本日の食材: ハガツオ、マダイ、ブリ、カサゴ、サツマカサゴ、キジハタ、アオハタ
[ハガツオの刺身]
身は柔らかいが、甘味、旨みがあり、適度に脂が乗って最高に美味い!そういえばサワラの刺身もこんな感じだった。 この類の刺身は我が家では大人気である。
[ブリの刺身]
4kg前後の魚で、天草では、このサイズもブリと呼ぶ。これは、鯛釣り大会であまり釣れなかったからと言って、 我々の船長(宿のご主人)が天然物を1本くれたため、4人で分けて、ジャンケンで腹身の部分を持ち帰ったもの。
そして、今回は握り寿司をメインにしたいため、寿司ネタに適さない切れ端部分を刺身で頂いた。
養殖物と違って天然物は身が赤いので、見た目でも判断出来る。また、養殖物は餌の原因と思うが、身が薬品的な 風味(感じない人もいるらしい)がするので、すぐ分かる。天然物は、この臭みが無いので美味い。
[マダイの刺身]
白身の中では旨みがあり、上位にランクされる魚であるが、白身の宿命で1日経つと身に歯ごたえが無くなるので、 私的には青物系、マグロ系の次にランクされる。
しかし、白身が好きな嫁等は、こちらの方が美味いという。
[ハガツオ、ブリ、マダイの握り寿司]
右上がハガツオ、左上がブリとマダイ、下がハガツオ、ブリ、マダイ混合のワサビ抜きの子供用。 (端数が出たので一部、二段重ねしている)
最近、刺身が多くとれるときは、握り寿司をよくするが、子供達にも評判で、メインディッシュに なるため重宝する。
[カサゴ、サツマカサゴの唐揚げ]
サツマカサゴ(手前)が釣れたため、船上で毒のある背ビレや腹ビレ等を切除してキープしておいたもので、 小型のカサゴと一緒に唐揚げにした。
カサゴも硬い背ビレと腹ビレを取り除き、よく火が通るように、背中、頭に包丁を入れてから 揚げた。
サツマカサゴはカサゴより肉厚で美味かった。
[アオハタ、カサゴ、キジハタのアクアパッツァ]
今回は煮つけでは無く、アクアパッツァにしてみた。
スープにとても良い出汁が出ていた。
[マダイ・ブリのカマ、マダイの頭の塩焼き]
いつものように、マダイの頭とカマは塩焼にしたが、今回、ブリを貰ったため、カマは一緒に塩焼にした。
基本的に、我が家では、頭とカマは塩焼が定番で、酒の肴にはかかせない。
[マダイのアラで出汁をとった吸い物]
マダイのアラで出汁をとり、吸い物にしたが、個人的に白身魚の吸い物は大好きで、 白身魚が釣れたときは、刺身より吸い物の方が楽しみなくらいだ。
味噌汁が苦手な息子も、これは大好きなようで完食していた。
今回は、食材が鯛、ハタ、カサゴ、ハガツオ、ブリと豊富で、 バラエティに富んだ料理が出来た。特に寿司とアクアパッツァはよく出来たと思う。
我が家の料理も少しずつ変化、進化していきたいものだ。
本日の料理:総評 ★★★★☆