天草アオリ・カサゴ
(2009.6.13)

 アオリ前線北上に伴い、陸ッパリで狙うアオリは天草下島から近場へと移ってきているのだが、 何せ近場とあって、何処の釣り場も混雑は避けられない・・・。
 そこで、enzo君の船を出してもらうことにし、ボートエギングへ出かけることにした。
 メンバーはenzo君と同クラブのエギングのエキスパートであるジャークマンさん、それに私と 会社の先輩J氏の4名。
 天候は終日曇りで風も微風、気温もさほど上がらず最高のエギング日和となった。
 さて、今回のポイントであるが、過去に叩いたポイントは情報流失等の問題で情報提供者との トラブルになる恐れがあるため、まったく他のエリアを開拓することにした。
 まずは、潮通しの良い小島周りのポイントで朝マズメ過ぎの時合からスタート。
 何せ初めてのポイントである。アオリが居るのかさへも分からない状態なので、4人で投げ倒して 最初の1杯を出したいところ・・・。
 すると意外(爆)にもENZO君にヒット!!
  
 型は大したことないものの、アオリが居ることが分かり、皆気合が入る・・。
 すると、直後にジャークマンさんにヒット!!
 いい引きで上がってきたのはキロUPの良型であった。
 ENZO君のエギの下地がマーブルだったのを見て、すかさずマーブル下地にチェンジしてからの ヒットであった。流石である。
 その後、しばらく間が空き、再びジャークマンさんヒット!!
  
 今度は、岬の先端付近にボートが差し掛かった際、岬の潮のヨレをダイレクトに狙い一発で仕留めた ものである。これまたお見事!!
 しかし、その後はかなり粘ったものの皆アタリも無く、他のポイントを探し移動することにした。
 次に向ったのは、駆け上がりの岬ポイントで、藻もあり潮の流れも速いため、以前から気になって いたポイントであるが、ここでは、まったくアタリも無く、気配すら感じることが出来なかったため、 早々に移動することにした。
 次のポイントはENZO君が仕入れた情報を元に移動することにした。
 話では、陸と小島の海峡ポイントで、イカ曳きの漁師も居るとのことだったが、行ってみると、 イカ曳きの漁師の姿も無く、陸と小島の距離が離れ過ぎており、海峡のイメージとは程遠く、 おいおい、本当に釣れるのかい・・と言った感じのポイントであった。
 また、具体的なポイントを聞いてなかったとのことなので、仕方なく、小島周りをチェックしてみる ことにした。
 すると、意外にも島の周りには藻もあり駆け上がりもあり、潮が通れば期待できそうな雰囲気・・・。
 そうこうしているうちに、駆け上がり沿いに潮目が出来始めたため、駆け上がりを流し始めたが、 潮と一緒に船を流すと釣り辛いので、船を止めてエギのみ流すようENZO君にお願いし、キャスト開始・・。
 それでもアタリが無いので、皆、意欲が無くなりかけていたころ、私に明確なイカパンチがあり、 直後のジャークで乗った〜!!
  
 いい引きで上がってきたのは1.5kgの良型であった。
 これで皆の気合が入り、ジャークに魂が入る・・(笑)
 すると、今度はENZO君もヒット!!
 ゆっくり巻き上げさせ、追尾のイカを期待したところ、思った通り、デカイカが追いかけて来て、 掛かっているエギを狙って何度もアタックして来る。一瞬、二匹掛かったが、直ぐに外れて逃げていった。
 私とJ氏はフォローのキャストをしたが、これには反応しなかった。(というより、投げた場所が 悪く、イカが見つけられなかったようだった。)
 それから、しばらくやったが、満潮の潮止まり前になり潮目も消えてきたことから、しばらくは イカは無理だろうと判断し、小島周りでカサゴ釣りを始めることにした。
 私が得意とするワームでのカサゴ釣りであるが、特にここのポイントは場荒れしておらず、ワンキャスト ワンヒット状態で連続キャッチ!!
 最初はビニール袋に入れていたが、あまりに釣れるため、面倒なのでバケツに放り込む・・。
  
 他の三人もカサゴ釣りを初めて、皆で爆釣を楽しんでいた・・・。筈であるが・・・。
 振り向くと、J氏がロッドを大きく曲げている。キロオーバーのカサゴかハタ類がヒットしたのか?? と思ったが、よく見るとエギにイカが掛かっている。(爆)
  
 で、ゲットしたイカは1.3kgの自己記録で、本人も大喜び!!
 何でも、カサゴ釣りをしていたところ、子イカが数匹見えたので、これを狙ってエギをキャストした ら、子イカは逃げて、これが掛かったてきたのだとか・・・。
 これで全員イカが釣れたことになり、とりあえず一安心。
 そして、皆、カサゴ釣りに精を出したのたが、これが釣れ過ぎる程釣れる・・・。(爆)
 ジャークマンさんもコツを掴み、連続ヒット状態になってご満悦。
  
 島を一周回りながら釣ったのだが、あまりに釣れるので、途中からは20cm以下はリリース。
 で、小島を一周したら、こんなに釣れていた。これで一人分である。(爆)
  
 カサゴは、まだまだ幾らでも釣れたのだが、皆、「もうカサゴはいいよ。」と言い出し、 潮も動き出しイカも気になってきたので、ここらで止めて、イカ釣り再開!!
 ところが、下げ潮に出来る潮目の位置が変わるため、ポイントを変えざるを得ない。
結局、下げ潮では私に350gの小型が1杯来ただけで不発であった。
 また、潮目流しをしていた時、J氏がタイラバをやってみたところ、ヒットがあったものの無念の バラシ・・。
 これがきっかけとなり、ポイントを移動し、皆でタイラバでマダイを狙うことにした。
 しかし、ジャークマンさんにマダイらしき魚がヒットしたものの、これも惜しくもバラシに終わり、 結局、タイラバでは、私とジャークマンさんに小さなグチが1匹ずつ釣れただけで不発。
 これで時間切れとなり、納竿とした。
 皆の釣果は、4人でアオリ1.5kgを頭に7杯。カサゴは山程釣れた。
 期待したアオリであったが、ポイント開拓しながらの釣りだったので仕方ないかな・・。
  
 今回の私の釣果であるが、アオリは1.5kと350gの二杯のみながら、カサゴは全部で32匹。 リリース分入れれば40匹以上であった。しかも短時間で。
 アオリはポイント開拓を含め、再挑戦してみたい。また、そろそろマダコも良くなってきているので、 こちらも気になっているが・・・。

 
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