深海沖ジギング、タイラバ
(2013.9.27)
 近年、天草深海の鯛釣り大会に参加している我々会社の釣り仲間は、大会に参加するにあたり、 前日から深海入りしてレンタルボートを借りてジギング、タイラバ、一つテンヤ等の五目釣りをする のが恒例となっており、今年も鯛釣り大会前日、早朝に深海に集合することとした。
 前夜、本渡の実家に宿泊した私は、早朝、1時間程で深海に到着し、睡眠時間も確保出来、 体調万全で深海入りすることが出来た。
 最近の深海の状況は、ヤズ(ブリの子)の群れが入っており、ヤズを中心に4〜5kgのブリ、カンパチが 釣れているとのことで、我々も早速ポイントへ向った。
 すると開始早々、操船しながら釣っていたcanal君に大型がヒット!!
 ラインをかなり出し入れしていることから、かなり大物と判断出来るが、どうも青物のスピードはなさそうで、 おそらく5kg以上のマダイではないかと皆で話していた。
  
 操船を私が代わり、他のメンバは釣りを止め、魚とのファイトに集中する。
 かなりのファイト時間が経過し、魚の動きも落ち着いてきたところで、なんと痛恨のバラシ・・・。
 何でも、ヒットの瞬間、一気に持って行ったのでアワセを入れる暇が無かったとのことで、かなり悔しがっていたが、 我々も姿だけでも見てみたかったと、船中、意気消沈してしまった。
 気を取り直して、ジギングを再開した我々は、ポツポツとヤズがヒットし出したものの、スパンカーが無い我々の船は 船団の中には入れず、”おこぼれ頂戴”的なイメージの釣りで、地味に釣っていくこととなる。
  
 私もやっとヒットしたと思ったら、魚はハガツオであった。こっちの方が嬉しい!!
  
 その後、私はヤズを2尾追加!!
  
 大型魚をバラした後、苦戦していしたcanal君も、ジグを得意のメタリックサーディンに替えた途端、ヒット!!
 いつも言うけど、canal君、このジグ意外、使う必要は無いと思うんだけど・・(爆)
  
   潮が緩んできたところで、船団も散り、我々もジギングは諦め、次なるターゲット、マダイを求めてポイントを移動。
 各々、タイラバや一つテンヤでマダイを狙うと、ポツポツと小型のマダイがヒットし始めた。
 これは、J氏とのビクトリークロスでのスナップのつもりだが、腕のねじりが足らず失敗。(私の魚が大きいのだが、逆に見える(笑))
  
   その後、ワーム等でカサゴ等の根魚を狙い、皆、一様にお土産を確保したところで、深場の曽根に移動し、一つテンヤでマダイ、根魚を 狙うことにしたが、ここで私にブルル・・としたアタリで小魚がヒットした。
 ブルブルと小刻みな首降りで、おそらく魚はベラのようで、釣り上げていると中層で突然、ロッドが絞り込まれ、ドラグが 凄い勢いで滑り出し、ラインがどんどん出ていった・・・????
 「うわ〜〜鮫が食った〜」と言って、雑にファイトしていた私に、canal君が、「分からんよ、慎重に、慎重に・・」と、本心は 鮫と思っていたクセに言うので、私もどの位の鮫か、姿だけでも見てやろう、と慎重にファイトし、浮かせてみると、何と、 魚は大型マダイであった!!ラッキー!
  
 これが今日、釣れるかね〜。明日だったら優勝の可能性大なのに〜。(笑)
   釣り上げると、肛門から腸が出ていたので、引っ張り出したところ、ズルズルと引き出されて、殆どの腸が出てしまい、お腹がペタン となってしまったので、計量はしなかったが、おそらく3kgUPのサイズだったと思う。(写真は前に出しているので5〜6kg に見えるが(爆))
 その後、潮が変わったところで、canal君の要望で、再度、ジギングで青物、マダイ狙い。
 すると、私に良型のキジハタがヒット!!
  
   時間も夕方前になってきたところで納竿とし、レンタルボートからの五目釣りを終了した。
  
   これが、本日の私個人の釣果であるが、昨年に比べ根魚の数が少ないが、これは乗船者が4名と多かったことと、 根魚タイムに操船していたことが原因である。根魚がもう少し欲しかったな。
 宿に帰った我々は、風呂に入り、いよいよお楽しみの宴会である。
 毎年、我々のために豪華料理を出してくれる民宿の女将さんに感謝である。
  
   まず、テーブルセンターにマダイ、カサゴ、ヤズ、キビナゴの刺身!!
 この宿の料理は、漁師をしている親父さんが釣ってきたもので、当然、天然物。
 これだけでも凄いのだけど・・・
  
   各人には、会席で、イセエビの刺身、マダイの塩焼、ミズイカ刺身、アジの南蛮漬け等、食べきれない程の量だ。
  
    こんな豪華な料理を肴に宴会が出来るなんて幸せである。
 皆、毎年、これが楽しみで遠方から来ているのだ。(笑)
  
   イセエビの刺身を食べた後は、頭を回収して、今度は味噌汁にしてくれる。
 これが、また上手い。頭は半分に割って残った身も食べられるとのことだが、今回、頭に身が残っていることは、 初めて知った。これまで、もったいないことしていたな〜。
  
   宴会風景。左のH氏からは焼酎の差し入れがあり、今年は「佐藤 黒」で、昨年も「佐藤 白」を提供してくれた。
  
   さあ、明日は鯛釣り大会!!今日のような大物目指して頑張るぞ!!
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