会社の先輩達が、湯島へ渡り、魚釣りをするというので、私も便乗することに。
スケジュールは23日の13時に大矢野町江樋戸港発の定期便に乗り湯島へ渡り、夜通し釣って
翌24日の便で江樋戸港へ帰ってくるというハードな釣行でした。先輩1名とその友人1名は
宿を取っており昼メインの釣行。私ともう一人の先輩一人が、寝袋持参の倒れるまで釣って
やろう!的な超ハードな釣行でした。釣りのスタイルは、先輩ら3名は、昼はチヌを狙い、夜は小アジを
釣って、それを餌にミズイカを狙うという、オーソドックスなスタイル。私は、昼はコウイカ、
夜はそれにミズイカを追加したエギングを中心に、更に夜はライトタックルのクロムツ、メバル、
あわよくばシーバスを...と欲張りな構想を描いてまして、ウェーダー、スパイク等、シーバスの
地磯タックルまで持ち込む気合の入れようでした。
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ところが現地に着いてみると、地磯まではかなり距離があり、ちょっと
歩く気が失せてしまいました。でも、荷物は持ってきてしまったため、荷物を持って堤防を移動しなければ
ならないのですが、またここの堤防が広いこと、地元の人に運搬用の一輪車を借りてなんとか移動
しました。
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いよいよ釣りですが、明るいうちは、先輩らがチヌを釣っている間、私はコウイカをエギの底ズル引き
で狙いました。潮が悪く食い渋る中、なんとか2ハイげっちゅ〜。
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夜になって期待したのですが、
コウイカを1パイ釣ったところで、待望のミズイカがヒット!!しかし、触手一本に掛かっており、堤防
の階段を降りて取り込むも、エギを持って持ち上げようとした途端、ポチャリ。素手で捕まえようと
しましたが、そんなに簡単に捕まるわけもなく、まんまと逃げられました。その後、別の堤防へ
移動し、ここでもミズイカがヒット!!でも、また触手一本に掛かってるー。今度は、イチかバチか
抜き上げてみたところ、これが成功!!ラッキー。超うれし〜。
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その後、同じ堤防でまたヒット!!
またまたこれが触手一本!今度はタモですくってやろうとしたところ、逆にタモにビックリしたミズ
イカが激しく逆噴射を繰り返し、あえなくバラシ(涙)。その後、ライトタックルでクロムツを狙う
も、沢山見えてるんですが、なかなかヒットせず、結局4匹ゲット。時計をみると明け方の5時。
最も寒い時間帯です。ここで、堤防を移動するという先輩に従い、荷物をまとめて移動。体力の限界...。
移動した堤防でついに私もダウン。寝袋は朝露でベチョベチョ。でもコンクリートよりましだと思い、
その上に寝ることに。防寒服は着ているものの、あまりの寒さに寝付けずにいましたが、睡魔は強く、
いつの間にか寝てました。
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でも1時間もたたないうちに、夜が明けてきたため、再度立ち上がり、釣りを
始めました。しかし、しばらくやってみたもののあたりもなく、また先輩達が移動するというので、
私もついていくことに。次のポイントでは、良型のマダコがヒットしたため、ロッドを置き、素手で
PEラインをたぐりよせましたが、またタモが近くになく、水面でボチャン。ぐやぢ〜。。
結局これを最後に、私一人納竿とし、一足先に9時の便で帰りました。肩こりと寒さと睡魔と不漁と
戦いながらのとても辛くて長い夜でした。でも、帰ってから、嫁の実家で、イカの刺身とクロムツのてんぷら
で一杯やりましたが、これは美味かった。これがあるからやめられないのよね。