牛深沖でクロ(メジナ)が釣れ出し、イサキも依然、釣れているとのことで、陣内氏の船に乗せて
もらうことにした。
今回も、この釣りが大好きなN氏と二人で乗船したが、最近は餌取りのグルクン(タカサゴ)が多くなってきたため、
夜釣りということで、PM3時に牛深に集合した。
それから、漁協の勝ち割り氷を買おうと漁協まで車で行ったが、誰も居らず買うことが出来ず、深川釣具で普通
の氷と撒餌用の大型アミカゴを買って乗船していたら4時近くになっていた。
また、当日は牛深へ行く途中、山本釣具で40号の浮流し用の大型浮きも購入。
先日、購入した形状記憶合金の天秤と合わせ、自前のタックルは揃った。
(これまでは、陣内氏の仕掛けを借りていた。)
それから、陣内氏の船は撒餌のオキアミで滑るため、厨房用の長靴も購入した。
この船に乗るにあたって、これまでにデッキブーツは滑って駄目で、ラジアルの長靴も購入したが、
これも駄目。結局、一番、格好悪い厨房用の長靴が最も滑らないことが分かった。
最初からこの靴を買っておけばよかった・・・。
何だかんだで、俺もいっぱしのドン臭い餌釣り師になった!(爆)
早速、釣りを開始したが、この日は凪からスタートで、久しぶりにクジラバエで釣りが出来る。
一投目から私の浮きも沈み、良型のイサキがヒットしたが、手前でバラシしてしまった。
ここで、N師は良型イサキを連発し、何故か私の浮きに変化が無くなった・・
どうも縁起が悪いと思っていたら、次第に風が出始め、しかも、風と潮の流れが逆で、、
浮きが船下に潜りだし釣りにならず、これを見た陣内氏はポイント移動を決断。
何でも、昨夜からのお客さんが、明方、良型イサキを連発したポイントだそうで、ここなら爆釣間違い
無し、と太鼓判を押す程の自信有りポイントだそうで、陣内氏はアンカーを打ち、晩飯の支度に入った。
すると、しばらくして良型のクロが釣れ出した。
N氏も良型クロを連発するが、肝心のイサキは互いに小型がポツポツ釣れる程度・・・。
暗くなっても小型イサキにアジが混じる程度で時間が過ぎていく・・・。
そのうちに雨が酷くなり、風も強くなって、横殴り雨が降りつけ、私は撥水加工のカッパを
着ていたが、全身ずぶ濡れで中のパンツまでグッショリ。
スマホで天気予報を見ると、これから明方まで東の風6〜7m吹く予報。
牛深沖は東風なら大丈夫と踏んでいた我々であったが、浅場にアンカー打っての釣りのため、
船ががぶって座っていても危ない状態まで揺れて、釣りどころではなくなってしまった。
これには、流石の陣内氏も撤退とのことで、港に引き返すことにしたが、途中、大時化となり、
「帰れないかも・・・」と陣内氏でも弱気の発言が出る程、やっとの思いで引き返した我々であった。
内海にあるハイヤ大橋の下をくぐった時は、帰ってこれてよかった〜と心底思った。
東風でも6mあると釣りにならないことがはっきりした。前回、北東風6mの時もポイントに入れなかった。
次からは同じ過ちを繰り返すまいと思い、このHPに記載しておく。
結局、朝まで釣るつもりが、短時間で切り上げたため、私の釣果はこれだけであった・・・。
それでも、お土産は確保できたので、最低限の仕事は出来た。
クロの刺身に・・
ヨコスジフエダイ。これまで何度も釣って食べていた魚であるが、今回、何故かシブダイ(クロホシフエダイ)と勘違いしていた。
身が少し柔らかいがクセは無い。刺身は、醤油、みりんで漬にして頂く方が良い。
トビウオ。これは、夜、船に飛び込んできたもので、息子に見せるため持ち帰った。
モチモチした食感は独特で夏の珍味。
嫁が、今度、アジが釣れたらナメロウにしよう、と言っていたのでやってみた。
これが当たりで、家族も大評判であった。
今回も天候不良で、思うような釣りが出来なかった。
次にこの釣りをやる時は、海況を見極めてから出動することを肝に銘じることにする。
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