緑川シーバス
(2002.7.27)
 台風9号と11号の合間を縫っての釣行。先月、OCEA FREEMAN S97MSを購入後、宮崎 遠征から先週までの間、実は一度もシーバスをキャッチしていない。バイトは二桁以上あるのに..。先週は やっとヒットさせたものの、追い合わせ時に身切れ。大半の原因はティップの硬さだと 自分では分析している。(バットの張り、キャスト時の振りぬけの良さ等はベストなのだが..) 私の通常テンションでのリトリーブでは魚がルアーを吸い込みきれないのだ。 トゥイッチ等で抜きを入れたタイミングならなんとかなりそうだが、常々このリトリーブばかり というのも考えものだし..。苦肉の策でラインをファイヤーラインからナイロンに変えてみようかと考えていたところ、 近所の川浪氏がパームスSurfstarSGP-96Mを購入したため、これを借りてみることにした。
 もともと、このロッドを買う予定だったのだが、なかなか入荷しなかったため新製品の OCEA FREEMAN S97MSを購入したものだった。今回は比較の意味もあり、ラインはそのままで ロッドのみ換えてみることにした。
 さて、川の状況であるが、台風9号通過の影響で水量が増し、上流の水草等のゴミが大量に 流されてきており、濁りもきつい。
 ゴミとゴミの間を縫ってキャストするのだが、やはりゴミが引っ掛かかってくる。
ルアーは、一通りハンマー、コモモ、タイドミノースリム、メケメケ等やってみたが、バイト も無く、シーバスのライズも無い。
 それにしてもロッドは私の理想に近い。張り、キャスト時の振りぬけの良さ、リトリーブ時のティップ の感触、それから緑川のマイポイントにマッチした9.6fという長さ...。やっぱ、これにすればよかった、と ぼやいているとヒット!!

 表層で反応が無かったので、ルアーは、バイブレーションプラグにしていた。ロッドの感触を確認 しながらファイトしたが、やはりMタイプはバットパワーがあり簡単に魚を制御できる。ロッドの 曲がり具合も私のドラグテンションにマッチして丁度良い。
 魚をテトラ際まで寄せて無事にハンドランディング。計測すると73cmながら上半身に厚みがあり、 ナイスプロポーションのシーバスであった。
 ところが、ここまでは良かったのだが...。うっかり自宅にライトを忘れてきてしまって、 月夜の為うっすら見えるのだがフックまではよく見えない..。うかつにも素手でフックの位置を確認 しようとしたところ、魚がバタつき、左の親指にフックがブスッと刺さってしまった。しかも深く。 痛て〜!!幸いフック は抜けたものの、親指は血だらけ(-_-;)。その後、今度はプライヤーで魚からフックを外そうとしたのだが、 ライトが無いためよく見えず時間がかかってしまった。
 魚をリリースすべく、下顎を持って八の字を引くが、なかなか蘇生しない。それでも粘り強く八の字 引いていると、やっと自分から泳ぎだした。やれやれである。
 その後、ポイントを移動したのだが、親指の傷が気になり退散することに..。
 しかし、パームスSurfstarSGP-96Mは良かった。やっぱ、中古でいいので買おうかなー。



 
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