また、新しい年がやってきた。昨年は、ヒラスズキや緑川のマルスズキはさっぱりだったので、
今年は、多少、頑張ろうと思う。また、ジギングは、近海の回数を多少減らして、ちょっと遠征してみたい
とも考えている。狙いは、カンパチ、ブリ、イソンボの自己記録更新だ!。もともと、大した魚は釣ってないので、
記録更新は楽勝だと思う。問題は、遠征する費用と嫁の承諾である。これは、記録魚を釣るより困難なことである。
肝心の初釣りであるが、今年は手堅くジギングから始めることにした。年末からの時化で、殆ど沖に
出れない日が続いていたため、事前の情報は皆無であったが、潮もいいし、久しぶりの凪で、楽観ムード
が漂っていた。私は、朝日に手をあわせ、初釣りの大漁を祈願したのであった。
今回は、我がRED EYEのメンバー5名とメンバーの知人3名の計8名で、川内の遊漁船「海友丸」
をチャーターした。今回の幹事は度重なるボウズ修行で、もはや高僧となった古賀君。
近年、彼の子守役として世話をしてきた私にも、その影響が少なからず出ているようだ。今年はひとり立ち
してもらい、私も普通のアングラーに戻りたいと切望している。話は戻って、朝マズメの好機に魚探に
反応はあるものの、船中ハガツオ1匹だけという不調な滑り出しとなった。これも和尚の影響か?
その後、誰にもヒットすら無く、2時間近くたってやっと入江君にヒット!!でも青物ではなさそうな
引きで、根魚かなと思っているとヒラメであった。型は小さいが、貴重な1匹である。
しかし、この風貌、とてもルアーアングラーには見えない...?!。今回も、耳あて、顎ヒモ付きの変わった帽子を
かぶり、おしりには磯用の尻あてまでしていた。また、船に乗る前までは、この寒い中、素足に雪駄履き
であった。文化の違いには、ただ唖然とさせられる。
その後、ポイントを移動し、やっと私にもヒット。しかし、引き味も無いイトヒキアジであった。
でも、この魚、煮付けにすると絶品で、晩の焼酎の肴になったことは言うまでもない。
それから数時間後、八谷氏にもアタリがあり、上がってきたのはハタ(イヤゴハタ)であった。
しかし、今日は青物の気配はまったく無い....。
それからしばらくして、入江君の知人で今回が初ジギングの堀氏にヒット!今度こそネリゴ(カンパチの子)かな?と思っていると、
でかいガラカブ(カサゴ)であった。入江君は、しきりに「この魚、毒がありますから、持って帰らない方がいいですよ!。」
と言っていた。それにしても、いつも思うのだが、初ジギングの方は、必ずと言っていいほどいい魚を釣る。
今回のような日だと、特に羨ましい...。
船頭も粘ってくれたが、結局、今回の釣果は船中8名で、ハガツオ1、イトヒキアジ2、ヒラメ1、ハタ1、ガラカブ1、ホウライヒメジ1
という、超ウルトラ貧果であった。良かったのは天気だけ。古賀和尚におかれましては、またボウズで、正月早々、修行されているようだった。
今年こそは.....。