菊池川水系ヤマメ
(2008.3.1)

 近年、私の周りの環境に餌釣りをする人が増えてきたこともあり、私も淡水、海水問わず餌釣りをするようになった。
 ヤマメの解禁当初はルアーより餌釣りの方が断然釣れると聞いていたので、昨シーズンから餌釣りタックルも揃えていたの だが、出番も少なく、餌釣りでの釣果は無かった。
 しかし、今年の解禁日は週末と重なった為、大勢の工作員(アングラー)が訪れることが予想されることから、 ルアー釣りのように広範囲の移動は無理と判断し、少ないポイントを確実に釣っていける餌釣りの仕掛けも持参することとした。
 今回は、会社の先輩で餌釣りの師匠でもあるJ氏と同行することとし、ポイントは、昨年から年券(年度券?)を購入している 菊池川水系とした。
 今年は、工作員が多いことを予測した我々は暗いうちからポイントに到着。薄暗いうちから釣り始めたのだが、さっぱり釣れない。魚 が居ないのだ。ルアーを通しても、まったく追っても来ない。(涙)
 ここは、短い支流のため、例年、釣りきったら終わりのポイントで、解禁から1〜2ヶ月で釣りきられてしまうような貧弱 ポイントなのである。そのため、何処に放流されたのかが鍵となるのだ。まるで釣堀で釣りをしているような感覚だが、近場で この釣りをしようと思うと仕方ないのである。
 結局、朝のいい時間帯を失敗した我々は、車に戻り、色々回ってみることにした。
 事前情報による放流ポイントと思われるエリアには工作員らしき姿があちこちに見られたため、我々は、若干下流からそのエリア まで上ってみることにした。
 ここで、餌釣りをしてみた私に良型がヒットしたが、土手の上から釣っていたため、抜き揚げに失敗しバラシ(涙)。 直後に、J氏にヒット!
  
 ヒレの状態から、昨年放流された魚のようだ。とJ氏。
 釣れた魚を見て、私も気合が入ったのは言うまでもないが、ここでトラブル発生。仕掛けが大岩に引っ掛かってしまい、 仕方なく川へ入って外そうとしたところ、10匹位のヤマメが驚いて岩陰から逃げて行った。魚いるじゃん。やはり、この 辺りが放流ポイントのひとつのようだ。
 ここで、ルアーをキャストしたところ、1匹追ってきてチェイスを繰り返すがバイトまで持ち込めず。しかし、ルアーに 良く反応することが分かった私は、ここからルアーにチェンジ。ところが、先に餌釣りのJ氏に行かれてしまっているため、 餌釣りの後からルアーをキャストしても反応無し。何とか追い越して、先にキャストさせてもらおうと追いつくと、前方に 工作員の姿が・・・。それならば、と先程バラシたエリアを対岸から再度攻めようと行ってみると、そこにも別の工作員 が入っていた。(涙)
 どうしようも無くなった我々は、土手で弁当を食いながら、この後、どうするか考えた。この時、既に11時前であった。 (この時点でJ氏1匹、私ボウズ)
 J氏が本流へ行く案を出したが、ポイントまで遠い上に、ギャラリーが多いそのポイントのロケーションを聞いて 意欲が無くなった私は、ここの上流域を提案した。当然、朝から工作員に攻められていることは承知の上だが、 人里付近でヤマメを釣る文化に慣れてない私は、駄目元でもいいので、山に入りたかったのである。
 結局、私の案で上流域へ行くことになったのだが、ここで私に迷いが生じた。ルアーで何とか釣りたいのだが、メインのポイントでは、 数投で終わるルアーより、じっくり攻められる餌釣りも魅力なのだ。両方持っていくのも面倒だし・・と考えていると、 J氏から、「悩むくらいなら両方持っていく方がいいよ。」とアドバイス。この言葉で両方持っていくことに決めた私であるが、 これが、後にビンゴになるのである・・・。
 まずは、昨年釣れたポイントでルアーをキャストするとヒット!
  
 やっと釣れた。本日の1匹目である(汗)。ヒレピンの状態から、今年の放流魚では無さそう。
 しかし、この後が続かず、全く魚ッ化も無い。おそらく先に入った工作員による仕業とみられる。
 そして、メインのポイントにたどり付くと、魚が中層で数匹泳いでいるのを確認。J氏は餌釣り、私はルアーであるが、 ルアーに反応はあるものの、2度バイトがあったがヒットまで持ち込めず、その後は沈黙・・・。
 J氏は餌釣りで立て続けに5匹程ゲット!!全て放流魚である。どうやら、ここは放流ポイントの一つだったようだ。
 私も、餌釣りにチェンジすることにした。(爆)
 立ち位置が狭いのでJ氏と交代で釣ることにしたが、まさに入れ食い状態である。
 放流後、長期経過した魚等であれば、数匹釣ったら警戒して食わなくなるところだが、放流後間もない魚のため、 釣り掘り状態である(笑)。あまりに釣れるので、J氏と並んで釣ることにしたが、お構い無しに釣れる。
  
 結局、このポイントだけで二人で40匹近く釣って、大方、釣りきった感が出たところで納竿とした。
 おそらく朝から工作員に攻められていたであろうポイントから、これだけ多くの魚が釣れたのは意外であったが、 推測するに、途中のポイントの低活性からして、工作員が入ったのは事実と思われるが、メインポイントについては、 ピンスポットまで距離があるため、竿が短く届かなかったか、ルアー、フライ等で攻めていたのではないかと思われる。 もしくは、工作員も大釣りして満足して帰った後だったのかも・・。(爆)
   
 結局、本日の釣果は私が17匹で、J氏が25匹。午前中の貧果からすると、考えられない釣果であった。
 野球に例えると9回裏2アウト、ランナー無しからの大逆転といったところか・・・(爆)
 今回は、近場で放流魚を効率良く釣ることが目的だったので、散々苦労したが、結果的には目的達成である。
 来月あたりヤマメに行くとしたら、本格的な山に入り、ルアーで狙ってみたい。 球磨川水系を検討しているが、漁券の高さもあり思案中である。

 
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