七里ヶ曽根ヨコワ?
(2004.5.25)
 事の発端は、釣友の入江君が、去る5月8日、壱岐沖の七里ヶ曽根で17kgのクロマグロ(ヨコワ)を ジギングで釣って、その大トロをブロックで貰ったことから始まった・・・。

(↑入江君17kgゲット!!)
 それは17kgとは思えない脂の乗りで、口の中でとろける何とも言えない食感とあの上品な旨さが忘れ去れずに いたところ、入江君が、二匹目のドジョウを狙いに行くというので、私も家族の後押しもあり、会社を休んでお供 することになった。(爆)
 入江君の話によると、釣れた当日は、ヨコワ(クロマグロの子)のナブラが頻繁に発生し、中にはドラム缶クラス のマグロまで飛んでいたそうで、キャスティングなら確立が高いのでは?ということであった。
 当然、私はジギングロッドの他にキャスティング用にGTタックルも準備した。また、 前回は、ミヨシでキャスティングしている人達がペンシル等使っていたが反応しなかったとのことだったので、今回 は、GT用ペンシル、シイラ用ペンシルの他にジグミノー等も用意して万全?の体制で挑むこととした。

 船は、前回、入江君が利用したオクトパスというジギング船で、数日前には、27kgのヒラス(ヒラマサ)も揚がって おり、シーズンは若干過ぎているものの、密かにオオマサまで狙ってやろうかと野心が芽生えていたが、船長によると、前日は、 ヤズ(ブリの子)がポツポツ釣れただけでバッタリ釣れなかったそうだ。私は一気に弱気になって しまった。何故ならば、勇んでマグロ狙いで来たものの、本心では、5〜10kgクラスの ヨコワが船中1匹釣れればいい方で、結局、メインはヒラスのジギングになるであろうと考えていたからである。 このヒラスが不発ということになると、何を釣るのだ・・・?。急に恐怖の三文字(漢字で二文字)が浮かんできた。(爆)

 海は昨日からの凪で天気も良く最高のジギング日和であるが、得てしてこんな日は、天気だけ良い日が多いと感じて いるのは私だけであろうか(笑)
 まずは、ナブラが出る昼前まで、皆、ヒラス狙いのジギングに集中することになった。 本日は、平日というのに客は我々含め8名。スパンカーを出せない七里ヶ曽根の掟もあり、どてら流しのジギングと キャスティングなら定員ではないだろうか。人気の高さが伺える。
 そして、船中、最初にヒットしたのは、入江君であった。皆、ロングジグを使う中、相変わらずのメタリックサーディンであるが、 彼が使うと魔法がかかったように魚が釣れる。前回の17kgのヨコワも当然メタリックサーディンである(爆)

 釣れたのは、4kgUPサイズのブリ(こちらでは、このサイズはヤズと呼ぶ)で、写真で見るより太って旨そうで あった。(実際、旨かったと電話もあった(爆))これが、ここ数日のアベレージサイズのようだ。
 午前中は、船中、同サイズのヤズがあと2匹と同サイズのヒラゴ(ヒラマサの子)が1匹釣れただけであったが、昼頃になると、あちこち でナブラが始まった。ヒラスやヨコワのようだ。天気も良く凪のため、遠くのナブラまでよく見える。当然、キャスティングが 始まり、いつしか船もナブラ叩きが始まった。ミヨシ近くでキャスティングロッドを持ってきていたのが私ともう一人いただけ だったので、他の人達にはよい迷惑だったようだが、船長もヨコワを釣らせたいようで、あっちのナブラ、こっちのナブラ と走りまわってくれた。
 我々は何度も、ナブラ周りにルアーを打ち込んだが、まったく反応してくれず、結局、誰もヒットすらさせることも できなかった。(涙)
 最後に、またジギングをやったが、今度はこっちもさっぱりで、船中、ヤズが1匹追加されただけであった。
 結局、私は・・・ボ○ズ・・・悪い予想はよく的中する。(涙)
 でも、まあ、ヨコワ、マグロのジャンプは沢山見れたし、悔しいけど、初回はこれで良しとするかな〜・・・。(涙)
 
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