先日の鯛&アオリがどうも納得いかず、尾池氏を誘って天草でボートシーバスを行うことにした。
ボートはいつものように尾池氏所有の小型セカンドボート。氏によると、最近、シーバスが好調で、
マズメ時に高確率で釣れているという。
ポイントに到着後、磯際のシャローポイントへミノーをピンスポットキャスト。ルアーは私がシーバスで最も信用している
メガバスのX80SW。
様相通り一発でヒット!!ヒット直後、首を振った感触が伝わったのでシーバスと確信し、ファイト開始。尾池氏も
同じポイントへキャストすると、これまた一発でヒット!!ダブルヒットで2人して竿を曲げていると、尾池氏は
すんなりランディングしたものの、私の魚は下へ突っ込み、なかなか浮いて来ない。それどころかドラグを
引き出しどんどん突っ込んで行く・・・。ン、これもしかしてデカイんじゃ・・・?しかし、喜びも束の間、だんだん怪しくなり、
「スズキならかなりデカイはずだけど、もしかして・・・」なんて言っていると、やっと魚が見え出した・・・
正体はやっぱり青物であった。(確か首振ったよね?!)さほど大きくはないが、ルアーはX80SWである。フックサイズが小さいので無理にドラグを閉める訳にも
いかず、時間をかけなんとかランデング成功。
魚はよく肥えた2.5kgのヤズ(ブリの子)であった。シーバスタックルでこのサイズがくるとかなり楽しい。
ドラグを鳴らして竿を思いっきり曲げるファイトは実に爽快である。
その後も、ワンキャスト、ワンヒット状態が続くのだが、ランディングネットにルアーのフックが絡まり大変な状態・・・
。なんせキャストすりゃヒットするのだから同時に2人ともヒットしている訳で、ネットにフックが絡むので、そのまま
次の魚も一緒にネットに入れたりすると、またそのフックも絡んでしまったり・・、ラインを切って片方が付け替えてキャスト
すると、片方がフックを外している間にヒット・・・と、船上はちょっとしたパニック状態である。ヒットタイムがマズメの短時間しか無
い事を知っている為、物持ちの写真等撮ってる暇も無く、お互い早くデカイ魚を釣りたくて必死である。(笑)
しかし、気持ちとは裏腹に、魚のサイズは序所に小さくなっていき、序所にスレぎみになり、遂にはアタリも止まってしまった。
結局、釣れたのは予想通りマズメの短時間で、ランディングまで成功したのは2人でシーバス11にヤズ1。その後、我々はタコ釣りにチェンジしたものの
、まったく釣れず、ナブラ撃ちでヤズを2尾追加して納竿とした。
しかし、短時間ではあったが、とても充実した釣行であった。やはりミノーでピンスポットを攻めるボートキャス
ティングゲームはとても面白い。魚もシーバスだけでなく青物も出るのでこれもスリリングで楽しい。病み付きになりそう
・・・。