前回の爆釣が忘れられず、また陣内氏の船に乗せてもらうことにした。
今回は十数年間も陣内氏と共に毎週釣りをしてこられた大ベテランで私の高校、会社の先輩でもあるM名人と一緒である。
今回は昼過ぎに牛深集合という、ゆったりした出発で、夕方から明け方までの夜釣り(宴会?)メインの釣行となり、
魚の餌というより、M氏の奢りですき焼きの具材をしっかり買い込んでの出船であった。(爆)
まずは、夜釣りのミズイカ(アオリ)の餌となる小アジ釣りから開始。
流石、陣内氏御用達の小アジポイントで、真昼間というのにあっとゆう間に50〜60尾調達。
その後、前回爆釣したクロ(メジナ)ポイントへ向おうかとしたものの、潮の干満の関係で急遽、
マダイ釣りへ変更しポイントへ向った。
まずはM名人と二人で500g程度のマダイを数尾釣った後に、私に良型がヒット!!
上がってきたのは54cm、2kgの食べ頃サイズのマダイであった。
その後、M名人も1.5k級をゲット。
ところが、その後、更に潮が動き出して期待したものの、逆にアタリが遠くなり夕方になったところでマダイ釣りを終了。
宴会の準備の為、風裏のポイントへ移動・・。
この日の為に、M名人がすき焼きの準備をしてきたとのことで、高級肉等、食材がズラリ・・。
私はというと、その間、何か釣りは出来ないかと陣内氏に尋ねたところ、ここではミズイカの他、ゴマアラ(オオモンハタ)の
良型が釣れるというので、タイラバを始めたが、水深が浅くアンカーで固定されているので数等で終了、異常なし。
そこで、今度はジグヘッドにワームを着けてエギングロッドでキャストとしたところ、一投目にヒット!!
直後にドラグを勢い良く出して魚が走った。ん・・、ヤズ(ブリの子)かと思ったが、長くは走らない。
これがハタならかなりの良型だが・・と思って寄せて来ると、船を見たのか、またドラグを出して潜りだした・・??
ハタなら浮いてくる筈なのに・・と思っていると、ギラリと魚影が光って見えた。
これまた2kgのマダイであった。
ネットで掬ってもらったところで、ポロリとジグヘッドが外れた。よく見ると、ジグヘッドのフックが
大きく曲がって伸びていた。正にギリギリのドラグ調整であったという訳だ。
その後、すき焼きの準備が出来たところでイカ釣りポイントへ移動し、船をアンカーで止めて停泊。
ここで朝まで、イカを釣りたきゃ釣る、飲みたきゃ飲むのお楽しみタイムが始まった。(笑)
ひとしきり飲んで食べた後、私はエギングを開始。仕掛けは流行のティップランエギング。
釣れそうに無いので、淡々とエギをシャクっては止めて・・を繰り返していると300g程の小型がヒット!!
しかし、その後が続かないので、リュック針を使ったアジの泳がせ釣りを開始したが、浮釣りのため暇なので、
置き竿にしてエギングも開始。エギはいつもの松田エギにチェンジ。
私が500g程度を2杯ゲットしたところで、隣でアジの泳がせをしていた陣内氏にミズイカでは無く魚がヒット!!
(すき焼きと焼酎、ワインを飲んで満足され寝込んだM氏のピンチヒッターで陣内氏が釣りをしていたのである。)
ミズイカの外道でヒラスズキがよくヒットするポイントなので、ヒラスズキかと思っていたら、魚が赤い・・。
釣り上げたのは、2.5kgはあろうかという良型アカハタであった。
スジアラならともかく、アカハタのこのサイズは珍しい!!
その後、アジの泳がせ釣りでキロ級のミズイカを抜き上げで海に落としてしまった私にまたヒット!!
またキロ級であったが、今度は確実にネットで掬ってもらって無事ゲット!!
その後、M氏が起きてこられたため陣内氏と交代して、今度はM氏が釣りで、陣内氏がご就寝。私はそのまま釣り続行・・。
ところが、その後、明け方まで粘ったものの、M氏2杯、私がトータル5杯と、今回もミズイカはイマイチであった・・。
朝マズメは、最近、陣内氏がブリを上げたという浅瀬のポイントで、アジの泳がせで青物を狙うことにした。
開始、早々私にヒット!!
ところが、上がってきたのはマトウダイであった。
明るくなったところで、また私の竿にアタリがあったものの、また、マトウダイ(涙)
すると、ここでM氏の竿も曲がったが、これもマトウダイと思って雑に扱っていたところ、魚は
キロアップサイズのヒラメであった!!
その後は、M氏がマトウダイを追加したところで納竿とした。
で、これが今回の釣果。
メインのミズイカは船中7杯とイマイチであった。
それでも、夕マズメと朝マズメに釣った魚はまずまずの釣果といえるであろう。
今回は、昼釣りの時間が少なかったので釣果はいつも程ではなかったが、それでもなかなかの釣果であった。
話は変わるが、マトウダイを今まで誤解していたようだ。
かなり前に料理したとき、臭みがあったことから、これまでは
釣れても他のメンバーに押し付けてきたのだが、内臓を傷つけずに身を三枚に分けると、これが実に美味い。
身はクセも無く、刺身、煮つけ、塩焼と何でもいける。
また、肝、卵は煮つけにしたところ、これまた美味かった。肝は特に美味かった。
ポイントさえ外さなければ、比較的簡単に釣れる魚のため、次は専門に狙ってみたい。