天草アオリ
(2008.10.14-15)

 今年の秋の数釣りピークはここだ!!と勝手に決め込んでいた今回の月夜回りの大潮。一般的な3連休は、 土、日、月(祝)であるが、私の場合、土日が勤務になったため、月(祝)、火、水の3連休となり、私的には、 潮といい、天気(風含む)といい、釣り場の込み具合といい、丁度、都合の良い連休となった。
 まずは、月曜の祝日。家族サービスのため阿蘇方面へドライブ。どうせ、ここで釣りに出かけても結果は見えている。
 そして、いよいよ火曜日。世の中は連休明けの初日である。晴天で風もあまり無く、月がバッチリ出るのは分かっているし、 人も少ないことが予想できるので、気持ちはルンルンで一路天草を目指した。
 今回の場合、メジャーポイントであろうがなかろうが、何処でも入れることが予想できたので、自分が1番釣れると思う ポイントをランガンすることにした。
 まずは、地磯ポイントから入ることにしたが、夕マズメ前に場所取りも兼ねて入ったのだが、暇なので、とりあえず エギを投入し、シャクってみると、いるはいるは、300〜500gとこの時期アベレージサイズのイカが群れでエギを 追ってきた・・・。(笑)
  
 ちょっと小ぶりであったがファーストヒット。ところが、この後、立て続けに3杯キャッチしたあたりから、追いが 悪くなり、さっぱりイカの姿が見えなくなってしまった。
 まあ、暗くなると、さっきのイカ達と沖の大型も接岸してくるでしょう・・・と気楽に思い込み、ちょっと休憩を入れる。
 ところが、じっとしていられるのも数分で、退屈なので、結局、エギをキャストしてしまい、どんどんイカがスレていって しまった。
 ベイトのイワシが沢山居るので、その方向へキャストを繰り返していると、ガツガツと魚のアタリがあり、アワセをいれると 乗った。この場合、大抵、針がカンナのため、途中でバレるのだが、なんとか手前までよってきた。
 魚を見ると2kgはありそうな良型のヒラメであった。しかも、エギを後ろからバックリ飲み込み、エギの頭だけ 口から出ている理想的な掛かり具合であった。ラッキー!!
 ところが、どこから取り込めばよいのか、若干高さのある磯なのでぶり上げは怖い。また、今日はタモでは無くイカギャフ である。一応、イカギャフで取り込もうとしたものの、うまく刺さらず、かえって魚が暴れるだけなので、 仕方無く崖を降りて、リーダーを掴んで持ち上げようとしたところ、傷が入っていたのか、リーダーの先からプッツリ・・・ ラインブレイク(涙)
 タモを持って来ていれば・・・。車を出る時に、どちらにするか迷った挙句、磯歩きで荷物が多かったのでギャフを選んだ のであった・・・。また、リーダーはフロロ4号を使っていたのだが、瀬が粗いポイントである。5号にしていればよかった ・・・。と、この後も後悔ばかりでため息ばかりつきながらのエギングとなった。
 そして、暗くなったころから、思ったとおりアベレージサイズの入れ食いとなった。
  
 気持ちは落ち込んでいるものの、イカは連発である。徐々に気を取り直していった。
  
 エギはいつものやつであるが、アタリが遠のくと・・・
  
 アクセントに他のエギを使ってみると、また釣れる。
  
 そして、また、元に戻すと、また釣れる。
 と、まあ、こんな感じでひとしきり釣ったところで、場所移動。
 この後は、有名堤防、岸壁等をランガンするも、ポツポツと釣れる程度・・。  気が付くと夜中の2時である。潮止まり前後で活性は低いものの、空には満月がこうこうと照りつけており、風も無く、 しばらくすると、また爆釣できると思われるのだが、疲れと睡魔でダウン。しばらく車で仮眠することにした。
 ところが、夜明け前に起きて、周りを見回すと車が沢山・・・(汗)、ポイントでは既に多くのエギンガーがシャクっていた・・(涙)
 あの〜、今日は、平日なんですけど・・・。それにしても、このイカ釣りブームは凄すぎる・・・。個人的には、 単にブームで終わることなく、イカは美味いので、更にヒートアップしていくのでは、と思っている・・。
 で、仕方なく移動・・。その後は、風も出てくるは、何処のポイントも人だらけだは・・・で、苦戦しながら ランガンしたものの、テンションが下がってしまって・・・。結局、まだ朝であったが、納竿として帰宅することにした。
  
 これが本日の釣果である。今回はタコもやらず、真面目にシャクった成果か(爆)
  
 MAXは800gでアベ300〜500gといったところ。数は小イカも入れて約20杯。総重量は何と7kgあった。 いい水揚げであった。

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