甑シイラ&ジギン&イカ
(2005.9.20-21)
 二年ぶりに甑の夜焚きが実現した。これは、沖にアンカーを打ち、集魚灯を焚いてイカをメインに ジギングでハガツオを狙ったりするものだ。美味しいイカや魚が釣れるので個人的には大好きな釣りであるが、 平日に一泊二日のチャーターとなるため、なかなか実現しない。今年は、たまたま夏季休暇とのスケジュールが 合ったための参加となった。メンバーは一昨年も参加した、私と潜り屋君と山下氏であった。
 釣り方等は一昨年の釣行記を参照願うとして、まずは、夕方までセイルフィッシュ狙いで 沖へ出た。ところが、前日まで結構跳ねていたというセイルフィッシュが、この日は一度しか確認できずに、 この釣りを諦めることとし、皆あまりやりたく無いと言っていたシイラでも狙うことにした。
 しかし、大型の戻りシイラが入るには若干時期が早く、ペンペンだらけで、これも厳しい釣りとなった。
 諦めかけたところで、やっと大型の群れを発見し、皆、一斉にキャストを始めた。小型を掛けたくないため、 皆GT用のポッパー、ペンシルを使用している。必然的に掛かればそれなりの大きさである。
 まずは、私にヒットしたが、メーターオーバーながらメス。バレてほしいところだが、バレないため仕方なく ランディングする。この間、潜り屋君と尾池氏もメーターオーバーをヒットさせていた。このサイズになると 船縁でルアーを外すこともできずに船に揚げることになるが、これが、暴れて大変なのである。 船中、シイラの胃の中に入っていたベイトを吐きちらすは、血だらけになるは、で結局、頭をシメて大人しく させるしかないのであるが、3本ともほぼ同時に船に揚げたため、船上は戦場?と化していた。ところが、 まだ、船の周りに大型のシイラが着いていたため、尾池氏に許可を貰い、私がキャストすると一発でヒット!しかし、また同サイズのメスであった。これも仕方ないので始末することになった。
 結局、4本始末したところで、皆、もう止めよう、と言うことになり、デカイのがいたのだがシイラは止めて、晩飯用の刺身確保のため、 ネリゴ(カンパチの子)を釣って夜焚きと晩飯の準備をすることにした。(始末したシイラは、すぐに頭と尾を切り、 内臓も取ってクーラーに入れ、潜り屋君がおみやげ用に持ち帰ることになったので、ご安心くだされ。)

 この日の最大魚(メス)を釣った潜り屋君。GT用の大型ペンシルでのヒットであった。

 私は、この同サイズのメス2本。GT用の中型ポッパーだったが、大型にすれば、もっと大型魚がヒットしたのでは ないかと思い後悔した。

 尾池氏もGT用の中型ポッパーで同サイズのメスゲット!
 やはり、戻りシイラが入って無いためか大型のオスの姿は見えなかった。

 ネリゴと私。これ1匹釣れば4人前の刺身は十分なので、切り止めて 夜焚きに備えるとともに、潜り屋君は本日のシェフに変身!!

 潜り屋君、仕事で鍛えているとはいえ、手際よく料理し、味もGoodであった。 (本人もこのHP見ているため、マズイとは書けないが・・(爆)いや、マジ美味しかったでデス。)
 ちなみにこの日のメニューは、ネリゴの刺身に、ネリゴと豚肉と野菜でシャブシャブ。〆は、ウナギ茶漬け。 また、翌朝食は、鶏肉を使った具沢山のおかゆ等、手の込んだ料理であった。
 そして、いよいよメインのイカ釣りである。地元でアカイカと呼ぶが、正式名はケンサキイカだそうだ。 これが、また美味いイカなのである。
 この日は大爆釣で、晩飯食って釣り始めたのが8時半くらいだったが、最初こそボツボツ程度だったものの、 その後は朝方まで入れ食い状態!!!

 皆大忙しで、写真はこのピンボケ1枚だけ。あまりに釣れるため、2時から3時 にかけて皆飽きて寝てしまった(笑)。釣れているのに止めるのだから凄い!昼間の疲れもあり睡魔に 負けたというのが正解かもしれないが・・(爆)

 ちなにみ、コレが私の釣果である。推定70杯!!。このように釣れたイカを次々に密閉式のビニール袋に 詰め込んでクーラーに入れておけば、直接、氷や溶けた真水にあたらず、後の処理も楽である。このまま人に配るも良し、 冷凍するも良しである。
 それにしても、今回はよく釣れた。尾池氏は何と100杯を超えていたらしい。今年はピークが遅れているのか、 この時期に大釣りできるとはラッキーであった。また来年も行きたいな〜(^〇^)
 
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