いよいよ、いや、やっと、この季節がやって来た。昨年からハマッたマダイ釣りで、生きエビを使った
鯛テンヤと呼ばれる釣りである。これがとても面白い。中通しのテンヤ用鉛に短い二本針仕掛けで、一見、今、流行
の鯛カブラに似ているのだが、誘い方も違えば、釣れ方も違う。よく釣れる。
はっきり言って鯛カブラで釣れるのは根魚ばかりで、たまに気が向いたマダイが釣れる程度である。それに比べたら
圧倒的に釣れるのが鯛テンヤである。餌釣りなので当然と言う人もいるが・・・(笑)
天草と島原半島の間の早崎の瀬戸では昔から使われている仕掛けで、ファンも多い。この釣り、大きくゆっくりシャクる
のがコツで、このあたりも鯛カブラとは違う。
今回は、会社の仲間4人での釣行となったが、基本的に、ここのポイントは潮流が速く、潮が大きい時は釣りにならない
と言われているが、今回は幹事の都合もあり、潮が速いこの日に強行予約を入れることとなった。
まずは朝からH氏が連発でヒット!!型は小ぶりだがよくアタリも出て好調な滑り出しであった。
今回、全体的に不調だったFishermanさん、電動仕掛けのロッドに問題があったのでは・・・。
いつものことながらスロースターターで、小型の数釣りになってしまう私、今回も、そんな展開になっていたのだが・・・
昼ちかくになり、潮が速くなり底が取れずに浅場のポイントへ避難した我々であったが、ヒットも無く、
勝手に弁当タイムに入っていると、独り黙々と釣りをしていたcanal君が根掛かり・・・。ロッドをビシバシあおって
外していたかと思いきやヒット!!しかも大きい・・・。掛かっていたのに外そうとしたのか、外れた直後に掛かった
のか、しばらく本人も困惑していたが、掛かればこっちのもの。周りの「落ち着いて、ゆっくり、ゆっくり・・・」
の声に慎重に巻き取りキャッチしたのは2.5kgのグッドサイズであった。
数では9枚釣った私が竿頭であったがサイズが出ず撃沈・・・。全体的にも、この日は潮が悪かったのか貧果であった。
帰りに、別のポイントで、前夜、夜炊きで釣りをしていたcanal君の釣友がクーラー一杯のマダイとヤズを
持って来てくれた。おかげで、お土産は確保できました(^^)
この釣り、これから年末まではいけるので、次は潮がよい時に、再チャレンジしたい・・・。