栂池自然園トレッキング 2003−8−1

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ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで約40分で栂池自然園へ。アルプを出発してから1時間で自然園の入口です。ロープウェイの自然園駅から自然園入口まで5分程の道の両側にもいろいろな花が咲いています。左の写真はハナニガナ(黄色)とシロバナハナニガナが仲良くならんでいます。八方ではほとんどシロバナハナニガナなので2色ならんでいるのはちょっと新鮮な感じです。
 それでは順路に沿って園内をご案内しましょう。まずミズバショウ湿原です。入口すぐのあたりにカラフトダイコンソウという黄色の花があるのですが、同じ黄色のミヤマキンポウゲに気をとられて見落としがちです。さてこの時期、ミズバショウは大きな葉っぱ以外は目につかず、ざっと見て白い花はオニシモツケ、黄色の花はオタカラコウです。3年に1度たくさん咲くといわれているコバイケイソウは今年は大外れの年でみごとに咲いていません。
カラフトダイコンソウ
このまんまるの実を覚えたら
もう間違えません。
オニシモツケ
後ろの黄色の花はオタカラコウ
ミヤマキンポウゲに囲まれて
咲いているヒオウギアヤメ
オオバタケシマラン
葉の裏に花がかくれているので
見逃します。けっこうヘナヘナと
背が高くなっています。

次はミズバショウ湿原からワタスゲ湿原への道。途中に風穴があります。また木の種類が多いです。7月の中ごろまで咲いていた桜はもうありませんが、ハクサンシャクナゲ、クロツリバナ、オオヒョウタンボク、オガラバナ、ベニバナイチゴ、ゴヨウイチゴなど。そのほかにもウラジロナナカマド、コヨウラクツツジ、クロウスゴ・・・。また風穴そばの大きな岩の上のミツバオウレンもお見逃しなく。キヌガサソウ、サンカヨウの群落もあります。
ハクサンシャクナゲ クロツリバナ オオヒョウタンボク オガラバナ
ベニバナイチゴ ゴヨウイチゴ ミツバオウレン キヌガサソウ

整備の良い木道からワタスゲ湿原にでました。このとき白馬岳が顔をのぞかせましたが、あっという間に隠れてしまいました。ここはワタスゲ、もう実になったチングルマ、モウセンゴケ、ミヤマキンポウゲ、エゾシオガマ、イワイチョウなどあまり背の高いものはありません。タテヤマリンドウが星をちりばめたようです。見るとついつい写真を撮ってしまうホソバノキソチドリもたくさん咲いています。
ワタスゲ湿原 イワイチョウ 左奥:白馬岳 ホソバノキソチドリ

さあ楠川を渡って先に進みましょう。川を渡ってすぐのところにトイレがあります。このあたりにはシナノキンバイ、もうほとんど終わりのシラネアオイなどがあります。20分くらい少し急な山道をのぼっていくと浮島湿原に出ます。ここではなんといってもイブキトラノオです。
 浮島湿原をまわるのは帰りにして、一番右の道を選んで展望湿原へと向かいます。展望湿原への道に入ってすぐのところは重要なチェックポイントです。ギョウジャニンニク、ミソガワソウはここにしかありませんし、オオレイジンソウもほかにはあまりありません。
イブキトラノオ ギョウジャニンニク ミソガワソウ オオレイジンソウ
シナノキンバイ よく似た花が3種。左から、カラマツソウ、ミヤマカラマツ、モミジカラマツです。拡大写真を見てください。モミジカラマツはもみじのような形の大きな葉なのでわかります。カラマツソウとミヤマカラマツは慣れると葉でもわかりますが、花びらの元がミヤマカラマツの方が細いです。

どんどん登って展望湿原近くの最後まで雪の残っている湿原にはハクサンコザクラがたくさん咲いています。
ハクサンコザクラ 最後まで雪のある湿原 オオバミゾホウズキ 素敵な色のエンレイソウ

展望湿原からやせ尾根を下って浮島湿原へ。やせ尾根もはずしたくないチェックポイントです。栂池ではここだけのクガイソウ、イワオウギ、コキンレイカ、グンナイフウロ、シモツケソウ、オオバギボウシ、マルバダケブキなどなど。
ノリウツギ クガイソウ イワオウギ コキンレイカ

そして浮島湿原をぐるっとまわって帰りましょう。
ニッコウキスゲとワタスゲ クルマユリとカラマツソウ ワタスゲのゆれる浮島 ニッコウキスゲの中を歩く

おまけ
出番を待つサラシナショウマ めったにお目にかかれない
コフタバラン
(この鳥の名前教えて)
メボソムシクイ
だそうです
Tさんからメールいただきました
小さな小さなコイチヨウラン