05やまと戦士通信そのX

【第1回関東甲信越交流会:三山カップ】
 12月3日(土)に群馬県桐生市で開催された『第1回関東甲信越交流会 三山カップ』に参加して来ました。
関東甲信越より17チームが参加し、主催者の「より多くの対戦を!」という配慮から、3グループに分けて予選を行い予選順位を決定し、その後順位別で3つの順位別トーナメントを行う大会でした。
滅多に対戦の出来ない関東の強豪チームと対戦をさせていただき、得るものが大変多く「やまと戦士達」にとって成績よりも大きな意義のある大会だったと思います。

[試合結果]*やまと関連のみ

予選@ ビクトリーやまと  ×  8-9  ○ 佐野サンダーボーイズ
予選A 松本バージョンアップ △ 10-10  △ ビクトリーやまと
予選B 尾島ファイターズ  ○  3-9  × ビクトリーやまと 
予選C ビクトリーやまと  ○ 11- 0  × 泉小ファイヤードラゴンズ
予選D 新里フェニックス  ×  2-11  ○ ビクトリーやまと

 予選成績:2勝2敗1分 Bグループ4位で 榛名トーナメント(3・4位)へ

 予選前半の3試合は全く「やまと」らしさの見れない試合が続きました。最大の敗因は「アタックが少ない」ことでしょう。
2試合目はなんと5本のアタック数です。試合前にボール肩を[作る]時間が無かったのは事実ですが、パス・パス・パスなんて練習は今までもやったことがありません。最近の県外遠征で少し感じていたのですが、初対戦のチームに対し様子見で試合を進めているような気がします。全力で自分達のドッジでぶつかって行くということ。忘れてませんか?相手によって戦術を替えれるほどの技量は持っていないと思います。いつでも必死に全力で闘おう!弱気は要らない!反省しましょう!

[榛名リーグ]*各グループ3・4位トーナメント

1回戦 ビクトリーやまと 8s-7 月越ストーム
 
 過去数年、殆んど勝った記憶の無いチーム。また交流頂いている県外チームの中で一番対戦の多いチームとの対戦でした。
予選の雰囲気を感じると、嫌〜〜〜〜な気分だしたが逆に火を付けてくれる可能性もありかな?とひそかに考えてました。
結果は波に乗れないままサドンデスへ突入。サドンに弱い「やまと」は・・・。なんと3分近い(気分)サドンでした。
両チームともに、ナイスキャッチとパスミスの応酬で、最後はエースがサドン5本目のアタックがようやく決まり何とか勝利。
この一戦で活躍したのはやはりディフェンス陣でしょうか?弱気が見られず、ちびっ子もナイスキャッチ。特にヨシキは凄かった!
胸元のボール(普段は手を出し怒られるコース)をガッチリキャッチ!試合後他チームの選手から「どうすればキャッチが巧くなるの?」なんて質問されていたようです。とにかく精神的に大きな成長を見せてもらいました。

準決勝@ ビクトリーやまと 8-2 佐野サンダーボーイズ
  〃 A ビクトリーやまと 7-5 佐野サンダーボーイズ
 
 セットカウント2-0 決勝へ


 ようやく、アタッカーがいつもの戦い方に戻ってくれました。相手は予選で負けた相手。同じ相手に負ける事を許さない!やまとの伝統的な意地が出ていたような気がします。ただ、2セット目の終盤より勝ちを意識し堅くなったかな?最後にバタバタと当てられたディフェンスには試合後大目玉が飛んだ事をチーム関係者の皆さん、ビデオを見てご理解下さいね。
久々の3セットマッチに少々バテ気味でしたが、攻撃的なやまとに戻った試合でした。

決勝@ ビクトリーやまと 10-4 大谷ブルーウィンズ
   A ビクトリーやまと  8-10 大谷ブルーウィンズ
   B ビクトリーやまと  9-6  大谷ブルーウィンズ

セットカウント2-1で榛名リーグ 優勝
 
 攻撃的なスタイルが戻った中で、ディフェンスが強い「大谷」さんとの対戦に不安と期待が入り混じった複雑な試合でした。
特に2セット目の「大谷魂」には圧倒されたと思います。低い体勢で大きく早く移動するの大谷ディフェンスに対し、足を止めさせようにも責めてを見つけられぬやまと攻撃陣。チカラ勝負を挑めばヘッドアタックを連発。選手交代が相次ぐ中で大谷ブルーウィンズはそのたびに気迫が上がってくる。これがチームの「絆」なのでしょう。何より驚いたのはヘッドアタックが続く中で誰一人として顔の前に手を出したり、頭を下げて避けたりという行動が全くない。大谷さんの気迫に押されたやまと攻撃陣が今度はワンバウンドアタックを連発。最後は逆転負けでした。我がチームも見習わなくてはいけませんね。あの気迫が最後の涙になるんでしょうね。

 最近のやまとは、試合後に勝っても負けても全く感情が出ていない試合が続いていました。
戦士達の本心はどこにあるのだろう?指導者全員で悩んでいました。「きときと杯」でも大谷BWと対戦。敗戦後に声を出して泣き、感情を表現する大谷BWを不思議そうに眺めるやまと戦士達の表情に不安を感じていました。
今大会、下位リーグではありますが優勝した瞬間の笑顔。久しぶりに見たな〜気持ちの入った笑顔。かっこよかった。
必死にやっているからこそ、全力でやっているからこそ、自然に出てくる感情があるんだよね。
試合後に戦士達と話しをして、再確認できました!みんなの「夢」を。戦士達の「想い」を。

 これから突入する公式大会に向けていい経験ができました。主催していただいた関係者には大感謝です。
しかし、全国大会後に感じていた大きな壁もきっと乗り越えるのはやまと戦士達、自分自身です。
強くしてもらおうではなく、強くなろう!という強い意志で、もう一度苦しい練習を乗り越えて下さい。
「練習はウソをつかない!」努力は誰もがやっているんです。自分の努力には良くても悪くても必ず結果がついてきます。
その結果がいい方に出たとき、その時に初めて大きな声で言おうよ、「俺達努力したんだ」って。
その日が来ることを目指してラストスパートだ、頑張ろうぜ!!
 
最強伝説へ!目をさませ!やまと戦士達!

直線上に配置