溜息がでるような

溜息がでるような…言葉遊びに
いつしか夜の街が煌きだした。
瞬く間にすぎて行く、あなたとの時間。

恋人達のテーブルに、
満たされた二つのグラス。
互いに傾き合って、窓に映った灯りを集めている

静かに見ているだけなのに
心がとけていくのを感じる。
明滅する灯りに、心を奪われてしまったみたい

もう、お喋りはよしましょう。
今は、
物静かに語る星の囁きより、
あなたの寡黙な唇が好き。
バラの雫の香りより
私は、
あなたの匂いが好き。

だから、
このまま、ずっと溺れていたい。。

2008年*月

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