島原メバル
(2008.2.11)

 前回、初めてメバルの泳がせ釣りをやって、完全にハマッてしまった。ハマッたのは 私だけでは無く、同行したメンバ皆同じで、連日、会社の昼休みは仕掛けがどうだの、 ロッドがどうだの・・といった具合(爆)
 で、当然のごとく即、予約を入れたのだが、週末は殆ど満席で、やっと取れたのがこの日であった。
 ちなみに、この釣り、イワシを泳がせてメバルを釣るのであるが、ホームページで調べてみたところ、 イワシメバルといって関東あたりではかなりメジャーな釣りのようで、ホームページやブログ等も結構掲載されているようだ。
 ただ、魚の大きさではこちらの方が23cm〜30cmとデカイようである。

   
 何がそんなに面白いのかというと・・・。私的には、まず第一に魚が大きい事(これをソリッド等の柔らかい ライトタックルを使い、グニャッと曲げて釣るのが楽しい)。
 第二は、棚取りをし、餌のイワシをうまく泳がせて 釣るというテクニックが面白い事。
 第三に腕が上がれば数が出る事(常連客は、23cm〜30cmサイズを1人で20匹以上釣る)。
 次に外道も魅力的な事(カサゴは1人10〜20匹位釣れるし、時には40〜50cm前後のマル、ヒラスズキも1人10匹 以上釣れたり、チヌ、ヒラメ、マゴチも釣れるのである)。
   という訳で、この日を楽しみにしていたのであるが、三日前あたりから風邪をひいてしまった私は、連休中とあって 病院へは行けず、市販の風邪薬を飲んで過ごしていたのだが、前夜に38度の熱を出してしまった。社会常識的には、ここで キャンセルをするところだが、乗り合いとはいえ、当初5人で予約していたのが、既に1人所用でキャンセルになっており、 更に私までドタキャンすると2人減の3人となり、船長に多大な迷惑をかけてしまうという思いから、根性で釣行することに 決めた。
 ところが、である。港に着いて船に荷物を積み込もうとした我々に、船長が、「貴方達はあちらの船に乗ってください。」 と別の船を案内するではないか!!!そんな話し聞いてないけど・・・。目が点になった我々は、仕方無く、別の船に 乗り込む事になった。(ちなみに短気な私が何故怒らなかったか??。風邪で声が擦れて出なかったのである(爆))
 という訳で、前置きが長くなったが、我々を乗せた船は近海ではなく、対岸の島原まで走らせた。ポイントは、 南島原市のすぐ目の前であった。
 このポイントは砂地にちょっとした根が点在しているようなところで、根掛かりは少ないが、魚も少ないようで、釣れない・・・。
 船長はというと、手釣りで底を小突きガラカブ(カサゴ)狙いをしているようだ。 我々は、メバルを釣りに来たのだけど・・・。
 かなり時間が経って、やっとS氏に待望のメバルがきた。
 S氏は、この日のために3mのインナーロッドを購入していたのだが、これがアタリで、我々の2mちょっとのロッドより 長い分だけ、ロッドでの誘い幅が釣果に出たのか、全体的に貧果の中での竿頭であった。

   
 前回、イマイチ調子が出なかったKM氏であるが、イメージトレーニングが功を奏したのか、今回は検討、二位であった。

   
 私はというと、冷たい空気を吸い込むと咳き込んでしまうため、マスクをして釣りをしていた(笑)。風邪が原因とは思えないが、  このフラットな地形での棚取り等、まったくパターンを掴めず大苦戦。しかし、サイズはこの日最大の28.5cmをゲット!!

   
 私同様、苦戦したJ氏。この日はメバル釣りは早めに見切ったのか、底狙いでカサゴ(ガラカブ)釣りをしていたようだ。 最大は30cm近くあった模様。

   
 結局、この日は、島原のポイントから船長が動かず、超貧果に終始してしまった。  発表したく無い程の貧果であるが、お決まりなので・・・
 1位:S氏6匹。2位:KM氏4匹。3位:Jと私で2匹ずつ。(涙)ちなみに船長も3匹。
 やはり船釣り(沖釣り)は、船長次第で大方の釣果が決まるな〜・・・。次回からは、予約の時点で船長まで確認しておくべし。
 話しは変わるが、刺身は、活魚をその場で捌いたものが最高であることは言うまでもない。
 今回、メバルを自宅まで生かして持ち帰れるか実験してみた(爆)。
 まずは、船中で釣ったメバルを生かして持ち帰る分だけ(今回は28.5cm,26cmの2匹のみ)別のクーラーに入れ、ブクブクで空気の泡を出し、生かしておく。(たまに 水を替えてやること。冬場は特に水温が海水より低下し易いため注意が必要。)※もうひとつ大切なことは、メバルの浮き袋 が出ないよう、ヒット後、ゆっくり浮かせることである。  

 次に、車で移動する際は、アジ専用の移動用生け簀(アジ缶)に入れ、ブクブクも差し込んでおく。これは、優れもので、 メッシュのフタとの二重構造になっており、チャックで締めると水がこぼれにくい。更に、念を入れ、全体をポリ袋で 包んで車に乗せる。

 
 途中、釣具屋で道草したり、自宅に帰ってからは、機材洗ったり、他の魚を捌いたりしたため、かなりの時間が経過していたが、 魚はピンピンしていた。やはり、刺身の魚は活魚が1番ですな!!次は真鯛に挑戦したいのだが、入れ物が課題である・・。
※今回釣った魚の計測写真(調理時)はブログに掲載。

   
 ところで、最近、ルアー以外の釣りにもハマっている。私的には、ルアーへのこだわりが少し薄れたというのが本音のところ。 特にお気に入りが、真鯛のテンヤ釣りとイワシメバルであり、これにアジの泳がせでの大物釣りである。
 これらの釣りは、まだまだ駆け出しであるが、非常に興味があるので、今後の年間スケジュールに組み込んでいくと思う。

 
Field Reportへ戻る トップに戻る