有明海メバル
(2014.1.17)
 2014年の初釣りは、息子と済ませて(ファミリーフィッシング参照) いたのだが、ちょい投げ感覚の釣りで、釣果もショボかったので、これが実質的な初釣りということになる。
 本当は、この日に陣内氏の船に予約を入れており、牛深沖でクロを釣る予定だったのだが、 直前に船を瀬に乗り上げてしまったとかで、点検のため遊漁は中止となった。
 とはいえ、前日の天気予報では、この時期珍しいくらいの晴天で風も穏やかなので、急遽、メバル釣りに変更したのだが、 陣内氏の船を一緒に予約していたcanal君が、「メバル釣りなら行かない」と言うので一人で釣行することにした。
 今回の船は、熊本新港からの船では無く、上天草市の大矢野の船にした。
 最初は、熊本新港の秀月丸に乗ろうとしたのだが、この日が休船日となっており、そこで、同港の連絡船に連絡したところ不出で連絡が取れず、 久しぶりに大矢野からの船に乗ることにした。
 私が熊本新港の船に乗りたい理由は、ポイントが型、数共にメバルの魚影が濃い島原東海岸沖であることと、私の住む合志市からの 移動を考えると、大矢野に比べ熊本新港は1時間以上も短縮出来、朝が楽な上、帰りも早いことがあげられる。
 ということで、深夜に移動して船に乗り込んだのだが、今日のポイントは、今シーズン初の南島原沖を叩いてみるとのことで、期待が持てる。
 以前はこの船で南島原沖へ行って大型のメバルが釣れていたのだが、イワシ餌を使っていたため、たまに禁漁期のヒラメが釣れてしまい、 地元の漁師とトラブルになったとかで、近年、釣行を控えていたとのこと。
 ところが、今回は餌のイワシが入荷していないとのことで、オールワームで狙うことになり、ヒラメがヒットする確立が低いため、南島原沖 へ行ってみることになった。  
  
 期待した南島原沖であったが、各ポイントを丁寧に探っていくものの、型、数共に出ずに、よもやの撃沈・・・。
 天気は良く、海も凪なのだが、アタリが遠い・・・
  
 かなり粘ったがメバルの反応が薄いため、上天草周辺のポイントまで引き返して釣ることになった。
 すると、型は小さいものの、数はポツポツと釣れ始めた。
  
 ところが、こっちのポイントは地形が複雑な上、ボトム付近でしかヒットしないため、根掛かりが多発して仕掛けのロストが半端ではない。
 仕掛けを交換して1投目の着低と同時に根掛かり、というパターンが何度あったことか・・・。
 多めに仕掛けを持って来たため、何とか最後まで釣りを継続させることは出来たが、過去に無い仕掛けのロストとなった。
  
 で、これが本日の釣果であるが、左向きの魚が私が釣った魚で、右向きが船長から貰った魚である。
 私を含めお客の釣果は大体こんな感じであったが、船長は型こそ出なかったものの、メバル、カサゴの数は凄く釣っていた。
 7名の乗り合いとなった今回、お客にこれだけのお土産を分けられる程釣っていたのだから、腕の違いは歴然としている。
  
 ちなみに、上の写真が今回ロストした仕掛けのパッケージであるが、二組セットもあるため、合計12セット使ったことになる。
 これと同等の鉛もロストしているのだから半端なロストではない。
  
 仕方なく、帰りに釣具屋に寄り、上の仕掛けを追加購入して帰ることとなった。
 厳しい釣りであった。
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