天草沖イカ&アラ
(2013.9.6-7)
 昨年からcanal君がハマッているイカ&アラ釣りに、私も参戦してみることにした。
 釣り方は、夕方から翌朝3時過ぎまでアカイカ(ケンサキイカ)釣りをして、その後、釣ったアカイカを 泳がせてアラや大型マダイ、青物といった大物釣りをするのだが、マダイ、青物までならイカ釣りの タックルでも何とかいけるとしても、アラが掛かったら一発でやられるとのことで、アラを釣りたければ 専用のハードタックルが必要とのこと。
 そこで、今回、私もそれなりのタックルを準備して望むことにした。
  
 今回の遊漁船は天草二江の竜宝丸。大物釣りで有名な船だが、最近、新艇を購入されたそうで、 快適且つスピーディーにポイントまで移動することが出来た。
  
 この日は台風17号が通り過ぎた後で心配したが、晴天、ベタ凪の絶好の沖釣り日和となった。
 午後5時に出船し、1時間程走ってポイント到着。
 パラシュートアンカーを打って釣り開始。
  
 ポイントの水深は80m前後で、まずは底まで落として、ゆっくり電動リールで巻き上げてくると、殆ど 底でヒット!!
 いきなり良い引きで上がってきたのは胴長40cmUPの良型!!
  
 開始早々、船中、こんな良型サイズばかりバンバン上がりだした。
 電動リールの巻上げ速度は、私のポラリスで2メモリ。
  
 ここのやり方は、釣ったイカは各人に配布された対角線60cm程のトレイに海水を流しっぱなしにしておいたものに入れ、 大型はビニール袋に入れクーラーへ。
  
 胴長20cm前後の小型のみをトレイに残しておき、翌朝、これを餌に泳がせる仕組みであるが、全体的に型が良すぎて、 なかなか餌サイズが揃わない・・・嬉しい悲鳴である(笑)
  
 しばらくすると、棚が上がりだし、水深40〜50mラインで釣れ出したが、何故か、型が段々小さくなってきた。
 そして、水深30〜40mラインで釣れ出した頃には、数も釣れなくなり、しばらくすると船中ポッポッとしか釣れなくなった。
 ここで威力を発揮したのが、餌巻きスッテで、一番下に餌巻きスッテに塩で絞めたコノシロの切り身を皮側では無く反対側を 上にして巻くのが良いそうで、これはcanal君から教えてもらったが、本当によく釣れた。
 しかし、フグにやられて餌巻きスッテをロストした私は、まったく釣れなくなってしまい、仕掛けももつれて3つ用意した仕掛けを 全て使ってしまって、仕方なく、過去に使った幹糸から直接スナップサルカンが付いている仕掛けを使ったところ、それこそ 全く釣れなくなってしまった・・・。
 見るに見かねたcanal君から専用仕掛け「ヤマシタ イカ釣リーダー玄海沖竿電動釣法 枝6号50cm、幹16号200mm間 全長12m 5本組」と 餌巻きスッテ「キーストン製」を譲ってもらい、なんとか復活することが出来たが、ここで約束の3時過ぎになりイカは納竿し、 大物釣りのポイントへ移動した。
 いよいよアラ釣りの始まりだが、今回、専用の大型電動リール「ダイワ タナコンブル758Fe」を購入していた。
  
 ロッドも色々勉強した後に探したが、気に入ったのが品切れで、今回は以前、トカラ用で使用していたジギングロッド (今では堤防マダコ釣りロッドになっている)をセットすることにした。
 ティップが硬いのでマダイ、青物の乗りは悪いだろうが、一気に持っていくアラには影響ないだろうと踏んでいた・・・が。
  
 期待した大物釣りであったが、8時まで粘って、船中マダイ、アオナ、ボッコ等が単発で釣れた程度であった。
 私はというと・・・異常無し・・・。小さなアタリは何度かあったものの、大型のマダイらしき魚にイカを食われた後があったのみ。
 結局、これで納竿となったが、これだけ遊んで料金が1万5千円とはリーズナブルである。
  
 結局、お土産はイカのみで、数は50杯程度。釣る人で100杯近くなるとのことなので貧果な方だが、良型揃いだった ため、個人的には満足であった。
  
 帰りに天草の実家、親戚等に分けて我が家での消費分はこれだけ。
 冷凍庫のタコが減ったスペースにイカを詰め替えたのであった。
 
 それにしても、アカイカは美味い!!アオリに比べ柔らかく甘い。
 来年は気合を入れて行くべし!!
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