有明海ヒラメ・マゴチ
(2009.6.26)

 例年、春〜初夏にかけて有明海ではヒラメ・マゴチがシーズンとなる。
 餌はイワシの泳がせ釣りで、タックルはメバルやテンヤマダイの流用でよく、 仕掛けは船で用意してくれるので手軽である。
 この釣りを昨年初めてやったが、その時はヒラメ1匹だったので、リスクが 大きい釣りだな〜と思っていたが、たまたま船のホームページを観ていたところ、 60cmUPのマゴチが結構釣れている上に、ヒラメを含めてかなりの数が釣れている 模様であった。
 例年、7月上旬までの釣りだし、梅雨で天気も不安定である。そこで、釣れている 今しか無い!と思い、出動することにした。
 今回は、いつもの仲間は鮎釣りや仕事の関係で出動出来ず、単独で乗り合いに参加 することにした。
 この日は下りの中潮二日目で天気は曇りでベタ凪。最高の釣り日和である。 オマケに釣り座は私から入る最高のポジションで、連日の釣れっぷりからして、私の 爆釣は既に約束されいるも同然であった!!・・・。
 朝マズメ、釣り開始と同時に小型中心ではあるが、船長を中心に皆バタバタとアタリが出て 忙しい・・・。
 ところが、何故か私だけヒットせず、まるで魚が私の仕掛けを避けているとしか思えない 状態が続く・・・(汗)。
 ちなみに、私からポイントに入り、最後が船長という流し方であるが、船長が1番ヒットしている。
 また、船長の釣れ方は尋常では無く、入れ食いである・・・。はっきり言って、嫌になる。これが 陸上なら、とっとと帰っていること間違い無し!!(爆)
 皆が3〜4匹釣った頃になって、やっと私にもアタリがありヒット!!
  
 上がってきたのは40cm弱の、ここでいう中型であった。
 それでも、やっと1匹釣れてホッとしたことは間違いない・・。
 これに気を良くしたのが好転したのか、しはらくして、また私にアタリがあり、 今度のはかなりの大物!!
 しばらくはドラグが出て、なかなか上がってこなかったものの、何度かの締め込みをかわし、少しずつラインが リールに巻き込めるようになり魚が浮いてきた。
 よし、獲れた!!と思った瞬間、フッと軽くなってしまった・・・。(涙)
 ラインを回収するメインフック下の孫針のトリプルフックの上で切れていた。歯で噛み切られた模様。
 船長曰く、「今の引きはマゴチでは無く、大型のヒラメですね〜。マゴチはもっと首振ります。 今のように、時折、グ〜っと持っていく引きはヒラメです。アンラッキーでした・・。」とか・・。(涙)
 それから、また、スランプ?に陥った私は、また、独り孤独にアタリ無し状態が続いた・・・。
 昼近くになり、時間帯なのか、船全体的にアタリが出なくなった。当然、私も3時間程、全くアタリ無し。
 そして、場所を移動した一流し目、皆、大型のマゴチを中心にバタバタとアタリが出だしたのたが、 ここで、私にもやっとアタリがあった。
  
 ところが、上がってきたのはメバルであった。型は25cm前後の良型であるが、 ここにきてメバルかよ〜・・・(涙)
 私の隣、後ろ、斜め後ろの客は皆60cm前後の大型マゴチをキャッチしているのに、何故、私だけ・・・。(涙)
 恥を忍んで周りの客に釣り方をレクチャーしてもらい、ヒットがあったものの、小型のヒラメ・・・。
 少しだけ釣り方が分かったかな〜、と思ったところで、船長から「ハイ、納竿で〜す!!」の声。
 こうして、私の最低、最悪の釣りが終了したのであった。本当に辛く、惨めな時間であった。
 ちなみに、これが今回の船全体の釣果である。船長含めて7名。上がヒラメで、
  
 下がマゴチである。60UP2匹含む50UP7匹とか。船としては、釣れたんだが・・・
  
 そして、船長が釣った魚は客に分配されたので、これが今回のお土産。
 私が釣ったのは、右の3匹だけ。(涙)
  
 ところで、今回のヒラメ、マゴチ、メバルは刺身、煮付け、塩焼きにしたが、 ヒラメ、メバルの塩焼きは、かなり美味かった。特に外道で釣れたメバルの塩焼きは絶品であった。

 
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