砂金の溶解その1(体験砂金掘りで採取した物で)

注意:この作業は火気を使用しますので周到な準備をしてからでないと危険を伴います。
もしお試しになられる時は安全には十分注意を払って自己の責任において行ってください。



湯の奥金山博物館体験砂金掘り
多い時は1回30分間でこれくらい取れました










  
とりあえずは5g位貯めてから開始です
(多すぎると時間が掛かります)











耐火煉瓦、ブロック等で周囲を被い真ん中に木炭を入れたるルツボを置きます
木炭に溝を掘って砂金をのせる










今回はカセット式のバスバーナーで過熱
(火気使用の安全確保と保護メガネ、保護用皮手袋着用の事)











溶解して表面張力で丸くなるまで加熱
バーナーだと3〜4分掛かります
(ガス溶接機ですとあっという間ですが)











金塊完成 
表面に不純物が付いていましたのでヤスリで落として叩き伸ばしへ
(本当の灰吹き方と異なり不純物は下にしみ込まず表面に浮きます、
また少しでも他の金属が混ざると次からは溶解温度が異なります)

注意:熱した金はなかなか温度が下がりません絶対に冷めるまで触らない事。










紙に挟んで叩き伸ばし開始 金槌で円を描くようにまんべんなく叩く











金が硬くなったら石膏ボードの上に載せて焼き戻し

叩き伸ばし・焼き戻しを何度か繰り返し
0.5mm位の厚みにしました











金板の完成です
(湯の奥金山博物館の砂金は純金ですので22金以上にはなっていると思います)






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砂金の溶解(灰吹き法)



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