天草の牛深、西海岸等、外海では既にに水温が上昇しており春〜初夏の大型アオリ狙いには若干厳しく
なったと感じていた私は、水温の上昇が外海より遅れる有明海、不知火海の内海の釣果に目を向けていた。
丁度、外海の釣果が下がると同時に三角、大矢野付近の釣果が上がり出した。ただ、人口密集地域である
熊本市や八代市から近いとあって陸ッパリアングラーの数も半端では無く、なかなか優良ポイントへは入れない
状態・・・。となれば、船から攻めるしかないでしょう、ということで、一足先に調査に出ていたマスター
マリンの尾池氏に情報を聞いたところ、「ここ２、３日、夕マズメ前にちょい投げしてみたところ１．５ｋｇ
〜２ｋｇを頭に数ハイは確実に釣れてる。」とのこと。
それならば私も・・・、ということで、昼から会社を休み、夕方のちょい投げに参加させてもらうことにした。
なんせ明日からは果てしなく毎日雨マークである。今日行っておかないと時季を逃すかもしれないのだ（笑）
夕方からは雨が降り出す予報ではあったが、とにかく行ってみることにした。
ポイントはすぐ近くだったが、風が強く釣り辛い・・。ポイント自体はそんなに深くないのだが横風で
ラインが流され着低とるのも難しい状態である。
そんな中、まず尾池氏にヒット！！
サイズは５００〜６００ｇとこの時季のここのアベレージとしては小ぶりだそうだが、こんな状態でも
釣れるという証拠をみせつけられ、俄然、気合が入る！！。ところが４寸でも底取りが難しい状態でストレス
が溜まる・・・。ナマリを巻いたりしたが、風の影響で浅場の割りに着低までの時間が長過ぎるような気がした私は、
我慢できずに遂に４．５寸を取り出しキャスト開始・・・。
デカイカにはデカエギだよね〜・・なんて自分に言い聞かせながらシャクっているとググーッと持っていく
アタリが来た。思いっきり合わせを入れると、どっしりと重たく乗った！！
久しぶりの良型に胸を高鳴らせながら、ゆっくりと味わいながら寄せてくる。気持ちエ〜な〜♪！！
尾池氏にネットですくって貰って無事キャッチ！！
４．５寸のアオリーＱをガッチリと掴んでいる。尾池氏が船にあった秤で計量するとジャスト２Ｋｇ！！
ふふふっ・・・とりあえず目標達成！！
その後、しばらくして私に８００〜９００ｇサイズが１杯きた後、潮が変わり夕マズメに突入・・・。
大型の大爆釣！！かと思いきや、さっぱり釣れなくなってしまった。風も治まり時間帯もバッチリなのだが・・・。
潮が変わったのが原因でイカの付き場が変わったのか・・・。そうこうしているうちにスコールのような夕立が
我々を襲って、慌てて撤収することになった。
結局、今日の釣果はこれだけ。尾池氏は不満だったようだが、私的には２Ｋｇの大台？に乗ったので
満足いく釣果だった。
ちなみに大型のミズイカを美味しく食べるには、薄皮をよく剥ぎ、包丁で細かく網目上に両面とも切り目
を入れてから縦に薄く切るのがコツだ。（と思っている。）これだと柔らかく旨みも出る。また、一旦、冷凍
し解凍後に食べるのも旨みを出す秘訣だとテレビでも言っていた。イカの繊維は横に入っているので、縦に薄く
切るのが基本。ミミやゲソはてんぷらが一番美味い。（と思っている。）
ちなみに尾池氏、しばらく個人的に調査釣行を実施後、うまくいけば商売でエギングするかもとのこと。
近海料金で大型アオリが狙えるなら、願ったり叶ったりであるが・・・。