天草アオリ
(2007.5.3〜4)

 GWの後半3日〜5日にかけて実家の天草へ家族で行くことになった。実は月夜の大潮ということで、以前から かなり期待していた期間でもあったのだが、九州地方の天気予報は4〜6日は雨マーク。3日は帰省準備、移動に 要する時間も必要なので勝負は3日の夕方から4日の朝にかけて、雨が降り出すまでと考えた。
 準備に時間が掛かり自宅を出発したのが午後1時。当然渋滞に巻き込まれ、約4時間かけて実家の本渡に着いた。
 荷物と家族を実家に置いて、早速、ポイントへゴー!。付いて来るという息子を振り払い、嫁からは愚痴 をこぼされ、母親からは呆れられ・・・(笑)。まあ、春のでかイカを釣るためだ。このくらいの犠牲は仕方あるまい・・・。  ということで、慌ててポイントへ向かった私であったが、向かうは3/31の釣行でFishermanさんが1.6gを仕留めた ポイント。実は、この後も入江君が二度の釣行で2Kg、1.25Kgを仕留めている。予定で行くと、今度は私が 2.5〜3Kgを釣る番である(爆)。
 期待に胸膨らませ、ポイントへ向かった私であったが、現地に着くと連休中である。当然、釣り人も多く、 10人程が堤防に並んでおり、皆アジの泳がせやエギでミズイカ(アオリ)を狙っている。
 まだ、明るく夕マズメには少し時間がある。早速、準備をして私も堤防の先端付近に陣取りエギをキャストし始めた。
 この時間帯、あまり潮が動いておらず、イマイチ活性が低いのか、誰にもヒットせず夕マズメに突入。ところが、 ベストタイムにも係わらず、誰にもヒットが無い。しかも、アジの泳がせをしているアングラーの浮を見ても、 まったくアタリすら無い状態・・・・。
 結局、誰にもアタリが無いままマズメを過ぎて真っ暗になってしまった。今夜は日没が7時で月の出が8時である。 月の角度も考えると、イカ釣りが出来る明るさになるのは9時過ぎである。
 今夜はこのポイントで粘ることに決めていた私は、時合待ちの間、外灯下でメバル釣りをすることにしたが、1投目で 20cmUPが釣れたため、期待が膨らんだが、後が続かず、手を変え品を変えしていたところ、堤防の先端で釣りを していた家族組のお父さんが来て、「我々は帰ります。このポイントではアジの泳がせで、今年2Kg〜3kgUPを 毎回釣っていたのだけど、今日はさっぱり駄目でした。」とのこと。
 水温の上昇に伴い、釣れるエリアが序所に移動しているのではないだろうかと私的に考えた。
 その後も、ベストポイントである堤防の先端を空けた状態で私は釣れないメバル釣りをしていたのだが、連休である。 団体で釣り人が入って来たため、慌ててメバル釣りを止め、堤防の先端ポイントに入って陣取り、少し 時間が早いが、また、エギをキャストし始めた。
 まだ、月が出始めで暗いのだが、闇夜カラー等のエギをキャストするも、全く反応無し。そして、粘ること数時間、 潮も動き出し、月も昇って、ベストな状態となった。ところが、一向にアタリも無い・・・。
 いい加減、頭にきてキャストを繰り返していたところ、やっとドスンとヒット!!
 獲物は2Kgか?3Kgか?と期待したが・・・

 揚がってきたのは650gのこの時季としてはチビイカであった。(涙)
 それでも、1杯出てホッとしたのが本音で、また、今回、初おろしのリール、セフィア2500Sにもイカのエキス を吸わせられた事も良かった。
 時間を見ると11時20分。さあ、これからだぜぃ!!と気合が入ったが、突然、雨雲が移動してきて月を隠して しまった・・・・(涙)
 それでも、諦めが悪い私は2時まで頑張ったが不発・・・。ここで一旦、仮眠を取り、再度、朝マズメから 狙うことにしたのだが、4時半に携帯のアラームで起きてビックリ。雨が降り出していた・・・(涙)
 それでも根性で釣り始めると何やらヒット!!
 揚がってきたのはタコ。その後も粘るも雨がひどくなり撤収。諦めて実家へ帰ることにした。
 ところが道中、小降りになったため、諦めが悪い私は、他のポイント二箇所をやって、エギ2個をロストし、 約5Kg程釣って帰った。(藻を)

 この日は、子供達を連れて遊びに行く約束だったので、これで釣りはお終い。翌日の早朝も雷雨だったので、 釣りできず、5日夜に自宅へ戻った。結局、GWの私の釣行は、子供と行ったキス釣りと、今回の激シブイカ釣り のみとなった(涙)。やっぱGWはどんなに休みがあっても釣りには厳しいな〜・・・

 
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