久しぶりにアオリイカ釣り革命リュック針を開発された
陣内氏の船に乗せて貰うことになった。
陣内氏は同じ会社の先輩だったが、今春、定年退職され、第二の人生として憧れの漁師生活を始められている。
最近、釣りに行っていなかった私はストレスで大漁を味わいたくなり、陣内氏にお願いして、同じく会社の釣り仲間N氏と二人、
乗船させてもらうことになった。
狙いは少し旬が過ぎた感があるイサキとこれからが旬のアカイカ(ケンサキイカ)を夜釣りメインで狙い、合間を見て、タイラバ、
インチクでハタ類を狙う予定である。
まずは昼過ぎに牛深へ到着後、餌と大量の氷、酒?(笑)を買って、いざ出港!!
とりあえずイサキとアジが好調というポイントにアンカーを打ち、網カゴ、天秤、40号の胴付き錘にハリス(フロロ)5号・2m、針・伊勢尼11号の
1本針という仕掛けで、沖アミを少なめにカゴに入れ、同じ沖アミを付け餌に釣り開始・・。
しばらくして私にアタリがあり、上げてみると手の平大の尾長グロであった。
その後、ポツポツと同サイズの尾長グロがきた後、良型の尾長グロを2匹ゲット!!
しばらくしてN氏が本命のイサキをゲット!!
イサキは群れで回遊しているので、撒餌を切らさず打つことが大事だが、1匹釣れれば後は釣れ続くので安心である・・・。
ところが、何故か後が続かず、しばらく粘って、場所移動。
その後、こまめに場所移動を繰り返すも、何故か群れに当らず不調・・・。
そうこうしているうちに夕マズメのゴールデンタイムに突入。
陣内氏もこれからが本番、間違い無く釣れる・・と言ってくれるが、何故かこの日は不発・・。
周りの船も増えてきたものの、どの船も上がっていない様子・・。
陣内氏の知り合いの船も来て、その方は水中ライトまで照らして釣るもアジ、イサキ共に5匹とか・・。その間、我々は0。
ここで、陣内氏はこのポイントを捨て、大きく移動することにした。
幸い、この日は凪で、そよ風程度に北風が吹くベストコンディション。かなり沖まで出ても船は安全だし、北風の微風で涼しく釣り
が出来る。
船の方であるが、陣内氏の必死のポイント探しのお陰で、数ポイント目にして、魚短に良い反応があり期待できそうなポイントへ
到着。
一投目からイサキが掛かり、その後、ポンポンと釣れ続いていった・・。
ここで、陣内氏も一安心。宴会タイムに突入した(爆)
宴会しながら釣りが出来るというのは、夜釣りの特権である。
楽しく馬鹿話、釣り談義をしながら釣れ続く・・最高に幸せを感じる時間であった。
時折、良型のマサバ、ゴマサバもヒットして、これまたラッキーである。
唯一不発なのがアカイカである。直前の釣具屋の情報で、前夜、イカ釣りで出かけた船がボウズだったと聞いていたので、
あまり本気ではなかったが、一応、沖竿で専用のスッテ仕掛けを投入していたものの、やはり不発であった。
ひとしきりイサキを釣ったところで、1時間程度仮眠を取って、また朝マズメ狙い・・。
陣内氏の言葉通り、朝マズメは35cm以上の良型が入れ食いとなった!!
ここで突然、私に激しく突っ込むアタリがあり、ドラグを効かせて慎重にやり取りして上げると、なんと魚はシマアジである。
しかも、丸々と肥えた1.5kg程度の良型であった。
しばらくして、また、同じアタリがあり、今度も慎重にやりとりをして上げた魚は2kgのこれまた丸々太ったシマアジであった。
その後、隣で釣っていたN氏にもシマアジがヒットしたものの、残念ながらラインブレイク・・。
イサキの入れ食いでハリスが痛んでいたとか・・。朝マズメは不意な大物がヒットすることがあるのでマメなチェックと交換が必要
ということは、本人も分かっているのだが、夜釣りの疲れで、ついそのままやってしまったとか・・。う〜ん、残念。
イサキも入れ食い、シマアジも釣れるという願ってもないチャンスであるが、ここで餌が無くなってしまった・・(涙)
でも、イサキはかなり釣ったので、まっ、いいか〜。
陣内氏は、これで帰ると思ったらしいが、私からのお願いで、帰る前に、タイラバ、インチクでハタ類を狙いたいので、船をフリー
で流してもらうことにした。
すると、一投目からアカハタがヒット!!
ここからはアカハタ中心に、キジハタ、オオモンハタ、カサゴ、ヒメジ等、根魚類が入れ食い!!
タイラバ、インチクでのハタ狙いは初挑戦だったN氏も、根掛かりに苦労しながらも本命をポツポツとヒット!!
ハマったかな?(笑)
4、5回流してもらっただけで10匹以上ゲット!!(小型はリリース)、1日中やればどれだけ釣れるのか怖くなる・・(爆)
最後に、昼間のメインターゲットと考えていたハガツオ狙いをやったが、これは不発。
近くに来たレジャーボートはジギングで数匹釣っていが、私はジギング、キャスティング共に1度だけヒットしたがバラシで
終わってしまった。
ベイトはかなりいたので、粘りたかったが、陣内氏の都合もあることから、断念して帰ることにした。
ただし、帰りはトローリングしながら・・である。(爆)
しかし、これも1度だけアタリはあったもののヒットまでは至らず、隣でビシで沈めてタコベイトを流していたN氏に
マルソウダが1匹釣れただけであった。
これが、今回、私とN氏二人の釣果である。(今回、陣内氏はサポート役に徹していた。)
ちなみにイサキは前半苦労したものの二人で74匹。その他サバ、ハタ、シマアジと美味しいお土産も釣れて
大満足の釣行であった。