七里ヶ曽根クロマグロ
(2006.6.1)
 最近、週末になると悪天候続きで釣りが出来ない日々が続き、ストレスは溜まりっ放し・・
そんな折、会社の同僚canal君から、今が旬の七里ヶ曽根でのクロマグロのキャスティングゲームへ 行かないかと誘いを受けた。以前からこの時期クロマグロが釣れているのは知っていたが、 一昨年もマグロウォッチングで終始したことからあまり乗る気ではなかったところ、 予約しているというルアー船「鰤走」のHPを見てビックリ。30kg〜40kg台までのが結構釣れている ではないか。どうも私が知らなかっただけで、北部九州を中心に、近年この釣りはかなりブームになっているらしい。
 当然「行く!」と返事をし、とりあず情報収集を行った。一昨年は、トビペン等を何度もナブラに打ち込んでも 見向きもされなかったが、どうやら、ヒットルアーと必殺メソッドがあるらしい・・・。
 とりあえず、ヒットルアーを福岡勤務の先輩Fishermanさんにお願いし購入してもらうことにし、また、この ずっこけ三人組で釣行することとなった。(笑)

 海はベタ凪でナブラ叩きには絶好のコンディション。船長も張り切ってナブラを探す・・・。ところが、 この日は全くナブラが発生しないどころか鳥も居ない・・・。船長も「鳥が居ませんね〜」と呟いている・・・。
 やはり私のいつものパターンにハマッてまったようだ(爆)とりあえず潮目流しで皆キャストを続けるが、 延々やっても何の気配も無い・・。突然来ることもあるとのことだが、ピンスポットへキャストして1〜2投で 勝負が付くような釣りではなく、ただ、ひたすらキャストを繰り返すのみの釣り・・・辛い・・・。船長はもっと 辛いのだろうと頑張るが、昼も過ぎたあたりから、段々と集中力が欠けていく・・・(ちなみにこの写真は移動中)

 そんな時、「ヒット〜!」の声、振り向くとcanal君がジギングロッドを曲げている。いつの間にジギングを・・ 揚がってきたのは3.8kgのヤズ。(天草では大体3kg超えたらブリと呼ぶが、こちらでは5〜6kgでもヤズと呼ぶ。)
 ちなみに、この魚4kg近い魚なのだが小さく見える。canal君の頭がデカイのである。(笑)

 違う、これは写真の写り方の問題で、青物をこのような持ち方をすると実際より小さく見えるのである。  対象的に下の写真の写り慣れしている私を見よ。(爆)これも4kgクラスの魚であるが、このように 持つと大きく見える。というか実際はこのくらいの大きさのものがそれ相応に見えているだけなのだ。

 話は大きく反れたが、この日はマグロのジャンプも見られず、表層に全く反応がなかったため、後半私は次のような 作戦を立てた。まず、船長の合図でキャストを行うが、潮目狙いで流すため、魚短の地形は無視されるのだが、たまたま 瀬にさしかかると流石に七里、魚短にはかなりの反応が出る。この時、すかさず反対舷でジグを落とす。瀬を過ぎて 反応が無くなったら潮目狙いのキャスティングを行う。結局、私的には正解だったのかな・・。皆から白い目で見られながら もちゃっかりお土産確保。4〜5kgUPサイズのヤズを私が3本、canal君2本。きっと魚短で反応見ながらジギングしてたら 凄い数のヤズが揚がっていたのは間違いないが、なんせ狙いはクロマグロである。こんな邪道的な発想では、当分マグロ は掛かりそうにないな・・・(爆)
 また、今回は、船長からタックルや食わせ方等、色々教えてもらってかなり勉強になった。 あとは実践と運だけ・・いゃ、体力、気力それに金と時間と周りの理解も必要だ。う〜ん、やはり現実は厳しそう・・。

 お土産のヤズであるが、心配した虫も無く、結構なお味でした♪
やっぱりお土産はあった方がいい(笑)
 
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