10月に続き、アオリイカ釣り革命リュック針を開発された
陣内氏の船に乗せて貰うことになった。
今回は、会社の先輩F氏からの誘いで、二人で乗船させて貰うことになったのだが、F氏とは初めてのコラボ。
早朝6時過ぎに牛深に到着し、前日から釣りをしていた陣内氏と合流し、早々に餌を調達して、まだ暗いうちからの
出港とになった。
当日は、沖へ出る予定でいたのだが、北西からのウネリが残っており断念。
とりあえず、前回、ヒラスズキがヒットしたポイントで餌のアジ釣りから開始したのだが、私とF氏がアジ釣りして
いる横で陣内氏はいきなりアジの泳がせで大物狙い。
すると、一投目から陣内氏にヒット!!上がってきたのはマトウダイであった。
その後も、連続で3尾のマトウダイとヤガラをゲット!!こっちは、地道に餌のアジを確保しているのに・・(笑)
30尾程アジを確保したところで、沖は無理だし、丁度、クロ(メジナ)釣りの時合とのことで、即移動!!
到着後、早速、持参した仕掛けで浮流しを始めると、早々にF氏に良型クロがヒット!!
ここのアベレージサイズであるが、堤防や近場の磯釣りではなかなかお目にかかれないサイズにF氏も大喜び!!
いよいよクロの入れ食いタイムに突入か、と思われたが、その後はウマズラハギの猛攻に会い、肝心のクロはF氏が
小型をポツポツ追加した程度で私はウマズラのみでクロはボウズ・・(涙)
潮が緩くなったところでクロ釣りを見切り、朝食を取り、マダイ釣りのため移動することにした。
マダイ釣りのポイント近くで、少しジギングを試みたが、まだ潮の動きが悪く不発・・。
そこで、早速、マダイ釣りを始めることにしたのだが、今回のポイントは前回のポイントとは少し異なり、仕掛けも
大掛かりのもので、1m以上ある浮流し用の70号の大浮に天秤、3本針。これを専用ロッドに電動リールを用いて
の本格的な浮流しである。
私は、この手の釣りは苦手意識があるので、ジギングしたりタイラバしたりしていたが、アンカーリングのため、
船が流れないので厳しすぎる・・・。
そんなこんなしていると、浮流しをしていたF氏に良型のイサキが連続ヒット!!
それならば・・と私も、同じ仕掛けで浮流しを始めると、しばらくして私にもイサキがヒット!!
ちなみに、浮流しの間、退屈なのでタイラバをしていたところ、小型のマダイがヒット!!
その後も、もう一尾ヒットしたが残念ながらバラシ・・。アンカー打っててもタイラバでマダイがヒットするとは
ビックリであった。
その後、アタリが遠のいたため、船を若干、深場へ移動させてアンカーで固定。
ガイド役の陣内氏は、ここで昼寝をすることに・・。
すると、しばらくして私の大浮がボッコリ沈んだ!!慌てて巻き取るが、かなりの大物の手ごたえ。
F氏にタモで掬って貰ったのは大型のクロであった。
手尺で50cm弱の立派なサイズ。帰りに実家にあげたので重さは量っていないが、おそらく1.5kgから2kg弱はあったのでは
なかろうか。
最初は大きさから尾長グロかとも思ったが地グロである。この辺りでも地グロのこのサイズはなかなかの大物である。
すると、今度はまた私に大物がヒット!!
今度の魚は2.3kgのマダイであった!!
さっきまでの不振が嘘のようで、いきなりの大型2連発で気分は最高潮となった。
すると、今度はF氏がマダイのダブルヒット!!三本針仕掛けなので、たまに、このようなこともあるそうだ。
この後は小ダイ等がポツポツ釣れた程度で終了。
いよいよ夕マズメに突入で、ミズイカ(アオリイカ)釣りの始まり、始まり〜♪
メインは、活アジの泳がせによる浮流し。仕掛けは当然リュック針である。
私は、いつものスタイルで、浮流しをしながらサイドでエギングである。(爆)
まずは、エギングで400〜500gサイズを2杯ゲットしたものの、後が続かず、月が出てからは活アジの泳がせばかり
ヒットが続いた。
サイズ的には、700〜800gがアベレージサイズで、キロオーバーも時折ヒット!!
今回は、リュック針の釣り方を大分理解したようで、面白いようにヒットした。
コツは、浮が沈んだら、ゆっくりとナイロンラインの糸ふけを取り、ラインの弛みが無くなったところで、
4号竿を全力で振りぬきアワセを入れる。この時のスイングはバッティングセンターで高速球を打ち返す程の
素早く、力強く、というところである。アワセが弱いとフッキングしないのでバラシが多発する。
くどいようだが、とにかく力任せのアワセがキモである。
陣内丸でのイカ釣りが始めてのF氏は、なかなかコツがつかめず苦戦・・。
やっとヒットしたと思ったら、なにやら引きが強すぎるようだ・・。
釣れたのはブリであった。(笑)リュック針では魚も釣れるところが頼もしい。
その後は、F氏も粘ってミズイカを2杯ゲット!!
私は、この夜11杯のミズイカをゲット!!MAXは1.5kgで、キロオーバーを4〜5杯といったところか。
その後、4時間程仮眠を取った我々は、朝マズメに期待のミズイカ釣りを再開したが、何故か不調で、数回浮が
沈んだだけで完全に明るくなってしまった。
ここで、F氏が陣内氏と交代したところ、陣内氏の浮が素早く沈んだ。こんな沈み方をするのは魚である。
「この引きはヒラスズキばい!」と言って陣内氏がファイトしいてると、沖でエラ洗いをするヒラスズキが現れた。
上がったのは丸々と太った良型のヒラスズキであった。
前回もヒラスズキが釣れたし、夜もブリが釣れた。リュック針はなかなか良い仕事をしてくれる。
私はというと、例により、浮流しをしながらエギングをするもヒット無し。
そこで、タイラバをしたところ、一発で25cm程のアカハタがヒット!!
二投目もアカハタがヒットしたが、今度のはキロクラスのボチボチサイズ。
調子付いた私は、直後にまた同サイズのアカハタがヒット!!
アンカー打っての釣りなのに、何という釣れっぷりか。まともに船を流してタイラバをやったら、二桁は
間違いなく釣れるであろう・・。
朝の時合も過ぎたところで納竿とした。
で、下二枚の写真と2.3kgのマダイが今回の釣果である。
陣内氏は、サポート役で殆ど釣りをしていないので、実質二人での釣果である。
ミズイカはトータル13杯。陣内氏が参戦していたら、倍は間違いなく釣れていたであろう・・。
で、これらの釣果を私とF氏で山分けしてお土産にした。大漁!大漁!
ちなみに2.3kgのマダイと、陣内さんが前日に釣って別の生け簀に入れていた500g位のクロを貰って、
先日、購入した「活かしバッカン」に入れてブクブクを二機搭載して車で輸送してみた。
これが、自宅に帰って開けたところである。本渡の実家へ寄り、魚を分けたりしたため4時間以上経過していたが、魚は二尾とも
ピンピンしていた。
また、心配していた水漏れも無く、完璧な輸送であった!!
これからのメバルシーズン含めて楽しみである。
ところで、私が持ち帰ったミズイカはこれ。小さいのが3杯いるが、アベレージは左と右のサイズで、
右から2番目が、今回最大の1.5kgであった。