天草五目
(2009.3.7〜8)

 今週の土日、嫁と子供達は子供会の行事で阿蘇にお泊り予定とのことで、私は久々の週末フリー。
 そこで、潜り屋君と屋久島でエギングする話しで一旦は決まったのだが、時化でキャンセルした私は、 プチ遠征でのメバルの陸ッパリも検討したが、結局、これも同行する相手が居なかったので断念。
 仕方無く、独りで天草へメバル、ミズイカ(アオリ)、シーバス等の五目釣りで出かけることにした。
 前日の天気予想では、北西から北東へ風が変わり、天草は波高2.5m⇒1mとのこと。ならば、朝マズメは ヒラスズキも狙えると考えたが、朝マズメの潮位と荷物の多さから消去法でヒラスズキは断念した。
 そして、3時半に自宅を出発した私は、朝マズメにメバルを狙ってみることにした。
 ところが、この後、最悪のシナリオが続く事に・・・
 朝マズメに標準を合わせた私は、予定した堤防に入り、仕掛けを作っていると、グルグル・・・と腹の調子が 悪くなり、ヤバイ状態になってきた・・・。
 とりあえず、2投キャストしたが、ここで限界となり、せっかく持ち込んだ道具を車まで持ち帰り、近くの トイレへGO!・・・
 ところが、ある筈のトイレが消えていた・・・・??
 信じられない出来事だったが、事実、跡形も無くなっている・・・。
 仕方無く他のトイレを探すも見つからず・・・。
 こうなったら、最後の手段。野○ソが出来そうな適当な草むらを探すも、なかなか見つからず、 山へ登ったり降りたりして、やっと手頃な場所を見つけて用を足すことが出来た(^^)
 我に帰ると、完全に日は昇りマズメの時間帯は完全に終わっていた・・・(涙)
 駄目元で、見えてるメバルをアイスジグで誘うも、時間が遅い為、反応無し・・・。
 結局、ガラカブ(カサゴ)狙いに切り替えることにした。
  
 これなら、しばらくいけるかとも思ったが、型が極端に小さくなってきたため、このポイントを止めることにした。
  
 結局、初日の朝の部は、この5匹のキープで終了。
 夕方は西海岸の一押しポイントでミズイカをやることにし、昼間、何処で何をするか考えたが、いい案が浮かばず、 とりあえず牛深のミズイカポイントを片っ端から叩いてみることにしたのだが、強風のため、何処のポイントも風の 影響で釣りにならず、グルリと牛深をドライブすることになってしまった・・・。
 そして、正午近くになり、牛深のイカを諦めた私は西海岸のポイントを目指すも、朝早起きした為、睡魔が襲ってきて 途中で仮眠することにした。
 3時半に目が覚めた私は、適当に磯に降りてガラカブでも釣って暇つぶしをすることにした。
  
 潮が上がってきていたので、長居は出来なかったが短時間で5匹キープ。 ガラカブなら、適当な磯からのワーム仕掛けで手頃に釣れる。イージーな釣りである。
 そして、夕マズメ、期待したポイントに早めに陣取り、色んなエギをキャストするも不発・・・。数人来たエギンガー達も 皆不発のまま帰っていった・・・。
 一度、私のエギに500gサイズが追いかけてきて、一瞬抱いたが、直ぐ放して逃げていった・・・。 この一発のみであった(涙)
 そういえば、ここで赤ナマコが引っ掛かってきてキープ、これはラッキーであった。
 日が落ちて、辺りがどっぷり暗くなったところで、とりあえず私も場所移動・・・。
 そして、イカ狙いで訪れたポイント近くで、なにやらシーバスが狙えそうな雰囲気・・・。
 ここで、ちょっと寄り道のつもりで、エギングロッドにミノーを装着しキャスト開始・・。
 すると2投目でシーバスヒット!!パターンにハマればシーバスもイージーな釣りである。
 ところが、80cmクラスの良型のシーバスだったのだが、焦ってタモ出しが早かった為、 タモ入れに失敗し無念のバラシ・・・(涙)先行者二名にも無様な様子を見られてしまった・・。(^^);
 これでシーバス釣りに火が点いた私は、この後数箇所、河口部を中心に叩いて回ることにした。
 で、比較的小さな河川の砂利場のシャローでトップをキャストしたところ、一発で出たものの、これまた不発(涙)。
 どうも今日はツキに見放されているようだ・・・。
 この後、メバル釣りに切り替えたのだが、気がつくと干潮で潮が引いていて、何処のポイントも浅い。 そして釣れない・・・(涙)。
 もう0時を回っている。そういえば、先程「子供が熱を出し、インフルエンザかも・・」と連絡が入り、 病院に連れて行くの行かないので嫁と口論になったのも気がかりで、早めに帰ろうかと思い、熊本方面へ移動し始めたが、 途中で睡魔が襲ってきたため、途中の港で車を止めて朝まで寝ることにした。
 で、マズメ前に目が覚めた私は、せっかくなので、マズメのみメバルを狙ってみることにしたのだが、 外灯が無いポイントのためか、暗いうちからワームをキャストするも、まったくアタリ無し・・・。
 やはり、辺りが明るくなり出したマズメの時間帯になってヒットが出始めた。
 しかし、メバルの活性は短時間で終わるもので、約30分位で釣れなくなってしまった。
  
 型もどんどん小さくなり、釣れてもリリースサイズばかりになったので納竿とした。
 結局、この日の朝はメバル4匹とサヨリ1匹キープしたのみ。
  
 最終的なキープはこの通りである。
 こうして私の一泊二日の釣りは早々に終了したのである。
 今回は、本当に辛い釣りであった。何時になったら、私に春が来るのだろう・・・。
 ちなみに、赤ナマコは大変美味しゅうございました。サヨリの塩焼きも美味かった。

 
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