第1話「決意」
はるか昔ある村に本屋を開いている若者がいました。
彼の名前はアルフレッド・ボンバーヘッド。
継ぎたくもない本屋を継いでからもう5年が経ち、そろそろ彼も本屋をたたんで旅に出ようと思っていたところでした。
なぜかと言うと唯一の家族であった。母が3ヶ月前に亡くなったからである。
そして、彼は村長に店をたたむ許可をもらうため村長の家へ向かいました。
村長は許しませんでした。
町で一つだけの本屋がなくなるのは本好きの村長にとって耐え難いことだったからです。
ここで村長はある提案を持ちかけてきました。
それは彼の家の家宝である古文書をよこせと言ってきたのです。
そこで彼はこう答えました。