'99尼崎シティマラソン・ボランティア体験記 99.11.28
    JL3OUJ 岸 眞司

     「地域活動に参加してみたいなぁ」と言う単純な動機で「初体験やりましょう」と軽く引き受けました。

     言ってみれば行楽気分半分でしたが、11月27日の説明会を聴くにつれ「これはチョット違うぞ」結構責任重大ではないかと感じ始めたのですが、時既に遅し「やるきゃない」と覚悟して、さて11月28日当日朝、若干の不明点と不安を抱きながら担当の9Km地点へチャリンコモービルで駆け付けスタンドバイ。10:30AMのスタートから経過する事30分そこそこでトップランナーが通過の後、蟻の行列よろしく続くは続くは何処からこんなに人間が湧き出たかと思うほどに武庫川河川敷は北から南へかけて延々とカラフルなランナーの満艦飾でこの壮観さには胸を打たれるものがありました。


     全ランナーの無事を祈りつつも、少なくとも自分の担当地点では倒れないでよと願い思わず「頑張れ!頑張れ!」と応援していました。(頑張れ以外に何か良い声援法は無いのでしょうかね?)

     折り返し最終ランナーを待っていると、「ランナーがガタガタ震えています。早く救援頼みます」なんて言う生々しい報告が入感して嫌がおうでも緊張感が高まってきました。全ランナーが担当地点を過ぎた後、西宮サブ本部へ出向きましたが、時間の経過に従い30Km地点付近でのリタイアーが続出し救護車の出動の慌ただしいこと。

     救護車を要請するコールに対応する西武庫本部、西宮サブ本部、自衛隊そして医師会の連携プレーは素晴らしいものがありました。それにしてもリタイアーは結構多いんだなと感じ、これなら当って砕けろで「一丁来年はやってみるか」なんて大それた妄想に襲われました。

     昨年までは家のベランダから何とは無しにシティマラソンを他人事の様に見物していましたが、今年のシティマラソンは違いました。如何に沢山の人々が協力し合いこのマラソンを支えているのか身を以って体験出来たし、またランナー一人一人の感動の一部を分かち合える事が出来て心地好い緊張感の内に有意義な一日を過ごす事が出来ました。