今年の夏は、めぐり合わせが悪く、平日休みにシイラ、ハガツオの日帰り、
またはこれに夜焚きのアカイカをセットにした1泊2日のボートフィッシング等を検討するも、
尾池氏の船はダイビングや釣具屋のチャーター等と重なり乗船できない日々が続いている・・。
それなら、緑川へシーバスでも・・と考えない訳でもないが、クソ暑い夏の夜に汗をダラダラかきながら
蚊の襲来に耐えての釣りを考えると、とても無理して行く気になれなかった。
ところが、月曜代休を控えた日曜の午後、家族で阿蘇へドライブに行くことになり、
大観望にて、お決まりのトウモロコシを食べていたところ、ここは、すでに涼しいというより寒かった。
阿蘇とはいえ秋の気配を
感じた私は、やっと緑川へ行ってみる気になり、満潮に合わせて深夜出動してみた。
丁度、月夜の大潮で、前日、前々日と雨が降っため、条件的には良さそうであった。
また、暑さと蚊も心配した程ではなかった。
久しぶりのため、まずは、上流から河口にかけてパトロールしてみたところ、やはり日曜の夜とあって
アングラーの姿が少ない。最近は緑川もアングラーが増えて釣り辛くなっているので、こんな空いている
ポイントを見ると嬉しくなる。
とりあえず、最初のポイントでキャストを始めるがアタリが無い。あちこち水面にベイトが漂うのが見えるが、
シーバスに追われている様子はなく、時折、遠くでライズ音がする程度。
余談だが、水温が高い10月中旬位までは、だいたいこんな感じで
水面に生活反応がありアングラーも川の状況を確認しながら釣りができるので楽だ。
結局、下げ潮で、いい雰囲気になってきたのだがヒットしないため、他のポイントへ移動することにした。
移動したポイントは、いい状態でポイントに流れが当たっており、スプラッシャーをポイントに流し込むと一発でヒット!!
やっぱ川鱸はトップが面白いね〜。月夜なので魚が出る瞬間やファイトが目で見えて実に楽しい。
小ぶりながら、なかなかのファイトで揚がってきたのは、60cmのよく肥えた元気なシーバスであった。
撮影後も蘇生する必要も無く元気に帰っていった。
なんとなくいい感じ。魚が小さくても、ちゃんと結果が出ると、それなりに満足感が味わえるのが川鱸のいいところかナ・・。