今年に入り、時化の為に壱岐・対馬の遠征が二度も流れてしまい、なかなか思うような釣りが出来ていない。
また、出足が遅れていたメバルも、この一週間あたり前から釣果が上向いてきている。
行きたくてウズウズしていたところ、enzo君がマイボートを出してくれると言うので、会社の同僚canal君を
誘い、エビ餌でのメバルとジギングでのシーバス狙いで出船することにした。
この時期、水深20m前後の漁礁にメバルやシーバスが付きだす為、良い反応があればジギングで
シーバスを釣ることも出来る。(2006年の2/19釣行記参照)
この日も、まずは2006年の2/19にジギングでシーバスがよく釣れたポイントから攻めるも、魚短の
ベイト反応がまったく無い。こりゃ駄目だ〜。
そこで用意していたジグは1回も落とさず、早速、エビメバルを開始・・・。
ところが、反応が無いポイントで粘ってはみたものの、やはりメバルもヒットせず、止む無く場所移動・・・。
それからは、遊漁船に乗って覚えたポイントを次々叩いていくものの、3ヶ所目でやっと私にヒット!!
これがこの日の船中ファーストであった。(涙)
夜明け前から釣り始めて、この時既に8時半である。あまりの厳しさにショックを受けながら、
遊漁船の偉大さを身にしみて感じていた・・・。
それから数時間、船中、私にもう1匹きただけで時間ばかり過ぎていく・・・。
そして、潮が満潮から下げに変わった直後、バタバタと釣れ出した。
メバルのヒットタイムは短いので、「チャンスは今だ、早く釣れ!!」と私が檄を飛ばす。メバルもパタパタと釣れ出し船中忙しくなった。
ところが、enzo君のみ"蚊帳の外"で一人だけボウズ・・・。
何でも、メバル釣りの名人に教わったという仕掛けは、ミキ糸4号、エダス3.5号の20cmとか・・・
針も超デカイし・・・。
見るに見かねて我々の仕掛けを提供するも、次々に根掛かりでロストしていく・・・。
いい加減、私も切れて、「メバル釣りは底を切って釣るとぞ!!」と私から怒鳴られ、レクチャーを受けることに・・・。
そして、やっとenzo君にもヒット!!ところが、この時、マリーナに帰る時間まで後1時間しか無いという・・・。
粘ってもあまり期待出来そうにないので、マリーナへ帰りながら適当にポイントを探り、魚短の反応があったところを
叩いてみる、という作戦をたて移動・・。
すると、たまたま一箇所いい反応が出ているポイントを見つけ、エビメバル仕掛けを落としてみると、次々にヒット!!
正体はセイゴで、これが、かなりの数らしく、次々にヒットしてくる。
メバルがイマイチだっただけに、ここでお土産確保!!とばかりに、「チャンスは今だ、早く釣れ!!」と
再び私が罵声をあげる!!!(爆)
enzo君もダブルヒット等、ここでは結構釣っていた。私の仕掛けのようでもあったが・・・(笑)
特にこのポイントではcanal君が絶好調で、常に入れ食い状態であった。
ところが、釣っているうちに自分の仕掛けが切れて無くなったとのことで、私がセットしておいた
アイスジグ仕掛けを借りてキャストすると、メバルを3匹連続キャッチ!
「何ぃ〜、メバルもおったんかい。」そこで、私がロッドを取り上げキャストするも、何故か私にはヒット
しない・・・。すると、今度は、canal君、今まで私が使っていたエビメバル仕掛けでセイゴを連続キャッチ・・・。
私はというと、粘ってアイスジグでメバルをヒットさせるも船べりでバラすは、時間切れでラストキャストで
ヒットし、二人から「良かったね〜」と言われてキャッチするとメバルでは無くウミタナゴだったり・・・。(涙)
”参りました”
と、まあ、こんな感じで最後は慌しく釣れたので皆満足していた模様。
ところで、これがenzo君の財産である(笑)。いつ見ても格好良い船だ。羨ましい・・。ガソリン艇だが4ストロークで燃費は比較的良い。ミヨシにエレキまで装着しており、これでポイントにおける船の微調整を
するのであるが、操作方法が難しいらしい(爆)。
ちなみに、新艇で300万で購入し、マリーナの年間使用料が10万だとか・・・。
思った程の贅沢品ではないのだが、我が家の大蔵大臣が認可するとは思えないので、まず私には無理な話しか・・。
結局、本命のメバルは三人(二人で?)で15匹程度と不調であったが、最後のポイント30分でセイゴを25匹程度
キャッチし、何とかお土産は確保。
ちなみに、ブログでも紹介したが、これが最終兵器?の活魚輸送ボックス!!単に内容量52リッターの
縦長クーラーにエアーを送り出しする穴をドリルで2箇所開け、ブクブク用と排気用のホースを取り付けたもの
であるが、これがなかなかの優れもので、これだとメバルは数が入るし、マダイやスズキサイズでも持ち帰れる。
オマケに自宅にそのまま置いておくと2〜3日は持つので簡易生け簀として生かしておけるのである。
仲間からは"磯崎鮮魚店"と言われている(爆)