今回は、ミズイカ(アオリイカ)狙いで、天草は御所浦の某堤防へ出かけてみた。ここは、尾池氏が
サラリーマン時代から通っている激釣ポイントで、数も凄いが型が良く、秋シーズンながらキロオーバー
がバンバンヒットし、ブリ揚げきれずにバラシ多数という、なんとも凄いポイントへ案内してもらうことになった。
熊本の人は誰でも知っていることだが、この御所浦という町は、幾つかの島から構成されており、
天草といえども本土からの橋が無いため、船で渡る必要があり、島民には不便だが、釣りのポイントとしては、
場荒れが進んでいないため、今でも一級ポイントが沢山残っているという貴重な島である。
今回は、尾池氏の船で夕方渡り、夜釣りをすることにした。メンバーは尾池氏と川浪氏と私の三人である。
港に着くと、地元の釣り人が数人エギで釣りをしていたが、3〜4杯釣ったところで、さっさと帰ってしまった。
島の人からすれば、晩酌用のイカを当日分釣れば良い訳で、我々のようにまとめて釣る必要も無く、毎日が
必要な分だけ天然のイケスから釣ってくるようなものなのだろう。羨ましい限りである。
そんな訳で、我々が着いてすぐ堤防は貸切状態となった。
まずは川浪氏が調子良く手の平サイズ〜400〜500g位のサイズをポンポンGET!!
私もパターンをつかみポツポツGETしたところで、夕食タイム。今夜のおかずは川浪氏が用意したすき焼きである。
釣りたてのミズイカの刺身もあるためビールが美味い。焼酎を忘れたのが失敗だったが、釣りもしなければならないので
丁度良かったのかも・・。
ひとしきり飲んで、食って腹一杯になったところで、釣りを再開するが、酔いがまわったのか、眠くなってきた。
そう、前夜もシーバスを朝までやっていたため2時間しか寝てなかった。釣りの方も潮が変わったのか、イマイチで
ポツポツ釣れるものの、手の平サイズが多くなり、たまにこんなのも釣れてくる。(ちょっと嬉しいけど)
このあたりから尾池氏がパターンをつかんだのか、急ピッチでヒットを量産してきた。
川浪氏を見るとワーム等で子アジを釣っている。私も、ちょっと気分転換にアジ釣りを始めたところ、はまって
しまって、いつしかイカ釣りのことは忘れていた(爆)
気がつくと川浪氏は早々と船で寝ており、尾池氏も数を釣り上げ3時過ぎにダウン。
私はというと・・・さっきまでの眠気は何処に行ったのか、アジにイカに・・・そのとき外灯の下を見ると
70cmクラスのシーバスが小魚を狙っているのか、小魚の群れの下をうろうろしているではないか。
これを見てしまったら、どうにも止まらず、手を換え品を換えルアーローテーションが始まった(爆)。
このパターンではなかなか釣れないのは分かっているはずなのだが、ついついハマってしまって・・・。
最後は、小アジを釣って、リーダーの先にアシストフックを着けて鼻掛けにして、泳がせ釣りまで始めてしまった。
ところが、仕掛けとアジを調達していよいよというところで、シーバスが消えていた・・・(涙)
イカ釣りを再開しようとしたところ、突然横風が吹き出し、釣り困難な状態まで吹いてきた。
仕方がないので、50m程離れたところへ移動した。ここの灯りは小さく、墨跡も無い。半信半疑でキャスト
すると800g級が連続ヒット!!その後、遂にビッグな引きがあり、やっとの思いで抜き揚げたのはキロオーバー
であった。この時季としては最大クラスと思う。
こりゃいいぞと次のキャストも500g級がヒット。ここで、自分だけいい思いをしたら、後で寝てる二人から
ブーイングがくるだろうと思い、携帯電話で起こして状況を話すと、川浪氏だけがやって来た。
川浪氏が来たので、一旦クーラーに入れていたイカを取り出し記念写真を撮らせた。(やはり釣ってすぐでないとイカの
色変わってしまうな。)
私はここでヒットエギをロストしてしまい、同じ種類の別の模様をキャストするも、まったくヒットしなくなってしまった。
変わりに川浪氏が800g級を釣った直後に、またビッグな引きが襲って、揚がってきたのは、またキロオーバーであった。
(写真はキロオーバーの方だったか800gの方だったか憶えていない。ちょっと小さく見えるので800gの方だったかもしれない。
人のイカなのでどうでもよいのだが(爆))
この後、ポツポツ釣ったところで朝になり、朝食食ってしばらくサイトフィッシングをやって終了とした。
結局、尾池氏が17杯、私が15杯、川浪氏が13杯、3人で45杯也!!キロオーバー2杯に700〜800g
サイズが7、8杯と結構型も出たので満足である。
これが私の釣果。いい水揚げでした!!