昨年の10月に父が亡くなり、しばらく釣りは控えており、昨年末に再開したものの、
最悪の釣果であった。
その後、年明けからファミリーフィッシングで息子とちょい投げ程度で
竿を出したものの、これも連続ボウズ・・・(涙)
本人としては、これが心機一転、初釣りのつもりでの釣行であった。
同行者は会社の先輩J氏。
今回は、有明海沖のメバル釣りであるが、遊漁船は、この釣りにおいて熊本で
最も実績があると思っている秀月丸であるが、新艇になったばかりのピッカピカで、
52フィートもありカッコいい船体である。
熊本港から僅か20分でポイント到着し、いよいよ釣り開始なのだが、この日は北風が吹き非常に寒い。
また、船中は、3連休の中日だけあって定員10名の満員であった。
開始直前に船長から、最近、活エビよりワームの方が釣果が出ているので、オールワームが良いとアナウンスがあった
ことから、私もエダス5本全てにワームを装着して釣り開始・・・。
一昨日、昨日と大漁が続いていたので期待しての朝マズメであったが、全体的に単発で
思うような釣果が出ない状態で前半戦は過ぎていった・・・。
ところで、この船の特徴的な装備として、デッキのキャビン前方に男性の小便用のトイレが付いており、
フタを開けて用を足す仕組みとなっている。(写真中央)
このため、わざわざキャビン後方の普通のトイレまで行く必要が無く便利である。
話は変わって、私の方の装備としては、今回、初おろしのオシアカルカッタ200HGにPE1.5号8本寄りの組み合わせ。
昨年の私の誕生日に嫁が買ってくれたもので、メインはタイラバ、ライトジギングで使うつもりであるが、コンパクトで
このメバル竿にもなかなかマッチしている。
ところで、釣りの方であるが、上げ潮の満潮前になり、良型がポツポツとアタリだしたが、30cm近くの大型は
船中ヒットせず、25〜26cmをMAXにパラパラと釣れていった。
私も24〜26cmを4〜5匹釣ったところで潮が下げに変わった。
下げに入ってしばらくは船中、中型が釣れていたが、下げ潮が速くなった頃から釣れなくなり、ポイントを
流れが緩い岸寄りに変えて釣るも、なかなかヒットせず苦戦が続いた・・・。
その後、小型の数釣りポイントへ移動し、時間まで数釣りを行うこととなった。
また、この船は各釣り座に海水が出るホースがついており、各々、食器洗い用のトレイとザルがセットで置いてあり、
これに釣れたメバルを生かしておく仕組みとなっている。
最後に、このザルを上げれば水切りしたメバルのみクーラーへ移せる仕組みで、なかなか便利である。
で、これが今回の私の釣果。
全体的に渋かった中で、私は釣れた方。26cmを頭にリリースサイズまで入れて35匹。
今回は渋かったため、唐揚げ用に小型もキープした。
左から、大型はアクアパッツア、中型は煮つけ(一部おすそ分け)、小型は唐揚げにした。
昨年末から新年にかけての最悪の状態から、少しだけ釣り運がついてきたような気がする・・・。