9月18日〜26日までの9日間は、今年、二回目の夏休み。
休みといっても、祝日や土日は子供の各種行事が入っており、自由がきく日はこの日しかなく、
会社の釣り仲間のJ氏と二人で、いつもの大矢野の有漁船の乗り合いに参加することにした。
先日も鯛釣りに行っていた私は、今回はカワハギ釣りをしたかったのだが、船長に電話を入れた
ところ、まだ、カワハギ釣りはやっていないとの返事で、マダイのテンヤ釣りを行うことにした。
この日の客は、我々二人を含めて三名のみ。これに船長も入れて四名で釣り開始。
この日は、客が少なかったからか、近場のみで釣りをするとのことで、通常、5時出港のところを
5時20分に遅らせてのスタートであった。
この日の状況は、晴れで西〜南西の微風、ベタ凪。上りの月夜の大潮初日で、満潮が7時30分前後。
出港後、20分程度走った湯島沖が本日のポイント。上げ潮メインのこのポイントは、船も多く出ている。
すると、一流し目で、いきなり船長に大型マダイがヒット!!なんと4.2kgの良型であった。
船を船長一人がいるトモから流していたので、客が三人ということもあり、私もトモに入ろうとしたところ、
船長にとがめられ、渋々、一番最後にポイントに入るミヨシに戻り釣り始めると、突然、私に強烈なアタリが
あり、ドラグが鳴った!!
突然の出来事に戸惑い、何度かの締め込みをかわして無事浮かせた魚は、64cm、3.1kgのマダイの
自己記録魚であった!!
近年、よく通っているマダイ釣りであるが、コツコツと記録を更新している。
しかも、この記録だと、まだまだ記録更新の余地もある・・・。これが良いのである。
ビギナーズラックも含め、いきなり大型魚を釣ってしまうより、この方が意欲が長続きするし、
楽しみも続くと思うからだ。
釣り上げた後、船長から「ほら、後ろに来なくて正解だったでしょう。」と言われ、握手を求められた。(笑)
一般的に、最初に大型を釣り上げておくと、気持ちも楽になり、その日の釣果も上向く傾向にあるのだが、
この日は、満潮の潮止まりが近いため、すぐに上げ潮が緩み出し、船中、アタリが止まってしまった。
そんな中、船長は少しでも潮が動くポイントをマメに移動してくれたが、ベラ等の餌取りばかりで・・・
やっと、私に重たいのが掛かったと思いきや、湯島名物のこんなのが・・・。(爆)
その後、下げ潮が動き出したのだが、やはり、下げ潮では有明海のマダイ釣りは厳しく、時折、手の平大の
小鯛がポツポツとヒットする程度。
J氏は、この日、辛抱の釣りであったが、最後に、なんとか刺身が取れるサイズをキャッチ。
結局、この日は、船長含めて4名の釣果がこれ。
外道のベラはかなり釣ったのだが・・・。
この日は、お土産が少ないと予感していた私は、ベラ、カサゴをコンビニ袋一杯釣って持ち帰ったのであった。(爆)