天草船マダイ
(2010.9.21)

 9月18日〜26日までの9日間は、今年、二回目の夏休み。
 休みといっても、祝日や土日は子供の各種行事が入っており、自由がきく日はこの日しかなく、 会社の釣り仲間のJ氏と二人で、いつもの大矢野の有漁船の乗り合いに参加することにした。
 先日も鯛釣りに行っていた私は、今回はカワハギ釣りをしたかったのだが、船長に電話を入れた ところ、まだ、カワハギ釣りはやっていないとの返事で、マダイのテンヤ釣りを行うことにした。
 この日の客は、我々二人を含めて三名のみ。これに船長も入れて四名で釣り開始。
 この日は、客が少なかったからか、近場のみで釣りをするとのことで、通常、5時出港のところを 5時20分に遅らせてのスタートであった。
 この日の状況は、晴れで西〜南西の微風、ベタ凪。上りの月夜の大潮初日で、満潮が7時30分前後。
 出港後、20分程度走った湯島沖が本日のポイント。上げ潮メインのこのポイントは、船も多く出ている。
 すると、一流し目で、いきなり船長に大型マダイがヒット!!なんと4.2kgの良型であった。
 船を船長一人がいるトモから流していたので、客が三人ということもあり、私もトモに入ろうとしたところ、 船長にとがめられ、渋々、一番最後にポイントに入るミヨシに戻り釣り始めると、突然、私に強烈なアタリが あり、ドラグが鳴った!!
 突然の出来事に戸惑い、何度かの締め込みをかわして無事浮かせた魚は、64cm、3.1kgのマダイの 自己記録魚であった!!  
  
 近年、よく通っているマダイ釣りであるが、コツコツと記録を更新している。
 しかも、この記録だと、まだまだ記録更新の余地もある・・・。これが良いのである。
 ビギナーズラックも含め、いきなり大型魚を釣ってしまうより、この方が意欲が長続きするし、 楽しみも続くと思うからだ。
 釣り上げた後、船長から「ほら、後ろに来なくて正解だったでしょう。」と言われ、握手を求められた。(笑)
 一般的に、最初に大型を釣り上げておくと、気持ちも楽になり、その日の釣果も上向く傾向にあるのだが、 この日は、満潮の潮止まりが近いため、すぐに上げ潮が緩み出し、船中、アタリが止まってしまった。
 そんな中、船長は少しでも潮が動くポイントをマメに移動してくれたが、ベラ等の餌取りばかりで・・・  
  
 やっと、私に重たいのが掛かったと思いきや、湯島名物のこんなのが・・・。(爆)
 その後、下げ潮が動き出したのだが、やはり、下げ潮では有明海のマダイ釣りは厳しく、時折、手の平大の 小鯛がポツポツとヒットする程度。
 
  
 J氏は、この日、辛抱の釣りであったが、最後に、なんとか刺身が取れるサイズをキャッチ。  
  
 結局、この日は、船長含めて4名の釣果がこれ。
 外道のベラはかなり釣ったのだが・・・。
 この日は、お土産が少ないと予感していた私は、ベラ、カサゴをコンビニ袋一杯釣って持ち帰ったのであった。(爆)


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