本来なら、会社の同僚、入江君と先輩S氏と共に一泊二日で春の大型アオリイカ狙いで遠征する
予定だったが、悪天候の為、急遽中止となった。替わりに入江君の案で、風が吹き出す翌土曜の
昼までを目処に雨の中、天草でエギングしよう!って事になり翌早朝、二人で釣行した。
「呆れた釣り馬鹿やね、・・」と共に話しながら天草は牛深の有名ポイントへ到着すると、
まだ暗い雨の中、やはり先行者がいる・・・。
どうやら、我々の"釣り馬鹿症状"はまだ軽いようだ(笑)。
我々も早速、準備し釣り始めるが、一向にアタリも無く朝マズメのゴールデンタイムに突入した。
二人して「釣れんね〜、釣れんね〜・・・」と百回程口にしたころ、やっと私にヒット!!
ところが揚がってきたのは、紋の模様が特徴のモンゴウイカ(カミナリイカ)であった(涙)。
【一口メモ:このモンゴウイカはコウイカに似るが、紋の模様が特徴でコウイカより大きくなり、
身も柔らかく味もよい。以上。】
あまりにも釣れないので、ゴールデンタイムが終わった頃、近くのポイントへ移動することにした。
ここにも御同輩の二人連れが先行しており、更に後から別のアングラーも入ってきた。
(雨の中、アオリ人気、恐るべし・・)ここで入江君にヒット!!イカ用ギャフを持ってる私を
遠くで呼んでいるが、いつも大騒ぎをする割にイカが小さい入江君、今回もどうせ抜き揚げサイズ
だろう、と思って動かずにいると、近くに居たアングラーにイカギャフでキャッチしてもらっていた。
もしかしてデカかったんかい?と思い近寄ってみると・・・やはり小さい(爆)。
本人曰く、700〜800gサイズと言っているが、もうひと回り小さい気もする・・(爆)。
ちなみに入江君、何故か同行者がいる場合、ランディンググッズを持参しない。次回からは
反省してもらいたいものである。"他力本願"とでもいうか・・。本来、このセリフは私の座右の銘
なのだが・・(爆)
その後しばらくやったものの、我々や他のアングラーの誰にもアタリがなかったので、我々は
隣接するポイントへ移動した。しかし、ここも反応無し。更に少し離れたポイントへ移動したところ、
先行者(アジ餌)が我々の横で、立て続けに800g〜キロ前後を2杯ゲット!!直後に私のステイして
いたエギにも"ス〜ッ"と持って行くアタリがあったものの、アワセは空振りに終わった(涙)。
その後、かなりしつこく粘ったものの、反応がなかったため、我々は昼食後、根魚狙いに切り替へ
移動した。
しばらく地磯ポイントで釣った後、堤防ポイントで夕マズメまで粘ることにし、ここでアオリイカ
を再度、狙うことにした。結局、釣果が芳しく無く、午前中で切り止める予定が残業になって
しまった。(笑)
この堤防ポイントは水深があり、着低まで時間がかかるため、私は得意?の二刀流で攻めることにした。
今回はエギングと根魚のワーミングである。で、このポイント、意外にも根魚が結構釣れる。
最初に釣れたのが、このオオモンハタ。この海域で結構釣れる魚種である。煮付けにすると
上品な味でとても美味しい。
これを見ていた入江君も、慌てて根魚釣りにチェンジ!それから、二人して入れ食いモードに
突入し、やっと気持ちいい釣りができた。
上は入江君とガラカブ(カサゴ)。下は私が釣った根魚で、約20匹。入江君も結構釣っていた
模様。
そして夕マズメのゴールデンタイムに入り、我々は真剣にエギングをやったものの、結局、イカ
は釣れず帰ることにした。
ところが、まっすぐ帰れる訳も無く、道中見つけたネオン(外灯)に釣られ・・・結局、今度は
メバル釣りに突入してしまった(爆)
しかし、このメバル釣りも人気の種目。良いポイントへは先行者達が入っており、ビシバシ釣って
クーラーへポンポンと手返し良く入れていた。我々もウロチョロしたが、結局、ここでは良い
ポイントへ入れないまま潮止まりに突入してしまった。(涙)
後味が悪い我々は、帰り道でもあったのでヒラセイゴポイントへ立ち寄ってみることにした。(爆)
潮さへ動いていれば、まず外すことは無いポイントで、二人ともメバルタックルで楽しんだのだが、
3Lbラインのため、口周りの擦れ切れで、エラ洗い等でかなりラインブレイクしてしまった。
結局、このポイントではバラシ多発の中、ランディングまでいったのは入江君5、私4。でも高活性で
とてもスリリングな釣りが楽しめた。気が付くと、もう0時である。さすがの我々も睡魔と空腹には勝てず、
眠い目を擦りながらファミレス寄って帰ることにした。
考えてみると、土曜の深夜1時に自宅を出発してから帰宅したのは日曜早朝の3時半である。なんと
移動含めて釣りに要した時間は26.5時間ということになり、この間、一睡もしていないのだ!
凄すぎる!!我ながら感心してしまった(笑)。仕事もこれくらい熱心なら既に管理者になっていただろ
う・・(爆)。この釣りに対する情熱を何か商売に結びつけられないものだろうか・・と思うのは、
私だけでは無いだろう・・。