苦笑しながら席を変える。
「君は僕のこと知ってるみたいだけど・・ごめん、俺君の事知らないんだ、えっと名前は?」
彼女は一瞬呆気に取られた後クスクスと笑い始めた。
「私の事知っている人は少ないからしょうがないよ。
私は志水 鈴。とりあえず貴方と一緒のクラスだよ?」
「えっ・・一緒のクラス・・一緒のクラス・・」
頭でクラスメイトの顔を思い出す。
「もしかして病気がちで来てない人って君?」
一番可能性として高いものを言ってみた。
「うん、流石の女好きの山寺君でも把握してなかったみたいだね」
笑いながら俺に話してくる。
「女好きは誰かさんが流した只の噂!まだ信じている人が居たなんて・・」
「本当に只の噂だったのか、3年の1学期で唯一欠点を取った山寺君?」
ふいに後ろから声を掛けられる。
「先生・・脅かさないでください・・・」
「お前らが楽しそうに話してるから入りにくかったんだぞ。
しかも教室に入っても気づいてくれなかったし」
「あははは・・・すいません。・・先生が補習の担当ですか?」
「そうだ。これからヨロシクな欠点君。」
俺に笑顔で言った後、彼女を少し見て。
「君が志水君か、補習担当の山本だ、これから2週間よろしくな。」
「え。あはい、よろしくお願いします・・」
「緊張とかしなくていいぞ?こいつ見てみろ先生の前だというのに緊張の欠片も無い。
頼むから少しは緊張・・いや真面目にしてくれよ」
苦笑を浮かべながら先生は俺のほうをみてくる。
「先生。そりゃないぜ・・少しは真面目にするつもりなんだから」
「そうかい、んじゃま記念すべき第一回目の授業を始めるとするか」
「ちっ・・話を延ばせなかったか・・」
「やっぱりな、そんなことだろうと思った。」
俺と先生とのやり取りを見た志水がクスクスと笑っている。
そして第一回目の補習授業が始まった。
それは長く感じた今年の夏休みの始まりだったのかも知れない。
次回 夏
明日は土曜日、流石の補習も土曜日までやらないらしい。
さてとどう過ごそうかな?
作者の感想。
なんていうか最初から若干ノリが悪いけど・・気にしないでいく方向で。
また修正しないといけないんだろうなぁ(苦笑)