湯の児沖タチウオ
(2013.9.14)

★今回の釣行記は、「Field Report」と「Family Fishing」を併用しております。

 今年もこの時期限定のタチウオ釣りに息子を連れて出かけることにした。
 他のメンバーはJ氏一人で、今年はスケジュールの都合でcanal君ファミリーはお休み。
 今年は特に暑かったためか、水温も高く、連日のようにニュースになっているが、魚の生息エリアの北上や、 釣れる魚の時期がずれ込みが気になっており、タチウオもやっと盆過ぎから釣れ始めたらしく、本音では 9月後半に釣行したいところなのだが、遊漁組合に電話したところ、子供が休みの土日祝日は、この日しか空きが無く、 少し早い気もしたが、10月まで延ばすと今度はフグばかりしか釣れなくなる可能性もあるため、ここに予約を入れる ことにした。
 例年通り、我が家を2時半に出発したが、今年はトイレ、コンビニ休憩の時間が少なかったからか、4時には現地に 到着した。
 5時出船とのことで4時45分に桟橋に集合し、簡単な手続きと船割りを済ませて出港!!
  
 まだ暗いうちから照明をつけて釣りを開始するが、なかなかアタリが無い・・・
 暗いうちは水面付近でヒットするとの船長の指示で、中層から表層をジギングするもアタリが無いため、一旦、ボトムをとって 広範囲を探ると私にボトム付近でヒット!!
  
 続いてスピニングタックルに餌仕掛けをセットして、ゆっくりリトリーブしていた息子にもヒット!!
  
 さあ、これから入れ食いか?と思いきや、この後が続かない・・・
 うっすら明るくなり、ベストの朝マズメの時間帯に突入しても船中、ポツポツと私だけヒットする程度。
 かなり時間が経ってからJ氏にも待望のヒット!!本人曰く、「今日はボウズかと思った・・。」と言わしめる 最悪の状態で、船長も殆ど釣っていない・・・。
  
 そんな中、私だけポツポツと釣ってはいるものの、連発する程も釣れず、結構、厳しい釣りとなった。
  
 朝3時間のみの釣りで、8時沖あがりとなっているが、この日の干潮が8時半なので、潮が緩み出し 更に状況は悪化していった。
 残り1時間を切ってから、あまりの釣れなさに、「僕もジギングする」と言い出した息子にシャクリのテンポを レクチャーしていると、しばらくしてコツを掴んだようで、いいテンポでシャクれるようになってきた時にヒット!!
  
 よく引くのだが、どうもタチウオではなさそう・・・我々がそう話していると、魚が見えてきた。
 釣れたのはヒラ43.5cmで、スレとはいえ、初めて釣れた魚でとても嬉しそうであった。
  
 その後、直ぐにアタリがあり、今度もいい引きで上がってきたのは、今日の釣果で一番大きいタチウオで大喜び!!
  
 しかし、この後は風が出て船はいい感じに流されるものの、潮止まり前で活性も低く、まったくアタリが無いままタイムアウト。
 息子はタチウオ2尾にヒラ1尾。J氏も不調で2尾のみ。船長ですら7尾。
 そんな中、私は船長超えの10尾。
 結果はたった10尾であるが、同じ条件の中での、この差は大きい。
 TV、雑誌で紹介しているタチウオのジギング理論を全く無視したオリジナル理論を持っており、近年、この釣りには 自信が付いてきており、人に負ける気がしない。 
  
 J氏と分けて、我が家に持ち帰った分がこれだけ。
 近所に住む嫁の実家にお裾分けした後は、全て我が家で消費した。
  
 大型は刺身にしたが、意外にも息子がパクつき、かなり食っていた。嫁も元々タチウオの刺身は好物で、あっと言う間に 平らげてしまった。
  
 残りは定番の塩焼や
  
小型は唐揚げにしたり、
  
南蛮漬けにした。
  
 また、ヒラは小骨が多いため、今回は三枚に下ろして、塩で3時間シメた後、冷蔵庫で酢に1日漬けてシメてみた。(本来しめ過ぎなのだが)
 が、やはり酢でしめても小骨が多く硬い
 煮ても焼いても食えない、とはこのことか・・・(涙)
 それでも、嫁と息子は美味いと言って食っていたが・・(爆)
 それにしても、温暖化の影響等で、タチウオ釣りも厳しくなっているようで心配だが、来年こそは爆釣を期待したい。
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