改訂中学校指導要領

平成24年度改訂中学校指導要領 体育のソフトボール関係部分抜粋

【第1学年および第2学年】

球技
・ 球技は、ゴール型、ネット型およびベースボール型
・ 勝敗を競う楽しさ喜びを味わい、基本的なボールや用具、バット操作と仲間と連携した動きで攻防を展開できるようにする。また、球技の学習に積極的に取り組み、フェアにプレーすること、分担した役割を果たすことや、話し合いに参加することなど意欲を持ち、自己の健康や安全に気を配るとともに、技術の名称や行い方などを理解し、課題に応じた運動の取り組みを工夫することが大切である。

1.技能
 ア ゴール型・・・・・・・・
 イ ネット型・・・・・・・・
 ウ ベースボール型では、基本的なバットの操作と走塁での攻撃、
  ボール操作と定位置での守備などによって攻防を展開すること。

(3)ベースボール型

「ベースボール型」とは、身体やバット操作と走塁での攻撃、ボール操作と定位置での守備などによって攻守を規則的に交代し、一定の回数内で相手チームより多くの得点を競い合うゲームである。運動種目については、ソフトボールを取り上げ、ベースボール型の種目に共通する動きを身につけることが大切である。

第1学年および第2学年では、攻撃を重視し、易しい投球を打ち返したり、定位置で守ったりする攻防を展開できるようにする。 指導に際しては、易しい投球を打ち返したり、定位置で守ったりする攻防を中心とした学習課題を追求しやすいようにプレイヤーの人数、グラウンドの広さ、用具などプレイ上の制限を工夫したゲームを取り入れ、バット操作やボール操作とボールを持たないときの動きに着目させ、学習に取り組ませることが大切である。

「基本的なバット操作」とは、自らが出塁したり仲間を進塁させたりして得点を取るために、基本となるバットの握り方(グリップ)や構え方から、ボールをとらえる際の体重移動(踏み込み)、バットの振り方(テイクバックやスイング)、ボールのとらえ方(インパクト)、ボールをとらえた後の身体や用具の操作(フォロースルー)などで、タイミングを合わせてバットを振り抜きボールを打ち返すことである。

〈例示〉
・ 投球の方向と平行に立ち肩越しにバットを構えること。
・ 地面と水平になるようにバットを振り抜くこと。
・ タイミングを合わせてボールを打ち返すこと。

「走塁」とは、塁間を走ることであるが、ここでは、次の塁をねらって、全力で塁を駆け抜けたり、打球の状況によって止まったりするなどのボールを持たないときの動きのことを示している。

〈例示〉
・ 全力で走りながら、タイミングを合わせて塁を駆け抜けること。
・ 減速したり反転したりして塁上に止まること。

「ボール操作」とは、ボールを受ける前の身体の構え方(準備姿勢)から、打球の方向に合わせた 打球の通過コースや落下地点への移動の仕方(ステップ)、基本となるグラブの使い方(キャッチング)、ボールの握り方や投げ方(スローイング)、ボールを投げた後の身体の操作(フォロースロー)などで、ゴロやフライを捕ったり、ねらった方向にボールを投げたり、味方からの送球をポジションに応じて受けたりすることである。

〈例示〉
・ ボールの正面に回り込んで、ゆるい打球を捕ること。
・ 投げた腕を後方に引きながら足を踏み出して大きな動作でボールをねらった方向に投げること。
・ 守備位置から塁上に移動して、正面の送球を受けること。

「定位置での守備」とは、投球が開始されるごとに、各ポジションごとに決められた位置に繰り返し立ったり、打球や送球などに備える準備姿勢で構えるなどのボールを持たないときの動きのことである。

〈例示〉
・ 捕球しやすい守備位置に繰り返し立ち準備姿勢をとること。
・ ポジションの役割に応じてベースカバーやバックアップの基本的な動きをすること。

【第3学年】

・ 第1学年および第2学年の「基本的なボール操作や仲間と連携した動きでゲームができるようにする」ことをねらいとした学習を受けて、第3学年では、「作戦に応じたボール操作で仲間と連携してゲームが展開できるようにする」ことを学習のねらいとしている。

・ したがって、勝敗を競う楽しさや喜びを味わい、球技の学習に自主的に取り組み、フェアなプレイを大切にすること、自己の責任を果たすことや、話し合いに貢献することなどに意欲をもち、健康や安全を確保するとともに、運動観察の方法などを理解し、対戦相手を踏まえて、自己の課題に応じた運動の取り組み方を工夫することが大切である。

1.技能
 ア ゴール型・・・・・
 イ ネット型・・・・・
 ウ ベースボール型では、安定したバット操作と走塁での攻撃、
  ボール操作、連携した守備などによって攻防を展開すること。

(3)ベースボール型

第1学年および第2学年の「基本的なボール操作と走塁での攻撃、ボール操作と定位置での守備などによって攻防を展開できるようにする」ことをねらいとした学習を受けて、第3学年では、易しい投球に対する安定した攻撃により出塁・進塁・得点する攻撃と仲間と連携した守備のバランスのとれた攻防を展開できるようにする。

指導に際しては、連打を重ねるなどの攻撃や仲間と連携した守備を中心に自己のチームや相手チームの特徴を踏まえた作戦を立てて練習やゲームを展開し、ボールや用具の操作とボールを持たないときの動きに着目させ、学習に取り組ませることが大切である。

「安定したバット操作」とは、投球のコースや高さなどの変化に対応して、身体の軸が安定した一連のスイング動作で、ボールを打ち返すバット操作のことである。

〈例示〉
・ 身体の軸を安定させてバットを振り抜くこと。
・ ボールの高さやコースなどにタイミングを合わせてボールをとらえること。
・ ねらった方向にボールを打ち返すこと。

「走塁」とは、塁間を走ることであるが、ここでは、スピードを落とさず円を描くように走り、打球の状況に応じて次の塁への進塁をねらうなどのボールを持たないときの動きを示している。

〈例示〉
・ スピードを落とさずに円を描くように塁間を走ること。 ・ 打球の状況に応じた塁の回り方で塁を進んだり戻ったりすること。

「ボール操作」とは、移動しながらボールを捕ること、無駄のない一連の動きでねらった方向へボールを投げること、仲間からの送球を塁上でタイミングよく受けたり、仲間の送球を中継したりすることである。

〈例示〉
・ 捕球場所へ最短距離で移動して、相手の打ったボールを捕ること。
・ ねらった方向へステップを踏みながら無駄のない一連の動きでボールを投げること。
・ 仲間の送球に対して塁上でタイミングよくボールを受けたり、中継したりすること。

「連携した守備」とは、打者の出塁や走者の進塁や相手チームの得点を防ぐために、味方からの送球を受けるための中継プレイに備える動きやポジションに応じてダブルプレイなどの連携に備える動きなどのボールを持たないときの動きのことである。

〈例示〉
・ 味方からの送球を受けるために、走者の進む塁に動くこと。
・ 打球や走者の位置に応じて、中継プレイに備える動きをすること。
・ ポジションに応じて、ダブルプレイに備える動きをすること。

内容の取扱い
オ 「E球技」の(1)の運動については、第1学年および第2学年においては、アからウまでをすべての生徒に履修させること。第3学年においては、アからウまでの中から二を選択して履修できるようにすること。

ウについては、ソフトボールを適宜に取り上げることとし、地域や学校の実態に応じて、その他の運動についても履修させることができること。なお、ウの実施に当たり、十分な広さの運動場の確保が難しい場合は指導方法を工夫して行うこと。

 

ベースボール型のバット操作やボール操作とボールを持たないときの動きの例

準優勝チームの集合写真

 

体育分野の領域および内容の取扱い

準優勝チームの集合写真

 



       注 「F」とは、武道で 柔道・剣道・相撲

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