菊池川水系ヤマメ
(2011.3.1)
 今年も会社の先輩Jと解禁のヤマメ釣りに出かけた。
 今年は前日から雨が降り、気温も暖かかったことから期待していた。
 私は毎年、新しい釣り方等を考え出しては、これを最初にやってロケットスタートを切るつもりなのだが、これまた毎年、 何らかのトラブルが発生し、先にJ氏に10匹程釣られてから釣りを開始している・・・。
 今年は、ルアータックルオンリーで餌とルアーをやる予定でいた。(予備として、餌釣り竿も持参していたが・・)
 まずは暗いうちはルアーは追わないだろうと思い、餌釣りから始めることにした。
 この仕掛けは、ルアータックルのリーダーの先にハリス止、ハリス、針といったシンプルなもので、これにガン玉を適材適所でセットするのである。
 今年もJ氏が先にベストポジションに入った為、私はサイドからキャストしようと岩を移動していたところ、ラインが グチャグチャになっているではないか・・・。まだ1投もしていないのに・・。
 かなり重症なライントラブルで、仕方なくPEから切ってリーダーから組み直すことになった。(涙)
 その間、J氏はポンポンと快調に釣っている・・・。また今年も出遅れてしまった・・(涙)
 ところが、リーダーを組んだ後、ハリス止が見つからず必至に探していたが、時間が経過し、辺りも明るくなってきたため、 急遽、ルアー(スプーン)をセットし、キャスト開始・・。
 とりあえず釣りが始められてホッとしたのも束の間、活性が低いのか、バイトはあるものの、なかなか乗らず、 数投目にようやくヒット!!
 バラさぬよう、ネットで掬い無事キャッチ!!とりあえず写真をパチリ・・
  
 すると、ちょっと模様が違う・・ウッ、ウグイだ・・。
 この期に及んでウグイかい・・。その間も横でJ氏は快調に釣っている・・・。焦る〜・・。
 次のキャストでまたヒット!!
  
 今度は本命であった!!
 それからは、昨年程では無いものの、私もポツポツと釣れ出した。
 ただ、キャスト毎にバイトはあるものの、今年はイマイチ乗りが悪い・・。
 そこで、スプーンからミノーに替えてトゥイッチを入れてリトリーブしたところ、これもミスバイトが多く、 ヒットしてもバラシの連続・・手元で連続3匹落としたため、ミノーを止めて、再度、スプーンに交換。
 すると、ミノーのトゥイッチで魚がスレたのかバイト数が激減してしまった・・。
 仕方無くルアーを止め餌釣りにチェンジ。
 タックルはそのままで、先だけハリス止〜ハリス〜針に交換。
 すると、早々にヒット!!
  
 心配した飛距離も、それなりに出せるため、これなら釣りも成立する。
 その後は、この釣り方でポンポンヒットしたものの、しばらくすると流石に場荒れしたのか、少しずつアタリも遠くなった。
 大方、釣り切った感があったので、一旦、車まで戻り、J氏と釣果を比較したところ、私が20匹でJ氏は30匹。やはり出だしの つまずきが大きかった・・。
 J氏は満足したのか、帰ろうと言っていたが、私がまだ釣り足らないため、結局、上流部を少しやることになった。
 すると、ここで工作員らしき車が来たため、慌てて「上流部の下流側の淵から攻めましょう」と言って、準備しているJ氏を 置いて先に沢を下りていった。
 その淵でスプーンをキャストすると、まだ人が入っていない様子で、わなわなと何匹ものヤマメが追いかけて来た。
 こりゃシメタ〜と思ったが、バイトはあるものの、なかなかヒットせず、4投目でようやくヒット!!
  
 その後、数投でもう1匹追加したものの、イマイチヒット率が低いので、禁断のスピナーをキャストしたところ、今度は 一発で食ってきたが、やはりスピナーをキャストすると場荒れが激しく、この後、活性が急激に低下して、まったくルアーを 追わなくなってしまった。(天然に近い奴は3投でルアーを追わなくなるが、普通、養殖魚の放流後間もない奴は延々と追ってくるものだが、 スピナーをやったら、バッタリ後が無くなってしまった。)
 ここで私が、どうしても試してみたかった釣りを実施。
 それはアイスジグである(爆)。
 海のメバル釣りで有名になったルアーであるが、もともと北欧の湖等で開発されたものと聞くので、 ヤマメにも効く筈と思っていた。
 キャストしてツンツンしてみると、やはり、わなわなと魚が群れて来て、盛んにバイトしてくる。
 ところが、ツンツンの間の短いフォール時にバイトするのだが、なかなかヒットまでは至らず、たまにヒットしても、 掛かりが悪くバラシが続く・・。
 やっと1匹キャッチしたところで根かがってしまって、この釣りもおしまい。
  この後は、ルアータックルのまま餌釣りにチェンジし、ポツポツと追加して、20匹程追加したところで、崖の上からJが私を 呼ぶ声が・・・。
 何でも、私が待っていた淵には来ず、その上流から上を釣り歩いて20匹程追加したのだとか・・。
 とりあえず、私も一旦引き上げることにしたが、パンを食って、釣果を確認したところ、J氏50匹、私39匹。
 私的にキリが悪いため、帰ろうというJ氏を30分だけ待たせて、再度、沢を降りて少し追加することにした私は、J氏が攻めて 好調だったという瀬を叩いて4匹追加したところで納竿とした。
  
 結局、この日の私の釣果は43匹。
 昨年と同等の釣果だが、今年は結構、苦労したせいか、イマイチ釣った感が無い・・。
 ただ、収穫だったのは、餌釣りでもルアータックルで十分勝負できたことか。

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