天草マダコ
(2006.7.26)
 今年の梅雨は記録的な雨量の多さで、しかも5月初旬から梅雨同然の状態であった。週末は殆んど 雨で、釣りの予定もさることながら、家族との日帰り旅行等、各種家庭内イベントも何かと先送り になり、結果的にこれらイベントを消化するまで釣りにも行けず・・・。とまあ、とにかく今年の 梅雨は釣りどころではなかったのである。
 やっと雨が上がったこの日、思い切って会社を休み、潜り屋君のボートでヒラメ、マゴチの ワーミングをやった後、この時期が旬のマダコをやってみることにした。メンバーは潜り屋君と マスターマリン(遊漁では無く船販売の方)のO君と私の3人。
 まずは朝マズメから船を出したのはいいものの、最近の大雨の影響で流木等、ゴミだらけである。 クネクネと蛇行しながらポイントへと急ぐ。水の色も緑色でかなり濁っている。
 そして、例年、ヒラメ、マゴチ がこの時季集まるポイントでキャストを始めるが、まったくアタリが無い。梅雨前に潜り屋君らが 潜った時はヒラメは20匹以上居たとのことだが・・・この大雨が影響したのだろうか・・・?
 かなり粘ってみたもののまったく反応が無いので、諦めてマダコ釣りにチェンジした。この 釣りはタコテンヤに手羽先を巻きつけて、それを底まで落としてゆっくり底をこづいているとマダコ が乗ってくるという単純な釣りだが、なかなか奥が深い。釣れる人と釣れない人に差が出るので釣り人 を熱くする。というか、この時季、炎天下で釣りしてりゃあ、誰でも熱く(暑く)なるのだが・・(笑)
 で、潜り屋君、先日も二人で3時間で20杯以上ゲットしたそうで、かなりこの釣りに力を入れている。
 この日もコンスタントに釣っていく・・・。さすがこの釣りをする為にボートまで購入しただけあり、 この釣りだけは非常に上手い(爆)たぶん前世はタコか、この親戚だったに違いない・・・(爆)
 私はというと・・・昼過ぎまでやってたった2杯であった。(涙)
 ちなみに潜り屋君は9杯。O君は地元の利が生かせずボウズである。確かにこの日は海の状態が 良くなかったが、それにしても潜り屋君が9杯釣る間に2杯しか釣れなかったのはショックであった。
 次回からタコ名人、いやタコ師匠と呼ばせていただこう・・・。(笑)
 話は変わるが、この時季の地ダコは非常に美味い!ゆでる時間と塩加減さへ間違わなければ最高の ご馳走である。ゆでたてのタコをつまみにビールなんて最高ですぞ!!また、一旦ゆでたタコを小さく 切りみりん醤油で焚いた後、炊き込みご飯にすれば、りっぱなタコ飯の出来上がり!!これも最高ですぞ! たこ焼きも美味かった!嫁はイカよりタコを釣って来い!!と珍しく催促した程であった。また行こ。

 
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