天草メバル
(2007.3.23〜24)

 金曜(3/23)が代休で私的には三連休となったが、我が家の場合、釣りで家を空けられるのはせいぜい1日だけだろう。 となると何を釣りに行くべきか・・・。まだ月も出来始めで、闇夜に近い状態の下りの中潮である。 メバルにはいい条件であるが、金曜時点の天気予報によると日曜日は北西の風で波高2.5⇒2mとなっている。 日曜日のヒラスズキ釣行も考えたが、二日後の天気予報なんて当てにならないのが常であり、 もし、ヒラスズキを選んで天気予報が外れると三連休は釣り無しということになる。結局、リスク回避の観点 からもメバル釣りが妥当と判断し、土曜の午前中には家に帰る約束をし、独り金曜の昼過ぎから天草を目指した。
 目的のポイントは、昨年のメバル釣行 で大型を連発でラインブレイクされたポイントである。
 昨年の反省から、今回はラインをPEの8LBに巻き換え、ドラグをきつめに絞めて大型の突っ込みに対応するつもり である。
 ところが夕マズメのゴールデンタイムというのに、全く反応が無い。昨年は底の方に大型の魚影が見えたのだが、 今年は時折、小型がチョロチョロしているだけである。
 ふと、対岸の堤防に目をやると二人のエギンガーがやって来て、いきなり良型を連発させていた。
 私も、メバトロ用に準備していた若干硬めのロッドにエギをセットしてキャスト開始・・・。やりながら、 もし、大型がヒットした場合、ギャフもネットも無いのにどうするのか・・と不安になり、車までイカ用 ギャフを取りに行くことにした。結局、今回はメバルに集中するため車に残してきたエギング専用ロッドまで 取って来てしまった。(笑)
 結局、メバルやったり、エギングやったりの落ち着かない夕マズメのゴールデンタイムとなってしまった。 そして、どちらも釣れない・・・(爆)
 辺りが暗くなったところで、ようやく私のエギにヒット!!
 久しぶりのアオリの引きにギャフの準備までしたが、抜き揚げ可能な600gサイズであった。

 その後も続けて400gサイズをキャッチ!!しかし、この後が続かずイカを諦めメバル釣りを始めると、いいアタリ があり、揚がってきたのは25cmもあるアジであった。このサイズのアジならば、これ専門に狙う価値あり、と判断した 私は、今度はサビキ仕掛けをセットしてキャスト(笑)。ところがしばらくやっても子アジが一尾釣れただけ。再度、メバル を再開したが、時折、子アジがヒットしてくる程度・・・。気が着くと、もう10時過ぎである。
 車に帰り弁当食ったついでに駐車場横の外灯下でメバルを狙ってみたところ、良型のガラカブ(カサゴ)がヒット!! 軟弱なメバルタックルのため、一旦、根に潜られてしまったが、しばらく待って、根から出たところで無事キャッチ!!

 25cmの良型であった。
 その後、中学時代によく行ったメバルポイントへ行ってみたところ、10〜13cm程度のチビメバルが連発でヒット! キャッチ&リリースで10尾程釣ったところで、このチビメバルをから揚げにしてみたらどうかと思い、 その後20尾程キープ。
 それから再度、ポイントを移動し、ヒラセイゴ、シーバスのポイントへ行ってみるものの不発。
 時計を見ると3時である。いい加減、眠くなったが、まだ、不完全燃焼。再々度、ポイントを移動し、先月、腹痛のため、 1投しかできなかったポイントへ行ってみることにした。
 すると、数投目に強烈なアタリがあり、慎重にやり取りし無事キャッチしたのは25cmの良型メバルであった。

 これに気を良くした私は、その後、ミノーやメバトロで20〜24cmを3尾追加。

 ところが、期待した朝マズメの時間帯、風が強くなったこともあるが、何故か反応が無くなってしまった。
 諦めて帰ることにしたが、最後に"メバル必殺ルアー"を一度キャストしてみたところ、足元でドスンとヒット!!またこの 魚が超デカイ。青物程のスピードは無いが、凄い勢いでドラグを引き出して行く・・・。10m程走って一旦止まり、首を振った 引きが伝わった後、また10m程走られて・・・この繰り返しでリールのラインが残り少しになったところで ラインブレイク・・(涙)
 8LBのPE使っていたためドラグは結構絞めていたのだが、全く太刀打ち出来なかった。魚はおそらくランカーシーバスで、 サイズもかなりデカかった。
 がっかりしたが、必殺ルアーの威力に関心し、再度チャレンジ。急がないと時合を逃すため、今度はリーダー無しの PE直結でキャスト。今バラしたばかりなので、もう駄目かと思いつつやっていると、またヒット!!
 今度のは、あまりドラグを引き出さない。これなら獲れる、と思いながらもタックルがタックルなので 結構のされる・・。極めて面白い!!!

 以外と時間がかかって揚がってきたのは、50cmクラスのシーバスであった。満足、満足!
 さっきバラシた奴といい、こんなのがウロウロしていたのでメバルの反応が悪くなっていたのであろう。
 その後、もう、ヒットは無いだろう・・・と思いつつもキャストしてみると数投目にまたヒット!!
 しかし、今度は、15cm前後のメバルであった。シーバスが居なくなったのでメバルが戻ってきたのだろうか・・。 それなら、これからメバルが釣れ出すのか・・との思いもあったが、海が時化出し、雨に突風まで吹いてきたため断念。 ここで納竿とした。
 一晩、寝ずに頑張ったが、アオリ、アジ、カサゴ、メバル、シーバスと思いもかけない五目釣りや本題の メバルも数釣り、型もそこそこ出て面白かった。バラシた大型シーバスについては、到底、 太刀打ち出来る代物でなかった為か、以外とサバサバして悔いは残らなかった。

 ちなみに、から揚げ用にキープした小型メバルであるが、棘がある背ビレ、腹ビレ、尻ビレを調理用ハサミで根元 からカットし、腹ワタ取った後、背から頭にかけて包丁を入れ火を通り易くしてから揚げると二度揚げせずともきれいに 揚がる。また棘をカットしているので食べる時に口の中を怪我することも無く、子供にも大人気であった。
 今度からメバルは大型は煮付け、小型はから揚げにしようと思うが、課題はどちらも不向きな中型メバルか・・。
 
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