有明海マダイ・チヌ
(2010.4.29)

 近年、型が出る春の上り鯛を狙いたいと思っていたが、今年も釣れ出したことから、いつもの大矢野の 遊漁船へ電話したところ、夕マズメの上げ潮の3時間だけなら船を出してもよいとの返事だったため、会社の 釣り仲間に声をかけ、私とS氏、N氏、U氏の4人で予約を入れることにした。
 結局、3時間では物足りず、船長にお願いして出船を1時間早めてもらい1時間だけガラカブ(カサゴ) 釣りをさせてもらうことになったが・・。(笑)
 乗り合いだったためか、港に着いたところ、我々の他に二名入っており、客は計6名であった。
 ところが、西風が強く、かなり釣り辛い状態・・。とりあえずガラカブ釣りを始めることとなったが、 私の計画では、ジグヘッド&ワーム仕掛けのキャスティングで瀬周りを狙い、サクサクとバケツ一杯お土産を 確保する予定であったが、強風でキャストできず、船長も瀬周りには寄れないとのことで、水深20m前後の バーチカルな釣りをすることとなった。
 潮が早い海峡ポイントの上、風で船が流されるため船を立てても軽いジグヘッド仕掛けでは底が取れず苦戦・・・。
 船長は私の仕掛けを見て「絶対釣れん・・」と言っていたが、根性で数尾ゲット。で、これが私の釣果。
  
 得意のジグヘッド&ワーム仕掛けで爆釣劇を見せたかったが、この条件では仕方あるまい・・。
 また、N氏、U氏は胴付き仕掛けで狙っていたが、コノシロの切り身では釣れずワームに替えてから4〜5尾ずつゲット。
 他のメンバと船長は我々の釣りの見学をしていた・・・。(申し訳無い)
 ということで、前座が終わり、いよいよ上り鯛狙いでポイント移動!!
 ところが風が強いせいか、釣れなくなったのか他の船が少ない・・。船長も「おかしいな、先日までは沢山船が出ていたのに・・」 と言ってた。
 私は大鯛狙いで、一人だけタイラバ仕掛け。ところが、コツリともアタリが無く、時間だけが過ぎていく・・・。
 誰にもアタリが無いまま30分近く経過したところで、Sにアタリがあった。
  
 しかし、揚がってきたのはチヌであった。船長曰く、このポイントはチヌが多いポイントだそうで、ベタ底でコツ、コツと くるアタリは大抵チヌだとか。また、このチヌはなかなか針に乗らないため釣り難く、 チヌを釣るなら、竿に乗るまで待った方が良いとのことであった。
 その後、船中、ポンポンとチヌが揚がり出し、N氏もゲット!!
 どうも、皆チヌを狙い出したのか、底ベッタリを釣っている模様・・・。(笑)
 私はタイラバで着低後、直ちに中層までリトリーブするためか、まったく蚊帳の外状態・・・。
 結局、このポイントでは鯛はヒットせず、チヌのみS氏が3尾、N氏が2尾、船長1尾に他のお客が1尾の計7尾ゲット。
 ここで船長が見切りをつけ、ポイント移動。次のポイントはチヌは掛からないとのことで、掛かればマダイというポイント。
 このポイントで他のお客の一人が良型のマダイをゲット。船長もキロアップをゲット。
 残り時間も僅かとなり、私も弱気になり、ひと流し毎にタイラバとテンヤを交互に行うも、結局、不発・・・(涙)
  
 これが船中7名(4+2+1)の釣果。
 やはり、春の上り鯛は一発狙いなので、一か八かの勝負だな・・・。
 狙える潮も短いので、今年はこれで終わりのようだ。
 また来年頑張ろう・・。
 ちなみに、今回はガラカブの他、S氏からチヌを2尾貰ったのでお土産はなんとか確保。このあたりだけはちゃっかりしている。(笑)
 
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