天草マダイ
(2009.9.25)

 今回は、会社の釣り仲間4名(S氏、N氏、J氏と私)と、今回からタックルを購入して初参加するI氏の計 5名で、いつもの大矢野町鳩乃釜港の遊漁船の乗り合いに参加した。
 9月13日の鯛釣り大会は八代海側の海だったが、今回は有明海側となり、鬼池沖と湯島沖がポイントとなる。  この時期、有明海側と八代海側の釣果を比較すると、どちらも手の平大サイズの数釣りがメインながら、 型という点では有明海側の方のがワンランク上のようである。
 ということで、今回は少し型を狙いたいところである。併せて、前回、鯛ラバを使ってみたところ、 餌と遜色なく小型も含め釣れたことから、今回の私は鯛ラバ主体で挑戦してみるつもりでいた。
 ところが、出船前に船長が皆に仕掛けを配る際、まずは鯛ラバをするという私を制し、「朝から良い潮 なので、餌でやった方が良い。」と勧められ、いつもの活きエビを使ったテンヤ仕掛けでスタートすること となった。
 ところが、いつものお決まりパターンで、私にはアタリすら無い状態が続く・・・。
しかも、この日は船長含め、全体的にアタリが乏しい一日となった・・・。
 そんな中、小型ながら船長を上回るペースでボツボツとS氏が数を稼ぐ・・・。
  
 結局、期待した朝マズメは船中、手の平大サイズが数枚上がっただけであった。
 そして、マズメを過ぎたあたりでJ氏に良いアタリがあった。
  
 ところが、上がってきたのはコロダイ2.8Kgであった。釣り上げる際、冗談で言っていたイラでは ないものの、コロダイだったため本人もがっかりした様子。
 この後、やっと私にもアタリがあり、遅ればせながら本日の1枚目がヒット!!
  
 型はこれも手の平大サイズであった。
 さあ、これから・・と期待したが後が続かず、船中、延々と低活性状態が続く・・・。
 ここで船長が鬼池沖に見切りをつけ移動し、叩きながら湯島沖を目指すという行動に出た。
 依然釣れない状態が続いた私は、どうせ釣れないのだから・・・と、やりたかった 鯛ラバを投下。
 すると1投目からゴヅゴツとアタリがあった。この釣りの宿命で、アタリはあってもなかなか ヒットまでは至らないパターンで、2投目も同様であった。
 そして、何気なく入れた3投目、着低後、5m程巻き上げたところでガツガツと強いアタリと 共にググーッとロッドを引き込むアタリが出た。
 満を持して大きくアワセをれたところ、見事フッキング!!
  
 ドラグを効かせたやり取りの後、上がってきたのは1.9Kgの良型マダイであった。
 鯛ラバ(餌無し)でこのサイズを釣り上げたのは初めての経験で、とても興奮した。
 その後は、船中、また低活性状態が延々と続き、皆厳しい時間帯を我慢しながら釣っていた。
  
 そんな中、S氏は湯島沖の外道の定番である鮫をゲット。(笑)
  
 また、この日は本命がなかなか釣れず外道賞のJ氏は良型のガラカブ(カサゴ)をゲット!
  
 そして時間となり納竿。
 この日は珍しく全体的にアタリが少なく厳しい釣行であった。
 我々5名に他のお客が2名と船長を入れた計8名の釣果がこれ。
 私は1.9Kgの他、小ダイ3枚の釣果。鯛ラバで3枚釣れたのが収穫か。
 竿頭は小ダイ7枚を釣ったS氏であった。
  
 久しぶりの大物だったので自宅で活き造りにした。身もまだ透明感がありプリプリ、シコシコ の歯ごたえに独特の旨みもあり、最高に美味い刺身であった。

 
Field Reportへ戻る トップに戻る